虹色旗を掲げた事がない立場から反省を再開する旨

性別欄「二択以外」(ISO5218でいうところの「9」)のなお多様さと言うか,従前の私自身の認識が如何に甘かったかを思い知る機会を直近頂戴していたので,いずれもうちょっと深掘りして記事を書きたいと思いますが,取り急ぎ上述の旨御一報申し上げます.

 

端的な例としてはこのあたり(一連ツイート):

個別各論の中には合意出来る内容もしばしば有るのですが,わりと根本的なところで「一人称身体感覚」がおそらく彼と私とでは大分「別種」な気がします.

当サイトでは2か月ほど前から折に触れて上記引用の元発言者である青木志貴さんを槍玉に挙げておった訳ですが(各記事参照),その後に謎の御招待イベントが発生して末席にあずかったり別途の事情で仁義御挨拶を通していたりする中で,御当人の姿にも直接お目に掛かる事となりまして,率直に「どうなってるのか」気になって見せて頂こうとする訳です.

 

…何というのでしょうか,この,大雑把には「自分と同じ括り」に一旦入れておく(そのくらいしか方針を思いつかない)扱いになるものの,手元知識で持っているラインナップの範疇に見当たらない程度の「別種」感.

 

性別コード「9」も安直に大同団結って話で片付ける事じゃ済まないんだろうな,と直感せざるを得ない経験でありました.反省.

 

なおこの点で「ジョグジャカルタ原則」はずっとマトモな定義を述べていますが,こちらは「性別の理論値が無限通り存在する」事を認めているので,計算実装が原理的に追い付かないという難があります.

近日も「職場のトイレを法令に則って2択着実にすべし」との論題が挙がっており(参考:http://news.livedoor.com/article/detail/13036859/https://news.yahoo.co.jp/pickup/6239109),個人的には「むしろカンベンして頂きたい」とさえ思う次第なのですが,当然の流れとして「所望如何」と周囲の数学者からも訊かれるところでありまして,まぁ「ISO5218で言うところの9」くらいが関の山かな,と応えてきております.
痴漢冤罪関連の件は別稿http://wp.me/p6S43T-5zでも触れたので今回はそこまで風呂敷広げない.

AP通信が「単数形they」を認めたそうですが(下述リンク記事参照),想定通りbe動詞のあたりで英語圏各位は誠に御苦労様であります.その点日本語は「彼」で済むから楽なのであって,「彼女[あのおんな]」は蔑称含みではないか,との激論は是非シラス台地が出来る位にまで盛り上がって頂ければと存じます.

theyの三人称単数OK 性的少数者に配慮
https://mainichi.jp/articles/20170519/k00/00m/040/025000c

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