「地獄の沙汰も金次第」は一体どこまで通用するのか

「国立大学の文系学部再編」問題で進捗の報道があったので,こと「教員養成」分野をピックアップして,あらためて教育の観点から記事を書いてみようと準備を進めていたのですが,冷静に考えてみると,国家単位での大局的な「需給バランスの先読み」といった論だけでは済まない話であって,医師同様に地域間の分布格差もが生じている事に起因する問題との複合事情な訳ですから,それこそ木下斉先生に代表される「地方創生」の一般論まで含めて考える事が必定である…と気付いたあたりで,「2050年に人口1億人維持」とか移民受け入れの是非とかオリンピック景気とか土建事業とか国債くらいまで思い浮かんで頭を抱えているところです.

上で羅列してみた限りでも,幾つかの項目は既に「カネの問題」に落とし込める話であって,ひとたびカネで解決出来る方向性まで分かれば,苫米地英人氏の主張によるところの「個々人の生産性が向上すれば,経済的な面においては何らの問題も解決する」という事になる訳ですが,僻地医療なども果たして「カネを積めば解決」する話なのでしょうか…秋田県上小阿仁村の事例などを眺めている限りでは,どちらかと言うと「移民とケンカしない為には」の類の問題ではないかという気もするのですが.

Share

「見えないもの」をどうやって評価するか

報道を見ていても結局は殆どが「信頼」といった言葉が出てきたあたりで追及がストップ(思考停止)してしまっているように思われますが,これって根本的にはエージェンシー・スラックの難しさが現れている典型例なのではないでしょうかね?

三井不動産レジデンシャルも調査 国交省
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151020/k10010275771000.html

個人的には,「プリンシパル-エージェント理論を深く考えていこうとすれば,数理経済学わけても保険数理の知見が必須だ」と思って多少勉強に着手してみた(損保とか生保の国家資格を持っているのはこの為です)ところ,「それより根底に計算複雑性理論があって,先ずそっちの方が重大ではないか」と思い直して最近も初学段階から始めてきている最中に,今回のような具体的問題(「建設」は正に具体物を扱う事の典型と思います)にさえ,全く対処出来ていない現状=敢えて大仰に言うなら”人類の知見の限界”を見てしまって,途方に暮れている只今であります.

Share

「教育とコミュニケーションの改善・向上」というテーマに込める意識

新サイト設立の動機と,目標とする方向性について,更に説明します.

まず一つには,「教育」の範疇をより広く認識理解する事の必要性を,私自身が(実は大分以前から)感じてきていた,という事情があります.
端的には「大人向けの教育」ないし「社会教育」とでも言いましょうか.「学校で教わる事だけが教育,じゃないんですよ」という主張は,従前から外部ブログでも繰り返し述べてきた通りですが,ここでは更に,広く「教育」の一環と認識すべき事柄・局面が,社会一般で如何に多くあるか,という観点も含めて,随時スポットを当てて取り上げていきたい次第です.

また他方では,比較的以前から「何屋さんなの?」と訊かれる事も少なからずあり,私自身が社会に提供出来る役割を,(やりたい事・興味を持っている事等とも合わせて)もっと随時発信していく必要性をも認識するようになってきた,という事情もあります.と言うより,ウェブ上における情報発信の内容を,活動実態に追いつく形へ合わせるべく,と形容した方が率直かもしれませんけれど.

サイト表題下の概説で「コミュニケーション」と銘打っていますが,これは本来英語でcommunicationと書くべきものです.「通信」とも訳しうる意味合いですが,流石に「通信の改善向上」だと,人間同士の意思疎通といった場面は思い浮かべてもらえないだろう,と思い,そのまま書く事にしました.

「サイト運営者プロフィール」のページには「教育ビジネスコンサルタント」との肩書きで述べてありますが,まさにこの「コミュニケーションの改善・向上」こそ,私が社会に提供出来る機能を,端的にキーワードで表現したものです.
社会一般のボトルネック・或いはコンフリクト(衝突・障害)を生じている状況事例の多くに,実はコミュニケーションの問題が内在していると考えられます.そして,其の解決を導く事こそ,私が長年注力してきた「教育」というテーマの,まさに本丸である(冒頭で述べた通り)とあらためて認識し,より積極的に関与・言及し,もって社会に貢献していく事を,当初の目的としています.

Share

「教育ビジネス研究所」サイトを設立しました

という訳で,全く表題の通り,新規にサイトを設立しました.

動機としては,従前から教育ブログ(http://ameblo.jp/blz-edu)やFacebookの個人ページ(https://www.facebook.com/ktnlime.blizzam)に随時思うところを書き連ねていくうちに,幾分方向性が拡散してきたように思えた事,また他方では,私自身が活動の基盤と考えて旨とする,言わば軸となるべき方向性をも見定めつつ進めていきたい,と感じ始めた事,といった背景があります.

表題に関して一言しておくとすれば,教育とは人類の進化・更には世界の発展への布石そのものです.そして,其のキーワードを切り口として,社会における様々な事象を読み解き,時に提言し,更に出来る事なら関与していく…といった事が,私自身の人生における展望(或いは壮大な野望?)の一としてあります.

新たな事を学ぶのは好きなので,WordPressも全く触った事さえ無いところから即日立ち上げてしまいました.今後とも,自らが「学び続ける姿勢」の見本・ロールモデルとなる事をも目論み兼ねつつ,活動を進めていきたい所存です.

Share