教育とCBTとサブスクリプションについての概観

偶々大学入試におけるCBTについて調べていたら,ジャスト昨日に提供された文科省の資料が見つかりましたー:

大学入学共通テストにおけるCBT活用に関する検討状況
https://www.mext.go.jp/content/20210216-mxt_daigakuc02-000012828_3.pdf

まぁ,その,元々は「教育におけるサブスクリプションモデルの導入」について調べていたのですけれども.

サブスクリプションについては,以前の生徒募集記事でも触れていましたが,「公正妥当な対価」を実現する為の一歩として機能するものと期待している次第です.近著によれば,「イニシャルコストを無くしてランニングコストに全てを充てた」モデルであるという事で,これは楽しみであります.
尤も,日本の教育産業(公教育を含む)において,果たしてどれほど進捗するかは全く不明ですが.

また,以前記事でも触れていましたが,成書を「読みつぶす」に相当する事が,サブスクリプション的モデルでは一体どのように実現可能なのかどうかも,個人的には気になっております.「書き込み」についてはとっくにPDFその他の各種デジタルフォーマットで実現されていますが,こと「やり尽くす」形の学習については如何?と.
とは言え,「そもそもそんな学習が将来にわたって必要なのか」と問えば,より根源的な話になるのかもしれませんけれども.

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