教育は親が「使えない」と難しい;子は親の言う事よりも「背中」を見て学習するので,例えば親自身が国家資格受験勉強を行う等も有効である

当サイト主宰はつねづね,若年者教育の仕事に際しては「親を説得する方が大変」と申してきたかと存じますが,直近これと同様類似の結論に達しているサイトを見掛けましたので,一トピックとして下記に御紹介致します:

親からの呪い、子供の幼稚さ、承認欲求の暴走と期待値の過剰上昇
https://ameblo.jp/dk-works/entry-12645353249.html

当該サイト記事は全般的に苫米地流ヒーラーの言葉で書かれているので,原則としては苫米地英人博士の本を全部読んでから(+出来ればリンク先サイト「DK WORKS」で紹介されている他の著者の成書も読みつつ)リンク先記事を読まないと意味が分からないかもしれませんが(最低限としては例えばPX2 http://bwf.or.jp/ の受講なども良いでしょう),当サイト主宰ブリザムが提供している教育(その多くは統計的割合として「受験勉強の補助」に特化していますが)のコンセプトに近いものを感じるので,今般御紹介させて頂く次第であります.

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新方式大学入試 ⊃「大学入学共通テスト」に特効薬はない

最近1か月以内にだいぶ,どうやら「大学入学共通テスト」絡みで検索リンクから飛んで来て当サイト記事をご覧になっている方が増えているようで,しかし当サイトの記事と言えばその大半は前年度(今年初頭)の「センター試験」の時代の記事でありまして,申し訳無さで一杯でして,一部記事においてはタイトルに「2020年初頭分」などと補記したりなど足掻いてみたりしておるのですが,
さても当サイトの「昨年度の」記事が検索に引っ掛かって飛んで来る方が絶えないあたり,よほど「共通テスト」に関する情報が不足しているのではないか,と見えます(尚,この時期に大学受験生当事者と思しき「不安を抱えた」人が検索で飛んで来る事自体は例年の傾向通りなのですが…).恐らく受験産業も皆さん断定的な物言いをどうにもし難く「何も情報が発信出来ていない」のでしょうな(?).

そこで,当サイトの示す指針ですが,従前から述べている通り,「制度刷新初年度」に関しては,抜本的な対策は「クソ真面目に勉強する」事くらいしかありませんよ,という話です.今回は制度改正が後手後手ガタガタになった為に特段不安を煽られた,という向きはあるのかもしれませんが,受験生当事者がそれを盾に持ち出しても何にもならないので,粛々と「毎回新課程初年度~2,3年間は荒れる」という経験則を念頭に置いて,「それでも得点成果をもぎ取っていくには」と考えて対応を採るに限ります.各予備校の「●パック」といった名称は変わらないようで,どうやらそういったキーワードで検索して来られる読者も多い模様ですが,そんな皆さんへ一言お伝えするならば,「一度やった問題はもし出たら完璧に出来るようにしよう」「解答答え合わせのみならず,解答冊子に詳述されている『解説』もよく読んで,それまで学習に使用してきた基本教材の復習参照と合わせて,”雪だるま式”に知識を増やしていこう」といった,汎用性の高い学習方法を奨めるに限ります.また,数学に典型される時間が足りなくなりがちな科目・各自にとって時間の掛かる科目については,「時間内に解答する=あらためて『書き出す』形でのタイムアタック復習をもやってみる」事も大切でしょう.

そろそろ「本番」まで約1か月というところで,共通テスト対策をメインに学習を進めていきたいタイミングかと思いますが,上述・既述(当サイト他記事)の内容を念頭に置いて,丁寧な学習に努めて下さい.特に共通テストにおいては(いや建前上は大学入試全般ですが),「原理的には既に高校で学んだ事・知っている(はずの)内容」から出題される訳ですから,その「既出の知っているはずの知識」を完璧に解答へ反映出来るようにしておく事が肝要です.
あとは体調管理・生活リズムもそろそろ本番当日へ向けて整えていって,万端の準備をもって臨んで乗り切りましょう.

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いじめ撲滅(字面通りに)※再論

「いじめ件数過去最多」学校で今起きていること
認知件数が多いほど肯定的評価というねじれ
https://toyokeizai.net/articles/-/388009?fbclid=IwAR33t9S0ZpIQszUpFeKkWDLgJ66i9l099LRNGzcBttRc9VdxXJjQUCuJoDQ

だーかーらー
秘密記録即クラウド送信保存で一発司法イッテヨシだと申しておりまするに…(怒)

 

※当サイト既述:

「いじめ」は「いじめ犯罪」と即呼び変えるべき,そして親はすべからく六法を心得るべき(暗記する必要は無いが「どこかに何が書いてあったか」を思いつける程度に)
http://www.educationbusiness.jp/2020/10/25/%e3%80%8c%e3%81%84%e3%81%98%e3%82%81%e3%80%8d%e3%81%af%e3%80%8c%e3%81%84%e3%81%98%e3%82%81%e7%8a%af%e7%bd%aa%e3%80%8d%e3%81%a8%e5%8d%b3%e5%91%bc%e3%81%b3%e5%a4%89%e3%81%88%e3%82%8b%e3%81%b9%e3%81%8d/

そして「1学校1弁護士1博士(以上)」を徹底するのだ(←※ちょっと付言;他の機会に詳述したく).

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大学受験指導・コンサルティングの「コストパフォーマンス」と「成果報酬」について

筆者の教育職としての「値段」は「2時間につき5万円」としている次第でして,これは「毎週1回2時間指導」で進めると「1年間で250万円」に相当する,という事までは既に当サイト固定ページにも書いている通りですが,これがどのくらいのコストパフォーマンスに相当するのか,について,ちょっと今回記事で触れておきたいと思います.

無論,「中高一貫私立に通わせて予備校スタンダード(セット)コースも併用」に比べれば,「公立中学→そこそこ大学進学率の高い公立高校に進学して,高校1・2年次の内容を(必要なら筆者の単回コンサルティングに基づいて)着実に身に付けて学力とした上で,筆者を高3次の1年間雇う」という方が”お買い得”である事は簡単な計算で明らかですが,大方の高校1・2年生は,大学進学を前提としているにもかかわらず,「本業受験生」になっていないので….

 

比較的具体数値を用いて「計算」が出来そうな例としては,私大医学部医学科へ進学する場合が先ず考えられます.
詳しく言えば,「学費(6年間合計)と偏差値(大学入試ボーダー)の相関」を各大学毎にプロットして求めてみると,実は「偏差値が1ポイント上昇するにつき,学費が約273万円安くなる」という結果が出てきます(相関係数約0.7).また更に,ここからグラフを伸ばして国公立大学の6年間学費に当てて試算すると,国公立大学医学部医学科の偏差値(期待値)は約72~73と求まります.これは,実際の「偏差値表」とおおよそ大差ない数値です(尤も,国公立大学医学部医学科に関しては,入試出題特性や学閥の威力如何等の要素も効いてくるので,結果として実際の入試偏差値にバラツキが生じる訳ですが).

医学部医学科に合格した筆者の教え子の中には,未ださすがに「1年未満の偏差値20UPで合格」すなわち「受験年度の4月~5月時点で偏差値45以下から医学部医学科(概ね河合偏差値65以上)へその年度に合格」という人は出ていないのですが(以前述べた通り,特に私大医学部は算出されている偏差値水準の学力に加えて「速答・ノーミス」が要求される為,偏差値に反映されない範囲で傾向対策学習が必要になる由),さても結果評価からすれば,他の筆者のコンサルティング料などと同様に「成果の1割を対価として請求」するなら「受験学年当初からの偏差値上昇1ポイントにつき27万3000円を頂きたい」という話になります.これだと偏差値3.5ポイント向上くらいで報酬7桁に達してしまう事になりますが,実際問題として医学部受験対応だったらそのくらい貰ってもいいような気もします;それ程に医学部受験対策は手間暇が掛かります.

 

これが,大学入試でも医学部医学科以外の場合ですと,学部別に限っても入試偏差値と4年間学費との相関は見えづらく,逆に言えば「学費に比して受験難易度が割に合ってない大学」や「やけにお買い得な大学」が存在する事になります:これはいわゆる「大学ブランド」という話になるのだろうと思われますが,但しその中でも「学費が相対的に安い大学・学部は偏差値が高くなりやすい」という傾向は一応垣間見られる事はあります.尤も,この現象が「(医学部医学科同様に)学費の安さにつられて偏差値が高難度になっている」のか,あるいは「いわゆる下位校だと入学時の学力不足に対応する教育コストが増えて学費が上がる」といった現象ゆえの事なのかは,さほど明確には見えてきません.

あるいは,国公立大学の交付金や私学助成金の「学生一人当たり金額」から計算を試みる事も,一応は考えられます:例えば,東京大学は学生1人あたりの税金投入額が年間約300万円なので,大学院修士課程まで6年間を標準的と考えれば「約2千万円の税金を貰っている」という事になります.これに国立大学の学費年間約54万円を加えた額面と,早稲田大学理工学部(ここではvs.東大理一で考えています)の年間学費+私学助成金の数値を比較すれば「相当する偏差値差」は…という話になる訳ですが,その裏にはやはり「大学ブランド」が大きく効いてくるので,それこそ例えば「早稲田と横浜国立の双方理工だったらどうか」といった比較は遥かに難しくなります.

更に言えば,「東大理一と慶應医学部の比較」みたいな,学部の差異を横断しての比較という事になってくると,これはもう,実際の「両方合格者動向」を見て超概算するくらいしか出来ないのではないかと思われます.大学受験情報を扱っている雑誌等の中には,「A大学X学部とB大学Y学部両方受かったら合格者はどちらに進学しているか?」といった調査を行って特集記事にしている事例も見受けられますが,調査集計を行った母集団の規模が小さく,統計データとしてはおよそ使い物にならない場合がほとんどです.

 

それでもなお,「5月の河合偏差値で60届いた科目と届かなかった科目が有る程度の学力だけど東大ブランドが欲しい」みたいなクライアントに対しては,筆者は差し当たり「指導料としての時間対価」をもって仕事を引き受けますが,首尾よく当該年度に合格させたとして,「成果報酬」を一体何を以て計れば良いのか,今一つ分かりません.大抵は「御家庭がテキトウに包んでくれた御礼封筒」を受け取って”成果報酬らしきもの”だと思う事になる訳ですが,それにしては随分と安上がりなお土産程度で済まされている場合が大半です.さりとて,「第一志望はゆずれない」などと言って(笑)「All-or-Nothing」方式にすると,指導者の負荷が更に大きくなってしまう懸念が大きくなります(「保護者に対する指導」を強めなくてはならなくなる為).

 

筆者はつねづね,出来る事なら受験指導業界にも「成果報酬制度」を導入したい,その方が望ましい,と思っているのですが,斯様な「結果が出てもなお指導業績評価が不明瞭」という状況が,受験産業における「プリンシパル・エージェント問題」(プロ家庭教師・個別指導の効力に対する評価のみならず,塾・予備校やひいては私立中学高校の学費の妥当性などに至るまで;無論,「不当に高い」場合のみならず,実務者へ渡る給与が「不当に安い」という,これまたよく知られた問題をも含みます)を引き起こしている,小さからぬ一因ではないかという気がしてなりません.

企業コンサルタントの場合の「売上」なり「純利益」なりに対応する形で,「当該学校卒業生の生涯年収平均」などと言ってみようにも,40年遅れで学校ブランドが評価される形になってしまい,(敢えて言いますが)悪く言えば「株価相場」的な側面もある受験偏差値・及びそこから「生成」される学校ブランド(なんと!;しかし,このような構図は現実にしばしばある事です)の現在価値換算に対しては,割引価格とか収益還元法(これらとてあやしいものと言われれば否定は出来ないでしょうが)のような方法論さえ,未だ出来ていません.

 

それこそ例えば,「医学部医学科は偏差値1ポイント向上につき14万円(1割だと上記の数字を見てちょっと高い気もするので貢献利益の5%として),それ以外の大学学部については,『偏差値20アップで100万円』から逆算して1ポイント向上につき5万円」などと設定してみると,受験「コンサルタント」らしく見えてくるような気はします.ですが,この場合「週1回2時間指導で1年間合計対価350万円」みたいな事になって,さすがに「公立中高経由ルートの場合でもイマイチ割が良くない」話に陥りかねません.

 

こうして見てくると,「相場なんて有って無いようなもの」という点においては,プロ家庭教師もコンサルタントと本質的に大差ないような気もします.

筆者は以前記事でも述べている通り,「プロ家庭教師業は指導時間の5~10倍実労務時間が掛かる」とした上で「実質時間対価2500~5000円」(=年収500万~1000万円相当)と暫定算出していた訳ですが,そもそも「教育の対価」って,果たして一体どんなもんなのでしょうか.

 

御蔭様で拙著はAmazon流通分野8位まで上昇しておりました.何屋だよコイツ.

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更なる御礼:拙著新刊がジャンル別Amazon9位を獲得しました / 附記:「電子書籍出版プロデュース」のお仕事についての告知

表題の通り,拙著「DXは本当に新しいのか?」( https://www.amazon.co.jp/dp/B08P5S52WX/ )が,直近(本日夜中)最高で「流通・物流」分野9位を獲得しました! 御高評ありがとうございます.

 

著書ページ

 

著書ページに関連商品紹介が20ページも表示されるようになりました;発刊時には何も表示されていなかったところからこんなに…( ゚д゚)ポカーン

 

「流通・物流」カテゴリランキングページ
写真が幾分ぼやけていますが「#9」と表示されています.カテゴリは少し見づらいのですが画面左上で黒太字になっています.

 

なお,現時点では15位前後を浮動している模様です.また,キーワード「DX」で検索しても概ね同程度の順位のようです.

(余談ながら,Kindle全分野で「武部」と検索すると,拙著が2位に表示されます;1位の著者は,お茶の水女子大学大学院時代の担当教官です(笑) https://www.amazon.co.jp/s?k=%E6%AD%A6%E9%83%A8&rh=n%3A2250738051&dc&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&qid=1606770528&rnid=2321267051&ref=sr_nr_n_7

 

もう5年も前の事になりますが,筆者は処女作「強欲・無謀の大学受験」で教育分野Kindle1位を獲得しており,またノンクレジット(名前が表に出ない)の仕事ですが,別の某分野(ノンクレジットなので一応伏せます)で最高7位を記録した事があります.即ち,当方は「全部別分野でAmazon一桁ランキング入りを3回達成」した事になります.

今般に関しては,実はある程度狙ってやっていたところもあるのですが(しつこい位の宣伝とか…お付き合い頂いた皆様にはあらためて感謝申し上げます),他の2回は別段流行り物ジャンルでも何でもなく,特に教育書の時には,2位まで上がった時点で上の1位書籍を見て「これは勝てないだろう…」と思っていただけに,それを抜き切ってトップを獲得した際には,文字通り手の震えが止まらなかった覚えがあります.(Facebook上では往時を知っている「一緒に喜んで盛り上がった」Friendsも居て,今回も祝ってくれていたりします.有り難い限りです.)

 

今回の経験実績をもって,筆者は「電子書籍出版プロデューサー」としての役務をも提供していく事を,あらためて心に決めました.「大学受験1年未満で偏差値20アップ」と「電子出版でAmazonランキングトップ10入り」という,数字で見ても何ら不足のない実績に基づく職務を行っていく立場です.

なお,コーチング/コンサルティングに関しては,「成果10倍」を原則目標に掲げていますが,最近「1桁足りない」との御指摘を頂きましたので,更に精進したく存じます.

 

■電子書籍出版プロデュースのお仕事の御提供について (※表示価格は全て〈税別〉です.)

●これから始めてKindleで自著を出したいとお考えの方:
着手金5万円.そして,独力で本文全部を書き上げられると思われる方には,この対価で随時御相談等に応じながら公開出版まで寄り添って協力します(出版後の「宣伝」に関しては別途応相談).また,「表紙」ないし「本文レイアウト」等を他の方にデザイン製作して欲しい場合には,別途必要分の費用を頂いて,編集・ライティング経験の豊富な方や,または専門のデザイナーを御紹介差し上げる事が出来ます.さらに,イラスト(表紙/本文間挿入)に関しても,幾分時間は掛かりますが御相談に与ります.

●既に本文が全部書けていて,編集校正等も不要な方:
Kindle出版を行った経験が無い人に関しては,上記と同様の着手金5万円にて,電子出版までの一連の手続きから,実際に刊行発売するところまで,お手伝い致します.書籍表題の調整や,宣伝対策等についても,相談・アドバイスのサービスを着手金範囲内で御提供します.
また,「表紙だけ別途」の必要がある方には,前項の例と同様にデザイナー等専門家を紹介します.この場合には,必要分の料金を別途申し受けます.

●著作書籍本文に関しても,ライティングアドバイス(ないし更にはゴーストライティング)が必要な方:
着手金5万円にて,「タイトル」ないし全体を総括するキーワード等を決め,及び内容の「目次・章・節…の構造」までの計画を,先ず御要望に基づいて御相談を受けながら設計していきます.
そして,「文章は書けるけれども編集その他のアドバイスが必要な方」については,1冊全体につき原則別途5万円,「本文の文章そのものについてもゴーストライティングないしそれと同等レベルの支援が必要な方」の場合には,原則「文章量3千字につき5万円」の対価にて,更に御相談を受けながら作成をお手伝いさせて頂きます.デザインやレイアウト等,より「図的な」編集作業を御希望の方へは,上記と同様にデザイナー・編集レイアウティングの専門家等を有償にて御紹介します.

●なお,上記いずれの場合であっても,インターネット上の宣伝チャネル(SNSアカウントや,更に出来ればブログないしウェブサイト)は,なるべく多くの種類を持っておく事が優位になります(実際,筆者は今回当サイト・Facebook・Twitter(知人らの協力を得て複数名義でリツイート展開)・Instagram・LINE(主に旧知人向け)…までは少なくとも使っています).これらは出来る限り前提条件として準備しておいて下さい.
また,出版者御本人のお名前(出版時の予定名義が望ましい:既に使用しているペンネーム等がある場合はそれも使えます)で検索してなるべく上位にヒットするよう,あらかじめキーワードを散りばめたサイト・SNSアカウントを用意する事や,あるいはSEO対策(※筆者は使っていませんが)を採って頂く事も良いでしょう.

◆以上のお仕事を御希望の方は, nlimeblizzam【at】gmail.com まで,「実行したい目標」と「現在の出来度合い,状況」,および「当方に依頼したい仕事の範囲」を,分かる範囲で明記の上,「電子書籍出版コンサルティング希望」として御連絡下さいませ.

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