出題ミスが話題に上がっても慌てるな!

早稲田大学(各)理工学部の数学入試問題が話題になっていますが,もし出題不備があったとすると相応の措置が採られるはずなので,受験を終えた皆さんはひとまず落ち着きましょう.
実際問題としては,「英語・理科で得点を稼いだ受験生が受かる」傾向にある事は否めないのですが,これとて「終わった試験の事は一旦忘れて,目の前の出題に集中する」という事が出来ていれば叶う話ですから,当サイトでも既に述べてきている一般論の範疇に過ぎません.
さぁ,残りは国公立大学前期入試のみという人も少なくないはずです.今一度地に足をつけて,不足分の学習に取り組みましょう.

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合格発表はゴールではなく,あくまでも通過点の1つにすぎない

本来は「合格発表を座して待つ愚を犯す事なかれ」とでもしたかったのですが,出来るだけ多くの人に読んでもらうためにキャッチーなタイトルの方にしました.

さて,併願校の合格発表を待つ愚については既に書いたとおりですが,「本命校」(往々にして合格発表が一番かそれに近く遅い)の合格発表を(全部の受験が終わったからと言って)待っている愚行者がしばしば居ます.何故「愚行」と呼ばれるのかさえ分かっていない人も少なくないでしょう.順を追って説明します.

先ず,併願校に既に合格して「進学自体は決まっている」場合.この場合には,座学受験勉強を凡そ2年以上やった事からの「リハビリ」が必要になります.内容は何でも構いませんが(私はオミットしていたゲームを再開しました),大学受験勉強に成功しても敗北しても,そこからの「リハビリ」には概ね2年程度掛かります(経験則).これが上手く出来ていないと,「合コンで男子だけでセンター試験の得点の話で盛り上がる東大生」みたいな事になってしまう訳です.ですから,座学から一歩以上足を離れて,何でもいいから好きな事に打ち込んで下さい.旅行などもいいでしょう(学術書の携行は厳禁).とにかく,「受験勉強からはリハビリが必要」.この事だけは頭に置いておいて下さい.

そして一方,「本命校の合否如何で来年度の身分が大きく変わる場合」.要するに,本命校の合否によって,晴れて大学生になれるか(再)浪人する事になるかが決まる場合です.この場合,上記とは全く逆で,先年度(今年度)の失敗点を反省して,受験勉強を続けるべきです.何しろ,本命校の合格発表で「不合格」だった場合,即座に浪人が決まるからです.ここで手をこまねいてただ発表を待っていたら,その分が丸々タイムロスになります.この「数日」がどれだけ痛いかは,ドキドキしながら合格発表待機期間を迎えた貴方なら重々御承知のはずです.ですから,少しでも「来年度の合格可能性」に懸ける選択をするのが,ここでは賢明という事になります.
もし実際には本命校に合格しても,その間にやった分の受験勉強は決して無駄になる事はありません.なぜならば,試験範囲の不安要素をつぶして,今後の大学生活に資する事間違い無いからです.なおこの場合,「リハビリ」は実際に合格してから行います.

さぁ,このページをご覧になっている皆さん,受験勉強に戻る気になりましたでしょうか.

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国公立大学第一志望の受験生へ

私大併願に忙しいかと存じますが,「本来の目的」を忘れないよう,2日に1度は第一志望国公立大学の対策学習を挟みましょう.内容は必ずしも過去問演習とは限らず,類題演習など第一志望入試に資するものなら何でもよいでしょう.但し,その傾向を把握する対策として,過去問演習は有効です.尤も,国公立大学は過去問が「当たる」確率は一部の大学を除き低いので,注意しましょう.

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全国学力テスト,パソコン出題・解答を全面実施へ

全国学力テスト(小6と中3を対象に文部科学省が実施しているもの)について,2023年度を目処に,従来の紙に記載する方式から,出題も解答もパソコンで行う方式へ全面移行する方向になった模様です:

全国学力テスト、パソコン解答を全面実施へ
https://this.kiji.is/595554678054749281

これまで当方の教育事業では,紙ベースの学習(特に「書き出す」事の強調)を「試験は紙で行われ,書き出した内容だけが採点の対象となるから」という大義名分で行っていたのですが(筆者から「今あなたが口頭で言った事を書き出してみなさい」と言われた教え子も少なくないはずです),これを機に学習の方式も一挙に変えていく事になりそうです.

…で,大学入試はどうなったんでしょうか.

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国公立大学出願は早々に完了して個別学力試験(2次試験)対策に集中すべきである

既に以前記事http://wp.me/p6S43T-fJで述べている事ですが,国公立大学出願日程が始まったのであらためて抜き書きしておきます:

●国公立大学大学個別の出願期間が始まったら,早々に出願を完了して2次試験対策に集中すべきである.志願倍率の途中経過情報などは,ハッキリ言って何の役にも立たない(どうせ,最終日に急上昇して例年通りの数値になる).
注意として,「書留速達に限る」などとしている大学も多いので,必ず各大学の指示に従って下さい.

以上.
これ以降は,各大学の個別学力試験対策に集中します.また,併願校がある場合にはスケジューリングが肝要となります(以前記事http://wp.me/p6S43T-fPで既述の通り).受験生各位の健闘をお祈りしております.

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願書を手に入れるべし!!

センター試験が終わってから受験する国公立大学を決める人で,未だ出願書類が手元に無い人は,速やかに請求して下さい.また,調査書の枚数が足りていない場合は,高校に請求しましょう.
当たり前の事ですが,取り急ぎ.

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【追記あり】併願校(私大)の取り扱いについて/私大医学部医学科対策

そろそろ早いところでは今週中に一般入試が始まるので,(併願)私大受験対策を書いておこうと思います.

国公立大学第一志望で,私立大学を併願する場合には,第一志望用の学習は原則として継続しつつ,併願私大の入試3日前頃から過去問3〜5年分程度を解いて,傾向対策を把握して臨めば良いでしょう.他方,私大の優先度がより高い(必ずしも国公立でなくてもよい)場合には,より周到な対策が望まれるかもしれません.復習教材はこれまで使ってきたものを前提として,どこまでやり込むかは各大学の「志望優先度」を基準に調整して下さい.
特に私大の日程が詰まる事もあるかと思いますが,予め(入試3日前以前に)やっておくにしても,「過去問最低3年分」は死守します.これだけやっても的中する可能性はほぼ無いですが,傾向対策の把握は必須ですので.無論,赤本の「傾向対策」を熟読して学習に臨む事は当然です.そして,その後に「詰め」の復習演習を行う事も忘れないで下さい.

私大医学部医学科の入試はちょっと特殊です.というのも,原則として入試で「1次試験と2次試験」が課されるからです.この為,「1次試験の合格発表を待たずして(※待っていたら間に合わないので)2次試験対策をしつつ,その間に入ってくる併願校の1次試験対策をも行う」という,かなりアクロバティックな学習形態が求められます.
対策としては,1次試験に向けての「過去問3〜5年分」は同様です.2次試験(多くが小論文+面接)対策としては,「医学部の小論文 」https://www.amazon.co.jp/dp/4777219356/と「医学・医療概説」https://www.amazon.co.jp/dp/4777216586/が理想ですが,1次試験の合間に2次試験対策として使うにはちょっと重過ぎるので,前者は「書ける!小論文図解ノート」https://www.amazon.co.jp/dp/4010334886か「小論文入門ー10日で小論文の基礎完成」https://www.amazon.co.jp/dp/4877258981で代用します(無論,現実に10日も掛ける必要はありません…と言うよりそんな余裕は無いはずです).もちろん,他の1次試験等と2次試験(小論文・面接)の間に十分な日程が空いている場合には,先に挙げた“本来の”教材を使って,過去問演習(2次の…公開されていれば)と織り交ぜながら学習を進めます.
なお,「医学部面接ノート」https://www.amazon.co.jp/dp/486346746X/には,受験者アンケートに基づく面接形式の概要が載っています.「受験感想」欄は主観中心ですが,事前対策の準備に使えるところもありますので,必要に応じて参照しておいてもよいかもしれません.
また,私大医学部医学科の場合,過去問と出題傾向が類似する可能性が高いので,過去問を「読んで頭に入れておく」だけでも効果を発揮し得ます.この方法を採る場合,1次試験対策に掛けられる時間的余裕があれば,中古の赤本を手に入れて10〜15年分演習を行うと,「的中」する可能性があります.

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大学別個別学力試験(国公立大学2次試験)へ向けて

さて,センター試験受験者の皆さん,自己採点結果を無事センター・リサーチ等に提出して,大学別入試対策に取り組み始めていらっしゃるでしょうか?(※疲れが残っている場合は回復を優先して構いません)
一度冷静になって考えてみて下さい.センター試験が終わった今日から国公立大学前期試験(2次)まで,夏休みに近い日数がある訳です.これだけの時間があれば,弱点科目1つを平均点超えまでもっていく事も不可能ではありません.今志望大学の過去問を解いて,もし過去年度の合格最低点に足りない場合でも,上手くする事で入試本番までに合格最低点を超える水準までもっていく事は充分可能です.
筆者の教え子でも,2月に入ってから(!)合格最低点に30点足りない状態で,必死でかじりついて東京大学に合格した猛者や,センター試験(配点は素点)で40点ビハインドの状態で出願して,2次試験の配点300点の中で逆転合格を果たした受験生などが居ます.彼らは特別な事をした訳ではなく,基礎に戻って本質的な学習を進めた結果,合格ラインにたどり着いたものです.ですから,今もし浮き足立っている皆さんも,あらためて「地に足を着けて」粛々と学習を進めて下さい.無論,出題傾向は重要ですので,過去問や大学別模試(有る大学に限りますが)を見ておく事は必要になります.今年度は入試制度が最終年度となる為,出題傾向の変化が気になる人もいるかもしれませんが,試験制度そのものは受験生(当事者にとってはライバル同士)全員にとって平等です.従って,「せめてやれる事」の一環として,過去問題に触れておく事はやはり重要と考えます.その上で,基礎的事項を「自力で説明(筆記で)出来る事」を重視しましょう.精神的に「焦り」が生じる事も少なくない時期かと存じますが,そんな時こそ「基礎に立ち返る」事を常々意識して,志望大学合格に向けた学習に取り組んで下さい.

また,国公立大学「後期日程」を考えている人は,現実的に過去問等に取り組むのは「前期試験が終わった後」になります.但し,過去問題集(赤本)が書店店頭から無くなりがちですので,赤本だけはあらかじめ入手しておく事を推奨します(そして,実際に使う時までは「目につかないところ」にしまっておく).

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センター試験(セ試)受験生の皆さんへ

1日目が終わっても,2日目がある人はまだ自己採点をしてはいけません!!解答速報も見てはいけません!!あくまでも,明日の科目の準備に集中して下さい.
以上.

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センター試験当日に臨む実践的心構え

毎度の事ですが,今週末に行われるセ本試についての留意点をまとめておきます:御参考までに.

●前日は「納得がいくまで」勉強する.具体的な方策は既述の通り:http://wp.me/p6S43T-bk
また,あまり気張って無茶をしない.特に,夕食に験を担いでカツ丼を食べるなどは消化によろしくない.
●当日の気象は「寒過ぎる」が有り得る一方で「教室の空調が暑過ぎる」なども大いに考えられるので,着脱可能な重ね着を推奨する.昼食は自宅か地元から用意していく.試験会場最寄りのコンビニは,文具類も含めて完売必至と思っておいた方が無難である.また,持参品のうち筆記用具については,使い慣れたシャーペン2本(壊れたときの為),鉛筆数本(全部削っておく.出来れば「マークシート用」が望ましい)に滑り止めの輪ゴムを巻いた物,消しゴム2個,を用意したい.
●終わった科目の事は考えない.目前(次の時間)の試験対策・準備=得点向上の為に集中する.なぜならば,終わった科目の自己採点を行ってもセ試の総合得点が向上する訳ではないからである.特に,1日目終了後には(文系のみ受験者を除き)答え合わせをしない.また同様の理由により,休み時間(無駄に長い)の間にも既に終了した科目の話題を出す事が無いよう,知人総員に予め言い含めておくべきである.
●2日目全科目が終了したら,当日中に自己採点を完了させる(国語は現・古・漢に分けた採点と合計点の両方を準備する).そして,翌1/20(月)は各予備校のセンター・リサーチへ「提出するだけ」の状態にしておく.
●月曜日になったら早々に各予備校(現役生は高校を通じての場合もあるので注意)に各科目素点・総合点を提出し,粛々と2次試験(国公立大学)・私立大学の対策に着手する.リサーチの判定結果を見てから2次試験に出願する人も,問題傾向や相性を見るために過去問演習には手をつけておくべきである.
●水〜金曜日にはセンターリサーチが返却されてくるので,迅速に熟考して受験校(前期・後期・中期)を決める.そして,国公立大学大学個別の出願期間が始まったら,早々に出願を完了して2次試験対策に集中すべきである.志願倍率の途中経過情報などは,ハッキリ言って何の役にも立たない(どうせ,最終日に急上昇して例年通りの数値になる).

以上.
これ以降は,各大学の個別学力試験対策に集中します.受験生各位の健闘をお祈りしております.

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