国語(現代文)の勉強方法(7)大学受験勉強国語ハイレベル編

(6)大学受験勉強国語継続編 http://wp.me/p6S43T-dw で述べた「現代文へのアクセス 基本編」でも足りない受験生は,今一度現代文の配点=特に総点に占める割合=を確認した上で,上級の学習へ進みます.

現代文のハイレベル学習は,先ず必要な概念や語彙を獲得する事から始めます.推薦教材は,「ことばはちからダ!現代文キーワード」(河合出版) https://www.amazon.co.jp/dp/4877256113 がこの段階での標準レベル,「小論文を学ぶ―知の構築のために」(山川出版社) https://www.amazon.co.jp/dp/463407110X/ が最高レベルです(※ここで,必ずしもレベル表示にとらわれる事なく,あくまでも各自の学習に必要な分の教材を選択する事に注意します).いずれも,最終的には各成書の内容を「自分の言葉として書き出せる」ようになる事を意識して学習使用して下さい.

 

概念・語彙の修得を通ったら,「入試現代文へのアクセス 発展編」(河合出版) https://www.amazon.co.jp/dp/4777213595/ を使用して演習を行います.ここでの得点率は,75%程度に達していれば,並大抵の受験生にとっての国語現代文としてはおおよそ完成水準に近いと言えるでしょう.後は過去問演習・研究・傾向対策に接続します.

 

これでも国語現代文の学力(得点力)が足りない受験生は,本当にそれ以上の学習が必要か総合的に確認(先んじて傾向対策を含む)した上で,「入試精選問題集7 現代文https://www.amazon.co.jp/dp/4777208311 <「得点奪取現代文 記述・論述対策https://www.amazon.co.jp/dp/4777210405/ < 「現代文と格闘するhttps://www.amazon.co.jp/dp/477721785X/ (以上,河合出版),あるいは,「現代文のトレーニング 必修編 https://www.amazon.co.jp/dp/4860661044記述編 https://www.amazon.co.jp/dp/4860662040/ 」(以上,Z会出版)を用いて学習して下さい.ここまでくれば,殆どの大学入試現代文で十分な得点が取れるはずです.

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