電子書籍を出版しました

当サイトの運営者Blizzamが,自身初となる成書を電子書籍にて刊行しました:
http://www.amazon.co.jp/dp/B018PE5L2O

今回著書は「大学受験対応」という,ほぼ完全に若年者向け教育の範疇ですので,内容の詳細説明等については外部ブログの該当記事に委ねたいと存じます.
http://ameblo.jp/blz-edu/entry-12100983040.html

どうぞ宜しくお願いします.

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【追記有】「同性愛は異常」発言の何が問題なのか

神奈川県海老名市議会の鶴指眞澄[つるさしますみ]議員が,同性愛者に対する差別的な発言をTwitter上で行ったとして問題になっており,報道でも取り上げられています:

市議がツイッターに「同性愛は異常」 神奈川
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151129/k10010323221000.html

以下,先ずは当該元発言の内容を確認しておきます(出典:http://togetter.com/li/906266):

https://twitter.com/turusashi_masum/status/670633230559789056
つるさしますみ @turusashi_masum
2015-11-29 00:59:56
@asahi_tokyo 異常人間をほめるような記事を掲載したりすることが多いが、マスコミの責任感のない記事掲載が問題だ、異常人間が多くなれば人類の破滅、まじめな人間をほめる方法を考えろ、同性愛は異常なのだ、異常なことをすることを取上げる必要はない、責任を持った報道をすべきだ

https://twitter.com/turusashi_masum/status/670635069913042944
つるさしますみ @turusashi_masum
2015-11-29 01:07:15
@nhk_seikatsu 異常人間の行動を正当化した報道はするな、マスコミは、異常な行動をする人物を勇敢のように扱う、あなた方は、同性愛はいいことだと思うのか、異常人間を脚光を浴びせることの影響を考えて報道しろ、まじめな人間こそが素晴らしいいのだ、倫理観を持った報道をすべきだ

https://twitter.com/turusashi_masum/status/670638601424740352
つるさしますみ @turusashi_masum
2015-11-29 01:21:17
最近のマスコミの報道は倫理観に欠けている、何でも珍しいいことがあれば良いネタのようにして報道する、報道したことでその人物はなおさら優越感が出るのだ、一例が同性愛とやらだ!生物の根底を変える異常動物だということをしっかり考えろ!マスコミで取上げる影響を考えろ!まじめ人間が馬鹿を見る

https://twitter.com/turusashi_masum/status/670787096647475202
つるさしますみ @turusashi_masum
2015-11-29 11:11:21
前回掲載しました、ツイッターで同性愛に関するマスコミの取上げに関し、不適切な表現であったことを深くお詫び申し上げます。関係される皆様方にご迷惑をおかけしまたこと、たいへん申し訳けございませんでした。関係記事は削除いたします。

なお,既に削除されたツイートを引用する事の是非に関しては,「新聞に載った記事の内容に問題があるとして当該記事を縮刷版には掲載しない事としたものの,元の新聞紙面から引用する事は有り得る」といった状況と同様であろう,と当サイトでは考えています.
また,表明して削除したものの,当該内容について必ずしも「撤回」はされていない事にも注意します.

(上記NHK報道記事より)
鶴指議員はNHKの取材に対し、「同性愛の人たちを取り上げるマスコミの報道を批判したのだが、表現に行き過ぎた点はあったと思う。同性愛は個人の自由だと思うが、私としては受け入れられるものではなく、書き込みの撤回はしない」と話しています。

 

上記引用の鶴指議員発言論旨をまとめると,おおよそ以下のようになっています:
・同性愛者は異常動物(生物学的に異常)である
・同性愛は正しくない事であり,それをほめたり脚光を浴びせたりする報道は倫理観を欠く
・異常人間(一例として同性愛者)をほめてその増加につながれば,人類の破滅を招く

人権問題とか院外責任といった憲法レベルからの論議は長くなるのでひとまず割愛しますが,「社会的にどうラインを引くべきか」という点については,直近の公的調査結果報道も参考になるかと思われます:

同性婚「賛成」過半数も抵抗感 初の意識調査
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151128/k10010322671000.html

同性愛や性同一性障害などLGBTの人たちをどう思うかを調べた初めての意識調査の結果が28日発表され、同性どうしの結婚に「賛成する」と答えた人が全体の過半数に上る一方、友人が同性愛者だったら「抵抗がある」と答えた人が半数を超え、社会的にはLGBTの存在を認めつつも、身近な存在としては抵抗感を感じているという実態が浮き彫りになりました。
この調査は国立社会保障・人口問題研究所などの研究グループがことし3月に行ったもので、すべての都道府県の、20歳から79歳の男女1259人から回答を得ました。(後略)

 

さて,それでは比較対象として,日本における現状実態を確認してみましょう.

周知の通り,今年4月の電通ダイバーシティ・ラボによる調査によれば,LGBT当事者は人口比で7.6%(調査母集団人口約7万人)存在する事が分かっています.
鶴指議員が「同性愛者」と呼んだ範囲がLGBTのどの部分を指しているかは必ずしも明確でないのですが(おそらくごく素朴にそう言っただけだと思いますが),「生殖に際する生物学的奇形性」という点で言えば,同性愛者以外でもLGBT(ないしLGBTQ)の範疇に「該当する人」は多い訳ですから,元来の同議員論旨からすると,おおむね「その7.6%の人達は異常動物である」と直接的に換言しても,ほぼ同義と考えられます.

統計的に,”ほっといても”7.6%の人が「異常」に該当するという事は,生物学的にどうなのか?という議論を,先に少なくとも下敷きとして用意しておくべきだったと思われますが,そこまでまともに考えるなら,必然的に,人口動態や婚姻と有生殖率の関係や一人親の問題といった論点も「地続き」で関連してくるはずでしょう.
更に,議論の方向性次第では,かつての柳澤伯夫大臣(当時)の「産む装置」発言に匹敵する程の重大発言とさえなり得る展望も見えます.

 

ちなみに,かくいう私(当サイト運営者Blizzam)自身は,「産めない装置」たる生物学的欠陥品であり,かつ鶴指議員に対して公職選挙権を行使しうる立場でありまして,一市民というよりなお個人固有のポジションをも含めて,当該発言の論旨は非常に気になっております.NHK取材に対し「同性愛は私としては受け入れられるものではない」と明確に発言されている以上,御本人の本件論題に関するお考えについて,より深く公論に供して頂きたいと望みます.

 

<※2015.12.02追記>
鶴指眞澄議員が「おわび文書」を出したとの報道がありました:

「同性愛は異常」と書き込んだ市議 おわび文書出す
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151202/k10010327421000.html

この文書が何処に提出されたのかは報道に明記がありませんが(御自身の公式サイトhttp://turusashi.com/からは関連情報を確認出来ません),

「知識不足や認識不足があり、軽はずみで掲載してしまいました。同性愛で悩んでいる人が多くいることなどを聞いて、自分の軽率な言動に対してざんげの念を抱きました。深く反省し、市議会の信用を失墜したことや関係される方々に対し、多大なご迷惑をおかけしました」としています。
さらに、海老名市議会の基地対策特別委員長を辞職するとともに、12月議会を謹慎とし、今後はツイッターへの書き込みは行わないなどとしています。
(上記NHK報道より)

との事で,委員長辞職はともかく,議員活動に際しても相応のインパクトがあった事には違いない模様です.

個人的には本文(当初投稿)の通り,それだけの明確な御意見をお持ちの方なのですから,世論物議に供する程度の発言まで盛り立てていって頂いても良かったのではないか・今回反省はされるとしても,これから先も意見表明は続けていく事こそ社会に資するのではないか,と思うところでもあり,単なる「尖った言動を避けてマルく活動していく自粛」といった結果ににとどまってしまわないよう願いたいものであります.

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マズい企業法務の実態を深掘りする仕事

エージェント経由でクライアントを紹介頂いたので,一応何気無く法務調査を入れてみたところ,想定外の「健全とは到底言い難い」案件を掘り当ててしまい,途方に暮れております.当然ながら具体名などは書けない訳ですが,旧商家が実質的にストックビジネスを継続している中に,そういった「誠にマルくない話」がしれっと織り込まれているといった局面には,実のところ少なからず遭遇する事があります.

「日本の富裕層は世の中でどういうところにいるのか」といった切り口は,マーケティング系のビジネス書・雑誌等でも度々関心を持って題材に挙げられるテーマではありますが,それを例えば「相続税制が『三代続かない』程度に厳しいお国柄と相俟って,小金持ちが満遍なく居る平和な世の中だ」などと評するのは,流石に脳天気に過ぎる感を禁じ得ません.

今回は仕事上の関係という間柄事情もあった為,早々に知人の有資格者らへ連絡を取って相談したのですが,返信の一言目が「相変わらず貴殿の周囲は温度が高いな」といったもので,中々の御挨拶でありました.
尤もこれは,彼にとっても私にとっても「精神の健康」を維持するための,言わばむしろ「生きていく中での知恵」の一環のようなものである事も,おそらくまずもって確かでしょう.
実際,つい数年前の私なら,斯様な案件に接する度に「胃が痛い」とぼやき,精神的にものたうち回る日々を過ごしていた程度だったはずです.

 

こういう「法務事案を掘り当てる」資質技能に関して,私自身がどうやら相応に秀でているようだ,と自他共に認識してくると,或いは「その道の専門家」として仕事をした方が,社会的にも有益かもしれない?…などと,思った事が実際幾度もあります.
とは言え,現実にそれを仕事にしてみると,恐らく「精神的に見たくない事」をも至る所で目の当りにする職務が日常沙汰となってしまい,やがては心身共に参ってしまうのではないか,との懸念が先行してしまいます.

 

直近の報道では,調査会社「トータルリサーチ」が脱税容疑で摘発されたとの事です.損保調査会社と,上述の私が個人的に行ってきているような「調査」とは,其の内容仔細は少なからず異なりますが,根本のところで「マズいかもしれない状況について,其の内容を精査する」という役割においては,共通項をも有するかと考えられます.
いずれにしても,必要な仕事には違いないはずですが(少なくとも,以前記事でも触れた「エージェンシー・スラック」の問題が存在する限り),他方では「性悪説」を前提とした職務でもあり,それゆえに心削れる(時には身も削れる!?)職種であるという一側面も,大枠異論のないところかと存じます.

 

純粋に「調査」だけなら私自身としては意欲関心を持って取り組めるのですが…仕事としてはスポット的に引き受けていけば良いのでしょうかね??

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埋もれているコンテンツはまだまだ有るはず

一応の報道はされていながら反響をあまり見掛けないのですが,直近に以下のような事件がありました:

吉田拓郎さんのライブ音源 不正コピーし販売か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151124/k10010317491000.html

歌手の吉田拓郎さんが昭和48年に開いたコンサートの音源を入手し、許可を得ずに不正にCDにコピーして販売したとして、音響機器販売会社の元社員が著作権法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
(中略)
このコンサートは(中略)音源の一部は正規のCDで販売されていますが、未発表曲やトークも含めたコンサート全体の音源は公開されていないということです。
>(中略)容疑者は「反響が大きかったので、次々と出品してしまった」と容疑を認めているということです。
警視庁は、去年10月ごろから90人近くに不正に販売しおよそ40万円を売り上げていたとみて、音源の入手ルートなどを調べています。

言うまでもなく,「著作権法違反」という違法行為の時点で本件自体は全くダメ行為な訳ですが,さても,昭和40年台という古さに比して,相応の(少なくとも斯様な小ビジネスになる程度の)人気市場需要がある,という背景事情には,目を見開かされるものがあります.

世に日々生み出されるコンテンツの累積に比して,それらの(市場需給からして)適正な利用がいまだ滞っている,という事は,21世紀サイバーネットワーク全盛の現代技術がなお,利用の観点からすると「追いついていない」面をも有する,という意味に他なりません.
一部斜陽のマンガ雑誌などでは,既に「リバイバル」的な販売を進めているようですが,それとて「過去のビッグネームに頼っている」上に「売上規模自体は二束三文もいいところ」だったりする訳で,もっと例えば,ロングテール的な市場形成が出来ないものかなぁと,売り手の為にも買い手の為にも思うところです.
長倉顕太さん(私の師匠筋のお一人でもあります)あたりは「情報・コンテンツは,蓄積可能な資産である」と言ってはばからず,実際にも1~2年前頃に書いたブログを再度引用展開するなどの「実践」をされていますが,これらの取り組みと,Amazon的なロングテール販売提供チャネルを適確に組み合わせる事で,「本来欲しい人に届ける事が出来る」仕組みをより高精度に構成していく事は,まだまだ求められている途上なのではないかと感じます.

 

と,ここまで書いていたら,こと吉田拓郎さんに関しては,次の直近記事も見つかりました:

音楽界に異変?「フォーク」人気が再燃のワケ
吉田拓郎や長渕剛だけではない
http://toyokeizai.net/articles/-/93017

「市場」は意外と,このあたりの「需要の匂い」を敏感に捉えている,という結果の一端が,今回の事件にも現れているのかもしれません?
あくまで違法行為はダメですが(繰り返して注意!).

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【音声】「教育」に従事するという事

当サイト運営者がタイトル内容の話題について喋った音声ファイルを公開(試験兼)します.
初回からエライ長くなりましたが,私が1テーマでひとしきり喋るとこんな感じ,という気も我ながらしております.

※著作権の一切は原著作者である当サイト運営者ブリザムが保持し,再配布等は不可とします.

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プロトコルが異なる,という事

プロトコルの意味を,原義に従って「外交儀礼」の意味で取って頂いても構わないかと思いますが,ここで言うのはおおよそ「通信プロトコル」の意と受け取って頂ければ宜しいと存じます.
敢えてOSI参照モデル的に述べるならば,さしずめ「物理層」に相当する話が大勢,という事になるのかもしれませんが,ひとまずは「コミュニケーションの方式の規則」くらいの含意で.

勿論これは,当サイトが一貫して掲げている「コミュニケーションの改善・最適化」という看板題目にも合致する話です.

例えば私の場合,「お早う御座います」と挨拶されると,「一体何がどう,何を以て早いのか」と考え始めて,しばしばそのまま混乱に陥る事が未だにあります.そして,本来の目的であったはずの「挨拶」は,タイミングを逃して行いそびれる訳です.
或いは,ISO5218に準拠するなら「性別」の区分は4種類ですが,ある書類の性別欄が二択だったりすると,ISO基準から移行しようとすれば「選択判断不能」になってしまう場合が存在する,という事になります.
…何度バグらせた事か(苦笑)

 

斯様な「異なる」人々の間での差異認識は,しばしば「いじめ」の引き金になっていると考えられ,更に極端な例では「戦乱」のような事態に至るまで,其の背景には往々にして,宗教なり人種なりといった,何らかの因子の「違い」が横たわっているかとさえ見えます.

乙武洋匡さん著「五体不満足」を読むと,小学生達が「違う人」と如何に馴染んでいくか,という様子がありありと描かれています.
しかし,私自身の経験をも含めて評するなら,「五体不満足」に登場するエピソードの幾つかは,多少なり楽観的な描かれ方である感を禁じ得ない向きもあります;即ち,「人間集団には,幾許かの『異物排除』メカニズムもが備わっている」と捉えるのが,経験則としての私の立場です.

 

此の状況を打開改善しようと思えば,何らかの方式で”通訳”が不可欠になるはずです.私は個人としての経験の限りで,「異なる」経験を比較的多く持ってきたと自認しているがゆえに,自らその「通訳」の役割を果たすべく活動しています.
とはいえ,此処現在に至るまでの大前提として「勝って=生き延びてきた」という事実がある点は重大であって,敢えて言うならば「勝てば官軍」的な社会力学構造に頼って根差す”生存戦略”である事は,なお否めません.
「大局的には正しい方向性を見据えている」という信念と,「本当にこれで良いのか」という疑念が,今日も自分の中で渦巻き,また時には突き動かす原動力ともなっている感がします.

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LGBTとマイノリティについて復習してみる

 

“T”がLGBTから除外される?オンラインで数百の署名が集まる
http://life.letibee.com/community/drop-t-petition/

という事で,最近マーケット開拓的な意味でも話題に上ってきていた「LGBT」において,その内訳があらためて問われる,とでも評すべき事情が生じてきている様子なのですが,個人的には「今更そんな話を?」という感が強く,却って疑念というか懸念を呈さざるを得ない論題でもあります.

元々が日本語圏外から来ている(と言うか,多分英語圏由来と見えます)概念なので,日本語文献を当たろうにも限られているかもしれませんが,一応念のため,定義由来を含めて復習確認しておきますと:

Wikipedia:性的少数者
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E7%9A%84%E5%B0%91%E6%95%B0%E8%80%85
今日海外において、LGBTをMinority(少数者)と称することはほとんどなく、特に国際連合等の公文書においては全く用いられない。

この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2010年5月)

なるほど,国連人権理事会の「ウィーン宣言及び行動計画」なる大局プログラムと関係があるらしい.

Wikipedia:ジョグジャカルタ原則
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E5%8E%9F%E5%89%87

その中でも特に,より具体的な規定のある「ジョグジャカルタ原則」においては,「性的少数者」とも「LGBT」とも直接に述べている訳ではなく,あくまでも「性的指向や性自認のいかんに拘わらず」と規定しています.但し,「前文」においてはより個別具体的にも例示言及されています(また,ジョグジャカルタ原則の成立に影響を与えた「モントリオール宣言」では,明確に「Lesbian, Gay, Bisexual and Transgender」と列挙表示しています).

端的に,「マイノリティ(少数者)と自称・他称するのは心証がよろしくないので,LGBTという形で符号化した」結果が込められている事情と察せられます.

私個人としては,つねづね「minorityがinferiorになってしまう事は望ましくない」と主張し,対案を随時述べようとしているのですが,どうも英語のminorityには既にそういう方向での否定的な意味が含められてしまっているようで,客観中立的に人権を論じる際には,呼称として好ましくなさそうだ,という訳です.

さても,「マイナー」というからには「統計的に少数派」である事実には違いないのであって,その論理的(数理的)構造を十分考慮しないままに,”例示列挙した符号”の頭文字を並べたキーワード(LGBTなりLGBTQなり)を構成したところで,いずれ個別的な問題が再燃する事は容易に想像がつく話だったのではないか…とも思うのですが,そこまでして大同団結したい動機があったという事なのでしょうか.
「少数派は大同団結するくらいしか手段が見つからない」などとあっては,「多数決制民主主義が未だ文明の発達不十分の具現化であって,サンデルの政治学のような議論から離陸出来ていない」といった流れを省みて,天を仰ぐばかりですけれども.

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マイナンバーって意外とおもしろい気が今更してきました

 「エージェンシー・スラック」とか「保険化/保険コスト」といったキーワードを切り口に,もう一言くらい記事として述べてみようと思っていたのですが,先にやまもといちろうさんがメルマガ「人間迷路」の最新号(Vol.140)で,遥かに広範網羅的かつ各具体事例にまで言及する記事を書かれていましたので,ここで素人論議を重ねるよりも,先ずやまもとさんのメルマガを推薦させて頂きます(※有料).

 

 夜間飛行メルマガ「人間迷路」

 

 関連話題について,私自身が関わっている範囲においては,「マイナンバーに間に合った」案件もあり,他方では逆に「元来は望ましくなかった事態が動かし難く状況確定的になってしまった」ような事例もあり,また,上述やまもとさんメルマガでも触れられている「情報管理の微妙な案件」に際して,私や極めて近い立場の人が「当事者」として接触する事が避け難くなっている項目などもあったりします.
 個人的には大所高所からの「現状の大局を概観把握した上で,法整備でラインを如何に定めるべきか」といった類の論議も興味深く思うのですが,他方ではあくまでも「当事者一個人」の立場として,其の存在責任の直接の範囲で「如何に立ち居振る舞うべきか」を考える機会も,まず間違いなく眼前にあるはず,と自戒認識しています.

 

 行政が定義した番号ごときで「自分の人生をあらためて考える」などと直接に結び付けるつもりはさらさらありませんが,「行政も現世の一ですよ」という意味合いの説話は,仏教にもキリスト教にも出てきていたかと存じます.

 

 ところで,そんな私は「自分で自分の源泉徴収をする」立場でもありまして,法制度上はややもすると「自分のマイナンバー情報が不適切に自分へ流出しました」 みたいな事態もが起こりかねず,もしそうなったとして民事上は加害者と被害者が同一人ですから「混同により賠償額相当損害はゼロ」とかなりそうなものですが,差し当りそんなテキトウな理解で大丈夫なのでしょうか.
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「改善」に一見反対している立場の方へも,ベネフィットを与えたい

直近の本読みガイド「人々の幸福の実現なしに社会を維持することは不可能 そして貧困の大部分は解決困難」(http://biz-journal.jp/2015/10/post_12027.html)のタイトル後段には,当サイトとしては同意しかねる(したくない)意向なのですが,同記事著者の山本一郎さんの近日ブログ文章を拝読して,末尾の段落におかれていた一般論には,強く感じ入るところありましたので,御紹介します:

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2015/10/appbankenish-24.html#more
正義を貫くのに必要なことは、技術でも知識でもなく、勇気なんですよ。うっかり他人様の前でシャブ野郎と罵ってしまいお詫びしたことも、破産したはずの木村某の吉祥寺の自宅登記がおかしいので調査した結果を公表したら名誉毀損ではなく脅迫だと言われて警察沙汰になったことも、あれもこれもすべて経験が私を強くしました。先週、ついに殺害予告まで書かれてしまい、あまりの恐怖に昼も寝られません。皆さんも、尾行がたくさんついて無料で身辺確認サービスが受けられるぐらいに熱量の高い暴露記事を是非次々と書き続けていって欲しいと願っています。

隊長(やまもといちろうさんの旧ハンドルネーム)独特の香りが典型的に強く出ている文章なので,当サイト閲覧者の方には幾分刺激が強いかもしれませんが,その精髄は上記引用中第一文にある通りだと思います.

実はかく言う私自身,これまであまり公の場で述べてきていなかったのですが,企業その他の経済絡みで全くよろしからぬ件,民事では済まない可能性が濃厚な件などについて,複数の案件を情報として持っています.それらの詳細について今回は書きませんが(書いたらマズい…といった事情よりも,単に情報量として膨大になり過ぎるので),中には私自身もが司法手続きに関与する事となったり(もちろん帰責される立場としてではありません:念の為),或いは,どこへもって行ったらよいのか分からず,士業その他の専門家にさんざん相談を重ねた挙句,今なお「塩漬け」状態でのさばらせてしまっている事例などもあります.

決して,必ずしも「マズい事を暴く」のが私の本務だとは思っていませんが,社会に何らかの「改善」を提供しようとした際に,時として「その改善をしたくない」立場の対立者が現れる局面は,より広範に有り得るのも現実だろうと思います.その対立側の立場にとって,本当に「現状のほうが得」なのであれば,まだしも理はあるのかもしれませんが,実際には「改善に反対している人にとってさえも,その現状は決して利にならない」場合も少なくありません.
だからこそ,そこで「改善」と言う事が,文字通りの意味を持ってくる訳です.コミュニケーションの例で言うなら,改善の役割とは「触媒」のようなもの,と喩えられるかもしれません.触媒が私の本務かと言われたらちょっとピンとこない気もしますが,その役割を果たすべき局面も有り得るのかな,とは思って念頭に置いていきたい所存です.

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個々の局面に応じたコミュニケーションの改善,は方法技術として可能である

前回記事で「移民とケンカしない為には」と論題提示だけしていたのですが,これは一応「カネで解決する問題とそれ以外の問題を分けた」事のつもりです.こと「移民」というキーワードで言うなら,ドイツのトルコ人とかベルギーの国内民族対立問題とかアルメニア対アゼルバイジャンのような先例が思い浮かんで,それらはどうも「カネの問題」に起因しているようにも見えるのですが,他方で民族問題には往々にして「宗教」というファクターが付きまとう事も経験的には存じている訳で,広義に捉えるなら「信念の差異に起因する問題」と言えるのではないかと考えられるところです.

と,ここまで考えてみると,いじめの発生構造における「異質排除」の指向性と類似するものが見えてきて(と言うより「本質は同じ」であろうと思いますが),或いは更に,当サイトの題目に掲げる「コミュニケーションの問題を解決する」との展望とも繋がります.

ここであらためて,「『コミュニケーションの改善向上』と大言壮語しているが,実際に果たしてどこまで其の改善とやらを成し得るのか?」と思われる方もあろうかと存じます.勿論,私としては「改善が出来ると分かっているから喧伝している」事には違いなく,それは当サイトの設立動機そのものでもあります.

先ず,大前提として念のため確認しながら述べておきますと:「完璧なコミュニケーション」というものが原理的に存在しない(※)以上,コミュニケーションの解決とは,結局「個々の具体事例に即した対応」を採る事に他なりません.
(※もし,そんなものの存在を信じている,或いは信じたいという人がいたら,いずれ「ゲーデルの不完全性定理」と戦って懲りる事になるでしょう.…かつての私のように.)

そして,必要に応じてその「各具体事例に即した対応を採る」事が出来るようになる為の,汎用的な方法技術が存在するのか?という事になりますが,私自身の経験の限りにおいて,現実の課題解決に資する(より望ましい方向に導く)算段は,凡そ見出し得るものである,と認識しています.
(ちなみに,私の指導者経験を量的に言うと,2014年末までに個別面談だけで累計4000時間超程度です.臨床心理士やカウンセラーの規定実習時間が100弱~数百時間程度ですから,実務家としての経験量は,控え目に言っても中級以上と称して差し支え無い程度でしょうか.またこの他に「集団相手」の場合もありますが,人数規模によって位置付けが異なるといった事情もある為,一律に累計時間などは算出していません.)

更には,そういう「経験則」をよりブラッシュアップしたくて,「苫米地式コンサルティング」という方法論を修得した次第だったりもするのですが(既にライセンス認証を受けている事はプロフィール記載の通りです),この方法論においても「コミュニケーションの改善」という要素は,なお中心的な役割を果たします.詳細を述べるには守秘義務契約を受諾頂く事が必要ですが,御関心の向きは随時御連絡下さい.

なお,若年者・教育者等向けのプログラムとして,PX2(http://bwf.or.jp/what_is_px2)というものもあります,こちらは受講対象の条件を満たす必要がありますが,効果は絶大ですし(私自身もPX2を受講した経験があり,何よりも先ず「スゲーいい体験をした」と感じています),PX2が広く普及していけば,冒頭で述べたような「信念の差異に起因する,集団としての構造問題」への解決に資する事も確かであろうと思いますので,受講資格のある方にはぜひ参加を推奨します.また更に,運営者の指針により,この種のトレーニングとしては圧倒的に安価な費用(ほぼ実費程度)で受講出来る事も,普及を推奨する由の一環であります.

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