#国公立大学2次試験 (個別学力試験)の出願が始まりましたね

Twitterのタイムラインなどを眺めていると,既に「決意」した受験生の表明もちょくちょく見られますが,全く以て正しい判断と存じます.どうせ出願ギリギリまで迷っても時間を消費するだけですから,早目に「決め打ち」して出願を完了し,大学個別試験への対策学習に早々に着手する方が間違いありません.

 

但し,御承知の通り,本年度は大学入学共通テストに「異変」があった為,以下のような注意点が考えられます:

・当初の志望校の予備校ボーダーが厳しい為,予定通り出願するかどうか.
・共テの自己採点結果を予備校ボーダーに合わせて出願校を「下げる」場合,どこまで安全ラインを見積もるか.

 

とは言え,他方では下記引用のような現象も有り得る可能性として織り込んでおく必要があるでしょう:

共通テスト難化 安全志向 国立大2次試験出願スタート
https://www.sankei.com/article/20220124-QJXKLWLH2FMZVENLCC56C4UJAI/

>こうした状況で志願先を変更することはリスクも伴う。河合塾の近藤治・教育研究開発本部主席研究員は「安全策を取って変更した先の大学や学部に新たに志願者が集中し、倍率が上がって結果的に危険策となってしまう恐れもある」と指摘する。

 

なおここで,上記引用内容の「逆」を狙って「志望校を上げにいく」といった判断は,一般論としてはおススメ致しかねます.それこそ東大・東工大等のように「2次配点割合が極端に高い」大学学部を選択する場合なら有り得ますが,これとて「今まで2次対策に重点を置いて勉強に取り組んできた」人に限られる選択肢でしょう.

結局,上記の通り「従前の第一志望校で勝負する」or「安全策を採りにいく」の二択が,多くの人にとって基本戦略となるでしょう.但し,以前記事でも述べている通り,一般論として国公立大学に「安全圏」はそうそう無いと心得ておくべきである旨は念の為注意しておきます.

 

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