表題の通り,先ずは前期受験生の皆様おつかれさまでした(理三受験生等の方は引き続き「目の前の試験」対応を行って下さい:尤もここでは「体調」が結局最優先になるのではないかと存じます).
さて,国公立中期/後期試験・医学部(医学科)後期試験・私大3月入試等を受験予定の方々は,今から「この後受ける大学学部学科を『第一志望』と認識して入試本番の得点(成果)向上に努める」事を強く意識して即実行しましょう.理由は前記事と同じです(コーチング理論的背景).
詳細は当サイト既出の記事で各々さんざん触れているので検索して頂ければ結構なのですが,一応の主眼としてはやはり「過去問(赤本)から『大学からのメッセージ』を読み取り,それに即して『高校課程範囲の知識・方法論で出題を解きほぐす』演習(実際問題としてはこれまでの受験の反省も含めた復習も大いに)を行う」に尽きます.国公立大学後期入試がしばしば「出題内容が高校範囲の受験勉強で解けそうに見えない」といった現象に対しても,「試験の募集対象は高校卒業・卒業見込み者である」という大前提からすれば当たり前の通り,原則としてきちんと解けます.
但し,私大医学部では異常に難しい問題に出くわしたら「一旦は飛ばす」も検討する選択肢に入りますので,時間を計っての過去問演習を通じて習熟しておきましょう.また,前期一般入試とは出題傾向のみならず小論文・面接の重要度や見られるポイント等も大幅に異なる場合が少なからずありますので(この点は国公立医学部医学科でも後期日程が設けられているところでは同様の傾向有),受験情報(代ゼミやメルリックス等各予備校が提供している受験生アンケートその他の「信用に値する」ソース)も確認しておきましょう.
なお,公立大学中期日程では倍率が異常に高騰する事例が毎年後を絶ちませんが,「現実的に意味の有る受験生を母集団と考えたときの競争倍率」はさほど高くありません(他の一般入試同様「せいぜい2倍前後」程度).自分がそれに値する可能性に懸ける受験生にとっては,その「紙一重」の中での勝負となります.ですから再三の通り,「本番で1点でも多くもぎ取る」為に今から出来る事をやって走り抜けましょう.
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当サイトでは,今からまだ入試日程が残っている方向けの「緊急対応」指導を提供します.御連絡・お問い合わせは nlimeblizzam[at]gmail.com まで.