高度情報社会において「本名」と「所在地」を如何に定義すべきか

これですね:

https://twitter.com/inori_design/status/1361889657194045440?s=20
inori Glowing starFolded hands『創作 星々の祈り展』atオンライン!
@inori_design
Feb 17
そろそろ私たち古のオタクはハンドルネーム名乗って20年とか経っちゃったわけで、そうなるともうそのHN戸籍登録すべきだし住民票の現住所はTwitterアカウントを書くべき。え、本籍地? 知らんロリポップサーバとか書いとけ! あ、私NINJAだわ。

筆者の師匠である苫米地英人博士は「実名(HN不可)主義」を徹底していますが,他方では遥か以前に成書で「物理一個人がHN毎に別の人生を生きる」世界観をも概観しています.

ここで筆者が今回気にしているのは,「本名とは何か」という点です.

現状,苫米地博士は「国家行政制度の裏付けが有るもの」という意味で重視されていると見受けられますが,他方で「HNもそれを行政登録すれば本名になる」事も制度上確かでありまして,戸籍法上(日本人の場合)の「名の変更」の事由としては「正当な理由がある場合」の一例として「通称として永年使用した」という場合が認められているので,やろうと思えば「名の変更」は行政上も可能です(但し,一度変えたら簡単には戻せないのと,また「氏の変更」に関しては「やむを得ない場合」に限る,という点には注意を要します).
ちなみに,筆者の場合は公式サイトにも明記している通り,Kazmi Blizzam(かずみ ぶりざむ)は本名です.国籍は公開していませんが.

 

他方,「現住所」に関しては,現状「郵便が届く場所」がその実態と見なされています.従って当然の如く,必ずしも「住民票(住民基本台帳)の記載」と一致しているとは限りません.

そして,「本籍地」に至っては,日本人ならもう「やりたい放題」なのは知っている人なら知っている話です:「東京都千代田区千代田1-1-1」に設定しているオメデタイ人も居れば,政治的主張により北方領土(札幌支局所轄)や尖閣諸島等に設定している人も居ます.但し,サイバー空間にしかない”立地”に設定する事は未だ出来ないので,何らかの物理土地と紐付けて設定する必要があります.オタクの皆さんは,折角だから東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目)あたりに設定してみるのもよろしいのではないでしょうか.

 

また,幾分「裏技」としては,「法人格で法律上の人として認められてしまう」という方法もあります:名前の冒頭または末尾にもれなく「株式会社」とか「合同会社」とかが付きますが,これをやると本格的に,(住民票ですら許容されていないところの)英数字等も使えるようになります.設立登記に最安の合同会社でも15万円~くらい掛かりますが,どうしても「本名」を名乗りたい方は,検討の余地はあるかもしれません.金融機関口座も作れますし.

 

以上,ひとまず「現行法でHNを本名にして本籍地を出来る限り好き勝手にするには」という観点からお送りしました.

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教育とCBTとサブスクリプションについての概観

偶々大学入試におけるCBTについて調べていたら,ジャスト昨日に提供された文科省の資料が見つかりましたー:

大学入学共通テストにおけるCBT活用に関する検討状況
https://www.mext.go.jp/content/20210216-mxt_daigakuc02-000012828_3.pdf

まぁ,その,元々は「教育におけるサブスクリプションモデルの導入」について調べていたのですけれども.

サブスクリプションについては,以前の生徒募集記事でも触れていましたが,「公正妥当な対価」を実現する為の一歩として機能するものと期待している次第です.近著によれば,「イニシャルコストを無くしてランニングコストに全てを充てた」モデルであるという事で,これは楽しみであります.
尤も,日本の教育産業(公教育を含む)において,果たしてどれほど進捗するかは全く不明ですが.

また,以前記事でも触れていましたが,成書を「読みつぶす」に相当する事が,サブスクリプション的モデルでは一体どのように実現可能なのかどうかも,個人的には気になっております.「書き込み」についてはとっくにPDFその他の各種デジタルフォーマットで実現されていますが,こと「やり尽くす」形の学習については如何?と.
とは言え,「そもそもそんな学習が将来にわたって必要なのか」と問えば,より根源的な話になるのかもしれませんけれども.

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共通テスト重視型大学入試は不利か?

私立大学一般入試の大方が一段落して(未だ有る所は有りますが),あと1週間もすると「本命(※)」の国公立大学2次試験前期日程が始まります(※筆者の出身校程度ですら学年の「4割」が国公立大学を第1志望としていました;地方公立トップ校の中には「学年240人中200人が国公立大学進学,内地元国立は50人程度」といった例もあります).
そこで,今の時点で指導者なりに,共通テスト「初回」の印象的感想を述べておきたいと思います.

 

既に実際受験された(そして自己採点をして各大学に出願した)方々は重々御承知の事かと存じますが,共通テスト重視型の入試は「運ゲー」で高得点を取ってしまった人が合格する可能性が高まる,という構造になっています.
これは「新制度初年度」という特殊事情のせいもありますが,そもそもの根本原因としては,目標平均点を旧センター試験より低くしている(6割→5割)共通テストにおいて,こと「努力が報われる」程度に関して,より厳しい「高得点帯への限界」があると考えられる次第でもあります.

そうすると,当然の事ながら,その中で「コンスタントに得点を取っていく」事も,共通テストではより難しくなってきます.
この傾向については,いずれは「攻略」されていくのかもしれませんが,大学入学共通テストにおいては,今のところ旧センター試験のように「過去問の再活用」に言及されている話はありません.
こうした構造的事情を考えていくと,むしろ共通テストにおいては,今後とも「攻略を避ける」作問出題がなされる可能性すら,考えに入れておいてもよい程度なのではないかと懸念されます;何しろ,共通テストが「測ろうとしている能力」自体が,根源的にそういう方向性を一面に持っているからです.

 

そんな訳で,「共通テストで勝負」はあくまでもその「運ゲー」に勝った人の言に限られるという事で,国公立大学志望の皆様におかれましては,結局のところ「2次で勝負」という話にならざるを得ないのではないかと察します.

此の期に及んでそんな事を言われても,殊に共通テストの配点が高い大学に出願している受験生などは「今更どうしようもないがな」と思われるかもしれませんが,ひとまずは目先の2次(個別学力試験)へ向けて,持てる限りの実力を発揮して頂ければと願います.

2次試験は共通テストとは異なり,出題者(≒採点者=大学教員)との「対話」がまだしも通じる向きがあります(各「選抜する立場の大学」が直に出題しているため).従いまして,使い古された言い方ではありますが(そして当サイトでも繰り返し述べていますが),「答案は採点者へのラブレター」,或いは,ラブレターがこっ恥ずかしいなり古臭いと思われる方におかれましては,さしずめ「自己プレゼンテーション」だと思って,持てる力を遺憾なく発揮して頂ければ,とあらためて願う次第であります.

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「校風」はどこへゆく:早稲田大学を例に

早稲田大学の学部入試が,地震の為東北6県の受験生に対して「大学入学共通テストによる判定」を導入しました:
https://www.waseda.jp/inst/admission/news/2021/02/16/9872/

これで,早稲田大学は講義のオンライン化に引き続いて,遂には学部入試も「外部化」の駒を進めた,という事になります(なお,対する慶應義塾大学は「追試験」を実施する事で対応との話です).

 

既に今年度開幕早々から「(高田)馬場なくして何ぞ早稲田や」とさんざん言われている事かと存じますが,斯様な「社会情勢上の事情」により,早稲田大学のいわゆる”校風”なるものが,敢えて厳しく言えば「解体」されていくかのような様を目の当りにするというのは,少なからず思うところあります(尚,プロフィール等にはあまり詳しく書いていませんが,筆者は実は早稲田大学のゼミに外部生として公式参加していた経験があります).

さても「校風」とはなんぞ,数学者の分際で定義もされていない用語を安直に用いるとは何事か,と一歩目にしてほうぼうから矢が飛んで来そうな言い回しではございますが,早稲田大学に限らず,他の大学においても同様類似の「懸念」は,主に出身者らを発信源として生じているのではないかと思案します.
その中でも,この度早稲田大学が,上記のような制度に則る入学試験制度をも採用した為に,今回特段に採り上げた次第であります.

 

早稲田大学なり高田馬場と言えば,学生が夜遅くまで,或いは更に夜を徹してまで,呑み屋なりカラオケ屋なり雀荘なりで遊びつつ,ああでもないこうでもないと,役に立つのか否かなどお構い無しに論議をたたかわせていた,という印象がやはりあります.
また,全国区の有名大学である為下宿生も多く,下宿先に乗り込めば更に諸々深い事が出来る,という事も当然ある訳で,斯様な経験の積み上げが「早稲田閥(他大生や更には大学生以外をも含む)」の活動を支えていた,という一面は,誠に否み難いものがあるのではないかと察します.

 

全国区の大学と言えば,近年では近畿大学なども受験者が増えて有名になりましたが,それは比較的最近「近大マグロ」が出来てからの影響も大きい事で,昔馴染みの全国区と言えば(規模をも考えて)他には明治大学などが挙げられます.慶應は学年定員が早稲田の約半数という事情もあってか,幾分「学閥」の出来方が異なるようにも見受けられます.

翻って筆者の出身校である東京大学などは,何だかんだ言って結局東京出身者の割合が比較的高く(東京に進学校が集中している事と無関係ではないでしょう),その意味で「全国区」との意味合いはやや薄れます.或いは,日本大学や東海大学なども学年定員規模は大きいのですが,附属校が多い事と,それ以外からの「大学入学組」において,全国区としての割合が然程大きくないのではないかと考えられる由です.

 

また,早稲田大学の大学からの入学者においては,その上位層を東京大学不合格組(特に理系で顕著)が占めており,彼等が早稲田の実力を引き上げている,といった構造もある訳ですが,授業がオンライン化していく中で,それら「大学ラベル」の差なども,平準化されていくのではないかという気がしてなりません(この論は既に多くの識者によって語られている事と存じます).

尤も,斯様な「大学ラベル」などそもそも無用ではないか,といった論も従前からある訳ですが,こと今般の社会的事情において,其の点が表面化した事は,やはり小さからぬ事だったのではないかと思案します.

大学は何処へ行くのでしょうか.更に言えば,日本の大学の意義は,果たしてどこまで「もつ」のでしょうか…??

(参考:成毛眞氏の各近著)

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医学部専門予備校の学費について/私大入試本番が続く中ですが,来年度の医学部受験指導クライアントを募集開始します(無論,受験学年より前の指導一般も随時受け付けております)

直近ふと「医学部(医学科)専門大学受験指導」の費用が気になったので,簡単に調べてみました:

 

医学部予備校の学費の相場について
https://jamt50chushi.com/column/tuition/

集団指導(授業)

2,349,500円

個別指導(マンツーマン)

一時間当たりの授業料が12,398円

一日3コマ、1コマ90分の授業を一週間毎日受講したとすると、
12,398円×1.5時間(90分)×3コマ×5日間×4週間=1,115,820円

たいていの受験対策は10か月目安で構築されますから、これを10か月続けると11,158,200円の受講料

 

医学部予備校の学費相場
https://xn--y5qp8b77iyrcba7033edsj.com/kotu/gakuhi.php

医学部専門予備校は300万円~600万円が相場

 

医学部受験クエスト
https://www.net-quest.jp/entering.html

パーソナルクエスト(個別指導)
入会金 27,500円

P-2コース(プロ講師)
月4回(週1回2時間)
浪人生・高3生 71,000円

※筆者計算:
7.1万円×50週+27500≒357万円/年

 

筆者の場合:

指導料: 5万円/週1回2時間 × 50週/年 = 250万円/年

報奨金: 7万円/偏差値1UP × 10ポイント(医学部医学科受験の場合,指導経験上の実情値) = 70万円

計 320万円

 

という訳で,筆者の指導は医学部専門予備校に対しても「コストパフォーマンス的に勝てる」と思った次第です.更には,インセンティブと引き換えに「合格保証」を付けても良いかもしれません(ルー・タイスが行っていたように…!).

医学部専門予備校の個別指導においては,「科目別担当専門指導者」システムを考えているのかもしれませんが,筆者は受験で使用する全科目に関して「監督」の役割を含めて業務を果たしてきた実績も少なくありません.著しい(※当方の本音としては実は「喜ばしい」)ところでは,他塾の利用法を筆者に訊いて計画を立てさせたクライアントも居ます(彼は順当に現役合格進学しました).
また勿論,筆者当方は,高校時代の学修状況+大学受験時選択科目の御蔭もあって,小論文まで含めた全科目を指導する事が出来ます(※但し日本史だけ指導実績はない).

そして,実はここで,殊に[最近の社会情勢をも鑑みて]オンラインの場合,受験指導等の教育業務に際して「サブスクリプションシステム」の導入を考えていたりもします:
即ち,「毎週2時間までは5万円,追加1時間当たり2万5千円で授業が受け放題」という,オンラインに特化したならではのシステムで授業を提供する事で,指導計画や進路相談等も同等に扱えるという訳です.更に特長としては,「小間切れ」の中途半端な時間に対して双方共に無駄が生じず「公平」な職務と対価の「交換経済」がより精緻に実現出来る,という利点もあります.

あるいは,相談事案は別途にしても良いかもしれません(同じ価格が掛かる事にすると,費用を考えてしまって心理的にブレーキが掛かって,重要な情報を相談に上げてくれない可能性が懸念される為);とは言え,「際限無く相談」になってもさすがに困るので,「30分以内無料」みたいなシステムとするのが現実的でしょうか…?

 

以上,御関心の向きは, nlimeblizzam【at】hotmail.com まで御連絡下さい.

また,現在各試験に取り組み中の受験生の成業を心よりお祈り申し上げます.

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ニューアクションαの使い方について

「ニューアクションα」で検索して当サイト記事に飛んで来る方が相変わらずコンスタントにいらっしゃる模様なので,いいかげんさすがに「マトモに向き合う」記事を書いておこうと思います.当サイトでは同教材を叩いてばかりだったので(苦笑),遅蒔きながらに.

 

そもそも,ニューアクションシリーズ(東京書籍)は,故・服部晶夫先生の監修の下で,高校数学の問題を体系的に分類する段階(※チャート式以来多くの参考書・問題集が取り組んできた通りの道程)を徹底する事によって作成された市販教材です.
当初は,α,β,γの3種類(難易度段階別)が刊行され,幾分遅れてωが書店に並んだと記憶しています(現在ではαとβは残っていますが,他は名前を変えた形で多少異なる位置付けとされているようです).

難易度はω,α,β,γの順に,チャート式(数研出版)でいうところの赤,青,黄,白に相当する構成になっています.
それゆえ,当サイトの記事で既述した通りの「青チャートは使い方が難しい」は,ニューアクションαに関してもおおよそ当てはまる論となります.

但し,先述の通りニューアクションシリーズは「分類が徹底されている」ため,全部こなす事が出来ればチャート式より「漏れ抜けがない」状態にまで至る事も望める,と考えらえます.
従って,ニューアクションαを徹底してやり込めば,確かに東大入試に対応出来る可能性は拓けるという発想も有り得ると言えば有り得ます…但し,東大等最難関大学受験の数学学習としては,ハイレベル出題対応への「上側」が幾分弱いところが残るかと思われます(尚,国公立大学医学部入試に対しては,これだけでは未だ根本的に「徹底」が不足する可能性が高いと思われるので更なる注意を要します).

 

実際の使用においては,教科書傍用教材+学校用解答解説冊子が配布されている事が前提となります.傍用教材の例としては:数研出版なら4STEP,スタンダード,サクシード等,東京書籍では多種類あります.進学校では4STEPが使われている事が多いと見られます.

これらの問題集を日常的にこなしている事を前提として,数学の定期試験が,4STEPならB問題相当~大学入試問題程度からの出題だとして,例えば平均点が30~40点台の試験なら,おおよそ65~70点以上をコンスタントに取れている事が,「ニューアクションα」を使って学習を進めていけるための大前提となります.あるいは,ニューアクションαそのもの(or類題)からの出題がなされる場合でも同様です:基本・標準問題はおおよそ解けている上で,発展レベルにどこまで食らいついていけるか,といった感覚でしょうか.

そして,数学で試験の点数がこれだけ取れていると,高校内偏差値が少なくとも65以上にはなるはず=上位1割以内には入る事になるので,学年内で「数学で名前が挙がり始める」事も珍しくないでしょう.それゆえ,「同級生に返却された答案は見せずに黙っておく」という話が,ここでも出てくる事になります(コーチング的文脈).
尤も,進学校では「切磋琢磨」という発想もあるので,当事者の好みにより「使い分け」していく判断も有り得るかもしれません.但し,「一旦他人に言ってしまうと,引っ込みが付かなくなってややもするといずれ辛くなる恐れがある」可能性は念頭に置いて,注意深く自己責任で判断して下さい.

 

そして,大学受験勉強における数学学習の大局的な流れの中に位置付ける教材の一としてニューアクションαを考える場合には,おおよそ以下のようになるでしょう:

ニューアクションαは,青チャートと同様に,典型的教材として例えば「大学への数学 1対1対応の演習」(東京出版)へ接続しようと思うと,「カブる」レベルの例題が多くなるという難点があります.元々ニューアクションシリーズは「体系網羅性」を重視して作られている為,分量が多い事で有名なチャート式シリーズより更に分量が多い事になるので,この点はいささか看過し難いものがあります.
また,「標準問題精講」(旺文社)もカブる教材です.これらの「典型的教材」との接続相性が悪いという事は,それ自体既に受験勉強計画の選択肢を削ぐ要素となり得ます.

しかし,他方で「やさしい理系数学」(河合出版)や「上級問題精講」へ直接接続するには,学習の水準としてはギャップがあります(青チャートも同様).「やさしい理系数学」は「1対1対応の演習」を演習問題まで終えてから接続して何とか,という程度になると考えられます.

 

こういう意味で,やはりニューアクションαも「使い方が難しい」教材であると言わざるを得ない向きがある事は否めない次第です.
とは言え,βを配布使用として,例えば「基礎/標準問題精講」へ接続して(※後者を採用する場合は若干の要求学力ギャップがある為補充学習が必要となる事に注意),中堅以上の国公立大学をメインに狙う,といった進路計画を目論める教材選定が出来るような進学校も,中々無いかと思いますけれども….

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近況

鈴木孝夫先生が亡くなられたそうで,大変おつかれさまでした.大往生ですね.

御年70を過ぎても一般読者にも分かりやすい成書を出され,私も高校時代に一時ハマって,元々英語が得意で点数を稼いでいた事も相俟って,周囲から「あいつは言語学に行くのか」などとささやかれていた事を思い出します.

 

さて,大学受験市場の話に関しては,既に検索で飛んで来て頂いている通り,昨年度以前の記事がこと一般入試に関しては充分通用する&「天災に即して~」という記事も偶々数年前に既に書いてあった,という事もあり,特段新たに述べる事も然程無いかと存じます.それゆえ,最近記事を連投しているにも拘らず「近況」な訳ですが(笑);

 

当方自身の直近では,債権を持っているのに債務者が巧妙に逃げ回っている為に,「相手方にキャッシュは有るのに差し押さえ出来ない」という状況に登り詰めております(´・ω・`)逆に言うと,「債務を抱えているのにキャッシュを持っていて差し押さえを逃れる」術を教える事は出来ます.あまり宜しくない話ですが,もし御入り用の際は当方までこっそり御連絡下さい(苦笑).

また実は,不法解散法人に対する債権も有していたりしまして,当該債権を回収行使しようとしたあかつきには,もれなく相手方法人破産で管財人選定で150万円誰が負担するのコースに乗り上げてしまいます;一体どうすれば(´・ω:;.:…

 

という感じで,当サイトは教育主眼と思いきや法務も大分齧っていたり(※法曹では無いのですが強制執行等の経験有),言語学入門に触れていたりもします.そういう意味で「幅広い将来的展望」をこと教育分野においても提供出来るかと存じますので,宜しければどうぞ御活用下さいませ.

 

そして,鈴木孝夫先生の新書でKindle対応しているものを幾つかあらためて手元に置いてみました…感覚的には,「新書って紙媒体で買って持って読みつぶすもの」という印象が拭えないのですが,コンテンツありきで数十年来ぶりに読んでみたいと思います.

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登記の「権利」の一部を「義務化」される法案が遂に出ました

実は当サイト主宰の専門の一つだったりするのです.当初は先年法改正国会可決の見通しだったところがようやく,という感じです:

土地登記は相続3年内に、違反なら過料 法制審答申
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE101SW0Q1A210C2000000/

 

筆者は「未登記建物の相続登記」案件や「相続登記未了物件の代位登記」,「不正解散会社の清算結了取消登記」といった経験をこれまで有してきました.更には,以前にも述べていましたが「未登記建物25件以上を発見,指摘して登記遵法化」させる,といった事も成し得ています.

一般に,上記のような登記においては非常に手間は掛かるのですが,登記に必要な書類等を集めていく段階で入手出来る情報には興味深い内容も多く,例えば債権者代位権を用いて登記を行う際は,当該債権に対する債務者に関する情報が相当得られます(原理的には「本人として入手」が可能な為).

また,相続登記未了が複数代にわたる場合などにおいては,戸籍謄本から「先祖」の情報が見える訳で,戦前の戸籍ともなると同家(分家していない)の子夫婦や更には「妾」などまで収載されていて,非常に趣深いものがあります.
あるいは,関係者の一として「遺産分割協議書」を作成させた際などは,当事者が相次相続(「次回」の相続)の可能性を考えて,税制改正の方向性を読んで損得勘定を考える場面に立ち会ったりと,ドメスティックながら(orゆえに)難しい話の現場に居て半ば巻き込まれる形になったりと,「FP」としてはちょっと通常ではないレベルの経験も多くしてきました.

更には,隣地調査の過程で「他家の未登記案件」を発見して「この情報は誰でも見られるものです.『権利』なので違法ではないが,今後相続や売買等の事情が発生した際に面倒が増えるので今の内に対処される事が望ましい」とお伝えするに至り,その後に当事者が当該登記を済ませられた後に本人が亡くなり,「あの時登記しておいて良かった」と感謝頂いた事もあります.
尤も,それよりも「マズい案件」を発掘してしまって,立ち止まったまま当方の手元に「紙の時代からの登記簿謄本」が山積されてどうしようも無くなっている,といった事案も少なくないのですが,それでもこの誰でも出来る「登記調査」は楽しい事満載です.課金額が月額7万円に及んだ時などはもはや廃ゲーマーの様相を呈しており,我ながらどうしようかと思いました.

現在は探偵業の届出を出していないので,「他人の求めに応じて」登記調査をする事は法的に問題があるのですが,当方自ら勝手に調査して「発掘」して,当事者に(時には政治交渉的圧に使ったりもしつつ)お伝えしたりするだけでも,「あぁ”趣味”が世の中の公的な場面で役に立っているものだなぁ」などと居丈高にさえ感じられたりします.

新たに課金ゲーを探している皆様,法務調査はオススメですよ.

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前記事で述べた大学受験生の動向が敷衍されると何が起きるか

当たり前の話ではあるのですが,一応責任を含めて考察して述べておこうと思います.

 

●明確な進路志望を決めないままもし大学入試出願段階まで突入すると,結局「受けるだけ受けて受かったところに行く」事になりがちである

●「株式相場的偏差値」に左右される「大学ブランド」は比較的あっさり剥げる割に,医師(・歯科医師)・薬剤師のような「一生モノの手に職」国家資格取得課程の(恐らくブランド的な)人気は,そう簡単に衰える訳ではない

●中学受験→中高一貫校→予備校現役コースから在籍→大学受験 というコースでは,結局何をやっていたのか??的な話になる

●他方,公立高校生も,公立中学で内申稼ぎ→問題が簡単で高得点勝負の公立高校入試で勝利→公立トップ校のハードカリキュラムを戦い抜く→指定校or一般受験→場合によっては”4年制”→「あの高校でその程度の大学?」まである

●進学校や予備校が大学進学に際してどのように役立ったか・あるいは役に立たなかったかについての反省が行われない

●反省フィードバックが無いゆえ,進学校も予備校も相変わらず「上位2割」ラインしか見ていないままにカリキュラム策定を継続し,”実績”を挙げていく

●当該”上位2割の実績”を見て入学・在籍志望者が集まってくる…ループ

 

…イソターエ●ュあたりではこのへんの論議はどうなっているのでしょうか.(怖くて見ていない外野の言)

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大学受験相談募集をしてみてあらためて分かったこと

●大学進学を念頭に置いている高校生は,必ずしも志望進路を明確に決めているものではない.
●にもかかわらず,進学校に在籍している上に受験学年になったら予備校へ通い始める人はかなり多い.
●原因を詳しく訊ける機会に訊いてみた限りでは,「なんとなく不安だから」という事情が介在している模様.
●なお,予備校在籍に係るコストに関する親(出資者)の意向は今一つ明確でない.

そりゃ,「スキマやり逃げ商売」も成り立つわな…と思う次第ですが(なお,当方は教え子の大学卒業後の進路までデータをとって反省に生かしております),何なんでしょうか,社会不安なんでしょうか.

河合塾Kei-Net 2021年度大学入学共通テスト特集 国公立大 全体動向
https://www.keinet.ne.jp/center/analyze/koku.html

これを見ると,この御時世に及んでなお医学部の人気が高い事が分かります.
…現在の受験生の世代からすると,医師業現役の間に「医者余り」に出くわすと人口動態統計的に予測されている訳ですが,オンライン化で各大学の「ブランド」のメッキが剥げていく中で,こと「医学部ブランド」はなにゆえ健在なのでしょうか.あるいは,この期に及んでなお何も考えていなかったりするのでしょうか??

あ,ちなみに,受験相談は随時受け付けております.無償(ペンネームと共に記事公開されます)/有償(非公開)のいずれかを御選択の上, nlimeblizzam【at】hotmail.com まで.

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