日本の高校課程と数学と物理学と学位と教養と座学と体験,及びそれらに基づく「世界を認識する事」についての雑感

その昔,未だ「ライトノベル」という言葉が出来るより前(前世紀終盤頃〜)にラノベを数百冊ほど読んでいた事があるのですが,その中で(自分でも書いてみたりしておりました…★)結局「妄想世界を作るに際して,『それっぽい』整合性を保ちながらいかに大きな世界観を構成出来るか」と考えていくと,結局理論物理学という「現物」に辿り着く,という事を認識して,理物志望を始めた思い出があります(ちなみにこの論は,後に同期の物理専攻者と話して「見解の一致」を得ています).

そして,実際には結局数学へ進んだ訳ですが(理物の準備知識としての数学が必要と思って始めたらやり込み過ぎて,他のルートに行きようがなくなってしまった,という一面もありまして…苦笑),結果的に得られた知見として,「数学なら『この世の物理とは異なる宇宙』をも理詰めで作れる」という事が分かり,「両方やって良かった」と思いました.
それゆえ,後になって師匠・苫米地英人博士の成書に「先ず数学と物理は全員必修」と述べられていたのを読んだ際には,自身の体験をふまえて即「満額同意」と直観し,かつ「あぁやはり自分の考えは(少なくとも大局方向性としては)合っていたんだ」と,いわゆる「答え合わせ」が出来て嬉しく思ったものです.

先に拙Twitterアカウント@KazmiBlizzam上でも触れていましたが,斯様に「日本の高校課程の内容を全部マスターすれば,それだけでも相当な事が出来る」という事にはおよそ間違い無いと存じます(従前から持論として度々主張してきた通りですが).
但し一方では,こと現代の世界において,高校レベルを遥かに超える「リテラシー」の必要性を全方位的に考えていくと,やはりこれも師匠言の通り「結局,現代人の素養としては先ず博士程度の学修は必要」との結論に合流する感もまた必然的です.
筆者は幸いにして,旧教養部(1991年に当時文部省が「解体」を指示)が敢えて残されていた数少ない国内大学に進学しており,更に言えば,同期共がおよそ大学に入ってまで「点取り合戦」(大義名分としては一応「進路選択の優先順位を得る為」ですが,実際には恐らくまず以て「受験勉強の癖の延長という『現状維持』」に他ならないでしょう…現代の後輩達においてすら尚.)に明け暮れているさまを横目に,自分の進路志望(大学入学時点では既に「数学」と決めていました)とは一見特段関係の無い各分野の成書を,片っ端から渉猟していました.それこそ全盛期には,「月間20冊,年間200冊超え完読」(完読以外の一部読んだ本も含めればその倍くらい)を約8年間ほど続けていたと記憶しています.御蔭で,専門特化も度合としてはイマイチな人材に仕上がりましたが(※尤も「未だ世に出ていない独自の構想」も実は今なお複数持っています;更に,その一部は敢えて「実験」として別名義で成書を市販までしていたりもします…),他方では「ザ・教養」の水準としては,少なくとも然程頻繁に文句をつけられる事のない程度には届いておるものと自認しております.…尤も,あくまで「生涯学習」は世界の進展に伴って必要でしょうし,また何せ座学を多くやってきたので「次は体感」という向きはまだまだ尽きないですけれども.

 

斯くも「この世に在る事」とは先ず「世界を認識する事」なのかなぁ,と今にして思います.私感としてはまだまだ「一里塚」すら見えていないという向きもありますけれども(しかし,コーチング理論の原則からすれば「ゴールを達成したら死んでしまう」ので,当該一里塚が見えたら即二里塚を求める事になりますが!),そろそろ一度は「世界が観えてきた」感覚を持ってみたくなります;そして無論,その瞬間に「次の一歩」を踏み出して「不安を感じる」事を目指す訳です(成書「オーセンティック・コーチング」参照.…なお,いわゆる「ダニング・クルーガー効果」にも注意).実は直近,別途の某〆切が気になって不安を感じておるのですが(それは意味が違う!!笑),他方ではまた偶然の幸いにして,私自身が今までやってこなかった「ほとんど全くの異分野」において,活動の中枢の一角を担う役割を頂いていたりもします(現時点では具体的内容は未公開).正直,不安云々以前に「そもそも自分に一体何が務まるのか」としか未だ思わない有様なのですが,ここで何がしかやったら,それこそ「バランスホイールの本数が増える」世界が見える事と思料されるので,その意味では大変楽しみでもあります.

 

非常にざっくり言えば,筆者は先ず約20年間を「ゲーマー」として進んできて,また約20年間(実際は今年で「職務」としては25年目となります)を「教育」につぎ込んできました.そうすると,これから先もおおよそ20年間毎に新たな分野に人生を使っていくとするなら,例えば生涯120年と思うと,6分野くらいは「相応の達成」に至る事が出来る皮算用になります.
更に,脳・神経系統以外を「フルサイボーグ」に換えられるなら,現在の科学知見においては「おおよそ200年程度までは生きられる」とされている訳ですから,それこそ“Google(「データベース+計算マシーン」)に魂を売り渡して生涯を閉じる”までには,10個くらいは何がしかを「成す」事になるはずです.

日本で現在大学学部生相当程度の人たちは,サイボーグになるまでもなく22世紀を見る事になる可能性が高いでしょう.私もせめてその頃くらいまでは世界を見たいと思っています.
22世紀になって,「教育」はどうなっているのか,直近着手を始めた新分野(上述)とは何として位置付けられるのか,あるいは今抱えている「独自の構想(妄想)」(※複数あります)は果たしてどのような進展を遂げていくのか.野望は尽きる事がありません.
もしかすると,読者諸氏には一見「強欲」と感じられるかもしれませんが,そもそも生命は「生きる事」に対してはおよそ全面的に強欲なものです.そうしますと,我々はわざわざ無理に欲望を煽らなくとも,勝手に強欲が湧き続けてきます.そして,その「自分の強欲」が世界を覆い尽くしたとき,そこから「自我」を引っこ抜いてみると,初めて本当の意味で「世界の姿」が観えてくるはずです.皆さんももしよろしければ,22世紀の世界を観る際にご一緒しませんか.

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偏差値は大学受験まで,就職先は入社まで,年収はせいぜい中年まで.では,「大人の成功」とは何か?

たまには当方の本職を紹介申します:

https://fb.me/KazmiBlizzam

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中学受験対応に関する記載を更新しました

固定ページ「提供する職務」の中で,中学受験に関して「実は『コンサルティングの御要望対応』のみ承っています」との旨を追記更新しました.
実際問題として,中学受験をするという事は「大学(以降)進学」を視野に入れているケースが殆どでしょうから,その為の知見なら御提供出来ます,という事です.
無論,既にこちらのお仕事での実績もございますので,必要の向きはぜひお問い合わせ下さいませ.

連絡先:nlimeblizzam[at]gmail.com

(本音:中学受験生(小学6年次以下)本人が長子の場合,親が教育関係者等でない限りはPX2を受けてもらう事は出来ず,さりとてTPIE受講の33万円は「塾の短期講習代で消えます」が典型なので,やむなく当方が個別対応を提供する事にした次第だったりもします…)

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名前の真実性とは何か

https://twitter.com/drtomabechi/status/1552574698478657537?s=21&t=WwNYEqbnm1eT5a6hAI__9g

アカウント名が非実名の人は名前が嘘なのだから、出だしから嘘の世界側の人。本人が自覚してるか否かは別として。自己責任も回避。もちろん未成年は最初から責任能力がない。僕は実名で自己責任の成人のみと付き合う。だからそれ以外の人からの@は内容に関わらずブロック。ただ氏名が真実かは別な問題

>ただ氏名が真実かは別な問題

師匠・苫米地英人博士の言:此の点を当方も非常に重視します.

本当は「命名権は誰のものか」といった深い論題に地続きなのですが,取り急ぎ表明まで.

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拙著「それでも 大学に行きたい!」第1章第1節を公開します #大学受験 #進学校 #逆転合格 #無名校 #再受験 #浪人生 #勉強垢 #拡散希望


Amazonの立ち読みで目次が長過ぎて本文が閲覧出来なかったので,御参考のため第1章第1節を公開します:




どうぞ御参考まで.

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拙著最新刊「それでも 大学に行きたい!: 全ての受験生におくる 大学受験勉強の方法と分類 ―あなたがやるべき事は何か?―」が出ました #大学受験 #参考書 #勉強垢 #無名校 #再受験 #進学校 #底辺 #医学部受験 #浪人生 #Fラン大学 #拡散希望

表題の通り,最新刊「それでも 大学に行きたい!: 全ての受験生におくる 大学受験勉強の方法と分類 ―あなたがやるべき事は何か?―」が発売となりました:
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6ZFL224

新刊表紙画像
新刊表紙

ペーパーバック版も既に手続段階に入っているので,いずれ発売となります.

今回の拙著では,文字通り「すべての大学受験生へ向けたメッセージ」を詰め込みました.
Amazonの仕様の都合上,目次の全部を掲載出来なかったのですが(文字数が多い!笑),以下にその全体像を示しておきます:

目次
■0.まえがき

■1.「進学校」を標榜している高校(場合によっては中学段階)で中位以上程度の成績を保っている場合
●1-1.今から「そこそこ以上の評定平均値」を取って推薦・AO入試に行けそうか?
●1-2.一般入試で「追い上げ」を図って一発逆転高学歴を手に入れたいか?
●1-3.うかうかしていると「一流大学まで受験して三流大学しか受からない」結果に終わるという危機感は持っているか?
●1-4.大学入学共通テストの問題は解いてみたか?高校2年次までに「復習すれば原理的には満点が取れる」水準まで,勉強の「重ね塗り」を徹底出来るか?また試験時間は足りるか?
●1-5.高校の平常学習・定期試験の復習を含めて,高校2年次までに履修した受験科目内容の「インプット」までは完了しているか?
●1-6.高校3年次に「残りの履修」と「アウトプット=入試問題で得点する技術」を磨き上げる事は出来そうか?
●1-7.高校(特に3年次)のカリキュラムについていけば志望大学・学部に合格出来そうか?在籍高校の例年の進学実績はどうなっているか?

■2.進学校の教材が難し過ぎてついていくのが毎回テスト前等に必死極まる場合
●2-1.そもそも勉強時間を確保出来る環境に居るか?
●2-2.「毎日」の勉強時間はどれくらいか?
●2-3.毎日「高校の学年+2」時間の自習を出来るか?
●2-4.内申点が期待出来なければ一般入試に回る覚悟は出来ているか?
●2-5.平凡な大学に進学する事になった場合の「その後」のライフプランは考えているか?
●2-6.「浪人して一発逆転」を考えている場合,具体的な学習プランは見えているか?特に「予備校の上位クラスに在籍していれば大丈夫」などと慢心していないか?

■3.「底辺」近辺で赤点をどうにかクリアしながら高校3年次になってしまった場合
●3-1.そもそも今まで中学時代から何をやってきたか?
●3-2.「得意な分野・単元」はあるか?
●3-3.気合で最低1科目「大学受験における武器」を作るとしたらどの科目を選ぶか?
●3-4.浪人に回る事になった場合,「武器科目」だけは最初から本番合格水準付近を保っていく事が出来そうか?
●3-5.浪人が出来ない事情がある場合には,いわゆる「Fランク大学」も視野に入ってくるが,進学する意向と相対的に高めの学費を調達する目途は立っているか?
●3-6.「大逆転の大学受験合格」方法を知っているか?また,その方法は相当なガリ勉を必要とするが,受験勉強一色の生活を耐え抜いて合格を勝ち取る意向はあるか?

■4.高校内で上位成績を保ってきている場合
●4-1.評定平均値の高さを使って有名私立大学への指定校推薦や国立推薦を狙うつもりはあるか?
●4-2.一般入試に臨む場合,難し過ぎる教材を使ってきて隠れた「学習の穴」が無いか?
●4-3.どこまで上を狙うか?いわゆる「旧二期校」を後期日程で抑えに据えてあくまで国公立優先にするか?
●4-4.有名私大や中堅国公立に合格した場合,「その先」のライフプランは考えているか?
●4-5.最難関を目指す場合,模試等のベンチマークや適切な「専用方法論」のルートに乗る事が出来ているか?
●4-6.東大や国公立医学部などの最難関「一点張り」を狙う場合,浪人に回るハイリスクを認識しているか?また,親などの学資・生活費負担者の同意は得られているか?
●4-7.東大等最難関と医学部の「両掛け」を目論む際のリスクは承知しているか?
?
■5.医学部(医学科)志望の場合
●5-1.国公立を視野に入れるか?それとも私立専願にするか?
●5-2.私大医学部の学費は払えるか?あるいは,家庭環境が「金はあるから医学部ならどこでも入れればいい」状況か?
●5-3.学閥をどの程度考慮するか?重視すれば多浪とのバーターになるがどこまでやるつもりか?
●5-4.国公立医学部の凄まじい難易度を認識しているか?また,合格するための技術的勉強方法論や,大学による出題特性を理解しているか?
●5-5.私大医学部の出題特性を理解しているか?特に,「ノーミスのみならず『解ける問題』を選ぶ眼力もが求められる」という特性に習熟する必要があるが,そのための学習時間計画を立てているか?また,要求される学力水準が高い大学は「学費が安い」という事情もある事を認識しているか?
●5-6.私大医学部の一般入試では,帝京大学(※選択科目の一つ)を除き「国語」は課されないが,主に2次試験で課される「小論文」対策の基礎学力としての国語現代文学習は予め出来ているか?また,直前期に入ってからは「付け焼き刃」学習の時間は既に無い事を理解しているか?
●5-7.私大医学部を複数受験すると,1次試験に合格した場合に「大学指定の2次試験日程が他の大学の1次試験とかぶる」等といった状況がしばしば発生する事を理解しているか?もとより,私大医学部の入試スケジュール詳細はその年の入試が近くならないと判明しない事を理解しているか?また,その場合の選択判断基準は予め自分の中に持っているか?
●5-8.「9年間特定分野の医療に従事する事と引き換えに学費無料,但し途中で当該従事を辞める場合には相当する分の学費(おおよそ私大医学部並み)を払う事が要求される」タイプの医科大学(防衛医大,自治医大,産業医大;あるいは国公立医学部の「地域枠」他特定枠等)の受験・進学を考えているか?また,その場合の医師としてのキャリアパスの青写真は描けているか?
●5-9.併願で歯学部や薬学部等のコ・メディカル学部を受験する場合,「所詮医学部の併願」だと試験官に思われると書類選考で落とされる場合がある事を理解しているか?また,その歯学部や薬学部にやむなく進学する事になった(そこしか受からなかった)場合に,歯科医師や薬剤師になる覚悟はあるか?

■6.無名校からの大学受験
●6-1.平常学習における校内での成績(定期試験→評定平均値等)は上位か?
●6-2.指定校が無い場合の一般推薦・AO入試に臨む可能性は考えているか?
●6-3.大学進学以外の進路を選ぶ同級生を尻目に,孤独な受験勉強を凌ぐ自分なりの心構え・方法論は確立しているか?
●6-4.大学受験勉強の技術的方法論を知っているか?
●6-5.在籍高校の平常学習から大学入試対策としての専用学習に繋げる方法を認識しているか?
●6-6.「もはや高校に期待出来ない」と判断した場合に,市販の教材や外部教育機関等を適切に有効活用する選択判断方法は理解しているか?
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■7.社会人及び高校在籍以外からの大学受験
●7-1.社会人入試(出願資格は概ね就業経験3年以上)の活用は考えているか?特に,ビジネス専攻など「独特なカリキュラムの大学」への入学と,より一般的な大学への進学のどちらに,社会人経験者として重きを置いているか?
●7-2.高卒認定(高認),旧大検の大学受験勉強はどのような容になるか?
●7-3.中卒または高校中退・高等専修学校(高卒資格が得られない場合)卒業等で,未だ高認を取っていない場合にはどうするか?
●7-4.高等専修学校(専修学校高等課程)で高卒資格が取れる学校からの大学受験を目指す場合はどうするか?
●7-5.高等専門学校(高専)3年次卒業で一般の大学受験を狙う場合
●7-6.そもそも「大学受験勉強」に専念する為の時間がどれくらい取れるのか?

■8.大学入試直前期の対策
●8-1.12月に入ったら共通テスト対応に相当の時間割合を注ぎ込むので,11月までに合格ラインは見えているか?
●8-2.各予備校のプレ模試はだいぶ早目なので,申し込みだけして模試当日は受験せずに問題と解答解説だけ貰っておいて,年末近くに使う準備は出来ているか?
●8-3.1月に入ってからの残り時間では,得点ベンチマーク以外には「単純詰め込み科目」くらいしか本来の勉強は出来ないので,そのための「得点向上に貢献する材料」を用意してあるか?
●8-4.共テの結果次第で,少なくとも大まかに「上中下」の3通りの結果→対応パターンは考えてあるか?
●8-5.最低限本命校の赤本は年明け前に買っておいて,背表紙だけ目に付く所に置いてあるか?
●8-6.共テを受験する際の「心得」は十分理解して実行出来ているか?
●8-7.共テの自己採点結果を見た上で「出願校」全部を即時決定したか?
●8-8.私大受験を多くし過ぎて受験日の「間」の勉強時間が足りなくなっていないか?
●8-9.「記念受験」と「もし受かってもどうせ行かずに浪人するレベルのスベり止め」受験は無意味であると心得て,ちゃんと出願前時点で「削って」あるか?
●8-10.国公立志望にこだわる場合は3月中旬まで入試が続くので,既に進路が決まった同級生を尻目に受験対策勉強を続ける事や,卒業式が終わった後に問題集を読み解きながら帰途につく事の覚悟は出来ているか?

■9.浪人生の受験勉強
●9-1.現役時の成績と,大学を受験した場合はその結果について反省し,現状の学力について正しく認識出来ているか?
●9-2.高校在籍中は3年間学業以外の事にむしろ徹底して取り組み,「浪人1年間で受験勉強に集中して上位大学合格を目指す」方針で来た場合,どこまで集中出来るか?特に,主として「心と環境の準備」は出来ているか?
●9-3.あらためて志望校を設定する際に,現在の学力を踏まえてどのようにステップアップしていくか計画は立っているか?
●9-4.予備校を使用する場合のコース選択は無理をせず「使い倒してギリギリ最上位の大学に合格する」意志をもって在籍し学習に臨む覚悟は出来ているか?
●9-5.宅浪を選ぶ場合,学習計画のペースメーカーと,在宅が多くなる事に対しての短時間で出来る気分転換方法は,いずれも準備出来ているか?

■10.予備校の活用方法
●10-1.予備校のカリキュラムに乗って受験勉強をするという事は,(他の市販教材などに依らず)そのカリキュラムにかじり付いていく事を意味する事を認識しているか?
●10-2.本科性はクラス分けテストがあるが,本来的には「判定より1つ下のランク」が適正な場合が多いと心得ているか?
●10-3.単科で講座を取る場合,春夏冬の講習では「平常授業の続き」が行われる場合が少なくない事を認識しているか?
●10-4.講座の難易度の目安は「テキストを見ておおむね5割が自力で解ける」が最低ラインと心得ているか?
●10-5.例えば受講レベルの目安が「偏差値52~65」となっていた場合,実際には偏差値62~63程度の学力が前提となっている事を認識しているか?

■11.あとがき

今回の拙著では,特に「大学受験生としてのマイノリティ」に救済の光を提供すべく,およそ並大抵の受験参考書(指南書)が取り扱わないようなテーマに関しても逐一採り上げました.
皆様の大学受験の一助になれば幸いです.

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【#緊急】メディアに触れる事から離れましょう #クライシスサイコロジー #拡散

表題の通り,ニュース・報道,テレビその他のメディア,更にはSNSからも,一旦距離を置く事を強く推奨します.

理由としては,クライシスサイコロジーの立場から,いわゆるアームチェア・ヴィクティムをつくらない為です.

特に「画面を見続ける」行為は避けましょう.

取り急ぎ以上です.

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#中学受験 に際して一言物申したく

筆者は一応,教育業・受験産業の中でもこと中学入試対策だけは積極的に募集していないのですが(自身が中学受験を経験していない為),先般御紹介で中学受験相談を頂いた事もありまして,一寸そのあたりについて述べてみたいと思います.

 

先ず,筆者は実は「中高一貫校一択派」です.この事は既にSNS等でも述べていますが,理由は単純で,現行の学習指導要領においては「中学課程が薄過ぎて,高校課程が重過ぎる」からです:中高一貫(殊に私学)なら,これを「前倒しで寄せて」平準化出来る,と.端的に言えば,中学課程相当を2年間で終えて,高校課程相当に3年間を充て,最後の1年は受験勉強,…という形です.

そうすると,要するに「どこでもいいから中高一貫校に入っとけ」という論になります.尤も,実際には「周囲の学友の環境」などもありますので,本当に字面通り「どこでもいい」のか,と突き詰めると難しい問題はありますが,そちらについては「学友を選ぶための進学」という括りで考える事になるかと思われます(ちなみに筆者は高校受験でそれをやりました).

 

さて,中学受験に際して,受験生の「親」の立場としては,先ず矢野耕平「令和の中学受験」( https://www.amazon.co.jp/dp/4065227992 )が必読です.

そして更に,コーチング的文脈で言えば,「ドリームキラー」にならない事が肝要です.上に13歳~27歳の兄姉が居るか,親自身が教育関係者であれば,PX2( http://bwf.or.jp/what_is_px2 )を受講される事が望ましいですが,中学受験生=小学6年生(12歳)以下の児童自体の場合には受講の対象外なので,その場合には親がTPIE( http://tpijapan.co.jp/ )を受講するか(幾分値が張りますが…),そのエッセンスが詰まった成書・田島大輔「マインドの教科書」( https://www.amazon.co.jp/dp/4758970238/ )を一読される事を推奨申します.

また,イタリア王家サヴォイア家の「ジュニアナイト卓絶騎士養成プログラム」( https://ordinidinasticicasasavoia.jp/program )に関しても,原則は学校単位受講ですが「オープン開催」の機会もあるようですので,ニュースレターに登録して情報を待つ事も推奨されます(こちらは「小学校高学年」から受講出来ます).

中学受験業界では,おおたとしまささんの成書が有名ですが,その多くが「トップを見ている」傾向にある事もあり,使い方を選ぶ著者である向きも見えるかと存じます.尤も,「中学受験で敗者を作らない」といった素晴らしい成書もあるので,受験生本人のレベルに合いそうな成書を親が探して読んでおくのも良いでしょう.

また,一昔前には松永暢史さんの成書も著名でしたが,最近は成書を出されていないようなので,「穴場」と思って合いそうなものを探してみても宜しいかと存じます.

 

それから,ネット上の匿名掲示板(イ●ターエ●ュが代表的)や,中学受験をターゲットとした定期刊誌(プ●ジデント●ァミリーや,東●経済・読●ウィー●リー等のビジネスマン向け雑誌)の内容は,ハッキリ言ってゴ●なので,初めから「見ない」ようにしましょう.

そして,何よりも大切な事は,やはりコーチング的文脈になりますが,くれぐれも「中学受験をゴール」にしない事です.これをやってしまうと,結果が如何になろうとも取り返しのつかない事になる恐れがあります(筆者は「そういう中高一貫校の生徒」の指導にもあたってきましたが,「回復」はかなり厳しいものがあります…).

また,中学受験は一般に「勝率約3割」と言われています.これは裏を返せば,7割の多数派受験生は「第2志望以下」に進学する事になる訳で,その際の自己肯定感を如何に育むかが肝要となります.
実際問題としては,中学1年次に13歳以上になれば,生徒本人がPX2を受講出来るようになるので,親ともども受講される事が望ましいでしょう(※PX2の公式声明によれば,親子は「別々に受講」される事が原則となっています).

 

中学受験に際しての諸問題点はまだまだ数多くありますが,それらは網羅的に上述の成書「令和の中学受験」に述べられていますので,中学受験生の親は先ず同書を精読される事を推奨申します.

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【速報】 #国民健康保険(#国保)被保険者証(いわゆる #保険証)でも「#性別欄 非公開」が出来ました #拡散希望

表題の通りです.個人的事情により,敢えて健保を国保化した上で,再び(5年ぶり!)「性別欄非開示化」を図っていたのですが,ここへきて遂に”成功”しましたので,あらためて御報告申し上げます.

内容としては,「性別」の印字に続く内容項目が無くなり,下段に手書きで「裏面参照」という形となりました.ちなみに,裏面には「備考欄」があり,医師向け情報はそちらに記載される事となっています.
なお,この備考欄等に関しては自治体によっても異なる可能性があるので一概には言えないのですが,ひとまず「国保の健康保険証でも『性別欄非公開』の実績(前例!)は出来た」との旨,必要としている方へ届けたくあらためて情報としてここに紹介させて頂く次第であります.

 

根拠法令はいつもの:

日本国憲法第98条第2項:
 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。

および

国連人権理事会(※当時国連人権委員会)2007年ジョグジャカルタ原則

 

を提示して,今般手続きが通りました.

 

被保険者証の現物写真については,筆者の居住区情報が画像で知れてしまうので,大変申し訳ないのですが割愛とさせて頂きます.
但し,今後同様の手続きを希望する必要当事者で,もし当記事を自治体等の担当官に見せても了解されない場合には,下記の条件に基づいて当方から「先例実績情報提供」を行わせて頂きますので,その旨御連絡下さいませ:

●情報提供条件
・機密保持契約(NDA)を締結する事.
・情報提供希望者の行政登録名(フルネーム)並びに住所(住民票上の記載地)を先に当方に通知する事(此の段階で,当方は先に機密保持契約を履行するものとします).

以上の条件をもって,nlimeblizzam[at]gmail.com まで御連絡を頂ければ対応致します.

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ゲームで特化した脳が知能発達において勝つる事実

直近申したい話題はイロイロあるのですが,やはりこのニュースが飛び込んできた事に先ず一言申したいと思います:

幼少期にポケモンにはまった人は、脳に「特化した領域」が出来ている:研究結果
https://wired.jp/2019/09/08/brain-region-for-pokemon-characters/

筆者の場合はこの代替(おそらく)がポケモンとは別のRPGで,其の御蔭で数学のグラフィカル理解も暗記ゲーも出来るようになったのだと自認しておるのですが(一時期「RPGゲーマー⇒東大生」という本を書こうと思った事があるほど),ゲームに関連付けて(いわゆるゲーミフィケーションではなく,あくまでも純粋に「趣味としてのゲーム」先行)座学的知識の導入に関連付けて有位を取る算段は,現代では既に「知ってる人なら知ってる」程度に広まっている話かと存じます.
斯く言う筆者の場合には,丁度良く「受験技法 東大合格の極意」(和田秀樹編著)という,まさに「点取りゲームやり込み≒RPG」的方法論が明文化されている書籍と出会えたので,“そのまま”進んで東大生と相成りました.

ちなみに,これから敢えてRPG(もはやジャンルごと古典ですが…)に取り組みたい人には,「現世地図との類似を強く意識されている」という点から,DQ3を推奨申します.現在は任天堂Wii版が復刻されていて(その中でも敢えて「ファミコン版再現版」を選ぶと学びが深いでしょう),また更なる今後近日中のリメイク(多分3DS版)も予定されています.なお筆者は此のソフトで「複素数平面上の回転≒行列による一次変換」の概念を体得しました.東大はゲー研がRPG研究の世界最高峰としても知られているので,端的に申しますと「オタクはヒマなら東大に行きましょう」が結論となります.ちなみに,「#アスペにやさしい東京大学」も草の根で拡散しております.どうぞ宜しくお願い申し上げます.

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