大学受験相談募集をしてみてあらためて分かったこと

●大学進学を念頭に置いている高校生は,必ずしも志望進路を明確に決めているものではない.
●にもかかわらず,進学校に在籍している上に受験学年になったら予備校へ通い始める人はかなり多い.
●原因を詳しく訊ける機会に訊いてみた限りでは,「なんとなく不安だから」という事情が介在している模様.
●なお,予備校在籍に係るコストに関する親(出資者)の意向は今一つ明確でない.

そりゃ,「スキマやり逃げ商売」も成り立つわな…と思う次第ですが(なお,当方は教え子の大学卒業後の進路までデータをとって反省に生かしております),何なんでしょうか,社会不安なんでしょうか.

河合塾Kei-Net 2021年度大学入学共通テスト特集 国公立大 全体動向
https://www.keinet.ne.jp/center/analyze/koku.html

これを見ると,この御時世に及んでなお医学部の人気が高い事が分かります.
…現在の受験生の世代からすると,医師業現役の間に「医者余り」に出くわすと人口動態統計的に予測されている訳ですが,オンライン化で各大学の「ブランド」のメッキが剥げていく中で,こと「医学部ブランド」はなにゆえ健在なのでしょうか.あるいは,この期に及んでなお何も考えていなかったりするのでしょうか??

あ,ちなみに,受験相談は随時受け付けております.無償(ペンネームと共に記事公開されます)/有償(非公開)のいずれかを御選択の上, nlimeblizzam【at】hotmail.com まで.

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