大学受験生もアスリートなのだからコーチは必要

以前の拙著でもさんざん述べていた通りですが,こと統計分布という尺度において,
「大学受験生(進学志望者)の中で東大・京大・国公立医学部に合格する人」の割合と,
「高校球児(野球部員)で甲子園本大会に出場してベンチ入り出来る人」の割合は,
ほぼ同じです(いずれも2%弱).

以下,
「甲子園ベンチ入り」≒「旧帝大・国立医・一橋・東工」,
「高校野球地方大会決勝進出』≒「早稲田・慶應・私大医学部」,
となっています.

…どうみても「セミプロアスリート」と称されるに遜色無いのではないでしょうか??
:「高校球児がアスリートなら,大学受験生もアスリートである」という訳です.

 

現代では既に広く知られている事ですが,多くのアスリートには優秀なコーチ(≠インストラクター)がついています:水泳王マイケル・フェルプスのコーチであるマーク・シューベルトなどは著名でしょう(筆者の師匠でもあります).
コーチがクライアントに教えるのは,あくまでも「マインド(脳と心)の使い方」であって,個別の内容には必ずしも関わらないものですが,こと日本の大学受験勉強対応にあっても,「アスリートとしてマインドを上手に使う」事を学ぶ機会が有っても良いのではないか,とふと思った次第です.無論,筆者はコーチと受験指導者を兼業しているからそういう事を思うのでしょうが,「肩書き」をどうしたものかは,最近ちょっと迷っています(笑).

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この時期に「センター試験本番目標得点の9割程度を確保しておきたい」という旨

もしくは「足切りを食らう恐れがないライン」でもいいのですが,いずれにしても,中期的…というには残り短い期間における,段階的目標をここでも設定しておく事が望ましいと言えます.

理由は単純で:「模試で出した事のないスコアを本番で期待するのは,精神的に怖いから」というのが最大の事情です.
そして,本番で「無事当初の目標志望大学・学部に出願」出来る為には…と逆算して考えると,センター試験の得点目標を中間的に設定するのは,おおよそこの頃のタイミングになるかなという事です.

丁度,河合塾のセンタープレ模試も来週の11/26(日)に実施との事ですし(※地域によって日程は異なる場合があります:各自御確認下さい),一旦受験勉強の力量配分をセンター試験対策向けに割いて,「今の得点力で何点取れるのか」の確認の機会として使って頂くのも宜しいのではないでしょうか.

 

なお,センターの比重が高くて「現時点で本番目標の9割」では足りない恐れがある程度の目標を掲げている人の場合には,無論ですが「現時点で必要分の得点確保」を目標として下さい.ただしその場合,2次試験勉強時間をどのタイミングで確保するのか,との兼ね合いが更なる難関としてありますので,重々御承知とは思いますがくれぐれも留意しましょう.

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フォーサイトの広告写真に日本の将来展望を見た気がする

という訳で,先ずはこちらの画像をご覧下さい(元記事リンク https://www.facebook.com/foresightplanner/posts/1476023922493723 ):

教育指導者の観点からしてもツッコミどころは諸々あるのですが,やはり一番気になるのは,この手帳を記入した生徒(の設定)がどうにも「穴埋めゲームの途上」的立ち位置と見える事です.

学習の初期段階における取り組みで「天井のある穴埋め」から入るのは止む無き事かもしれません.また,実際問題として,諸学分野の「初期段階」が日本のカリキュラムでも高校課程に入ってしまう事も,あるいは致し方無いかとも思えます(「設計」内容についても存じている立場ゆえ).

 

とはいえ,昨今叫ばれている教育改革の大局観としては,「それでは遅過ぎる」という事ではなかったのでしょうか.粗雑でない「穴埋め的」取り組みがいずれの段階においても必要である事にたとえ異論を持たないとしても,その先は一般に「天井の無い世界」である,という事を,同時並行して教育カリキュラムに織り込んでおく事が,必要なのではないのでしょうか.

筆者は個人的に,「天井の無い世界」をそれなりに見てきているがゆえ,学習指導の現場においても,必要に応じて「その空気」を大なり小なり織りまぜて伝える事は出来ようと思います.
公教育の多くの割合を担う現職教諭の方々は,この「いずれは天井の無い世界へ」という事を,果たしてどれほど伝えられているでしょうか…?

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名前の事

筆者の名前は「ブリザム(Blizzam)」です.これ以外に「呼称として使用されるべき形」はありません.
英語圏では一般的な名前ですが,日本語圏のブリザムで一番著名なのはおそらく私ではないかと思っています.もし必要なら「●●な方のブリザム」と区別する事になるかと思いますけれども.

所謂「フルネーム」に関しても敢えて述べておきますと:
日本国外務省の公式表記は「Kazmi Blizzam Takakura」であり,これをそのまま漢字仮名表記すれば「一美ブリザム髙倉」となります.日本国の法制としては「連結姓の概念が無い=Family nameに『2つ』は入らない」という事で,「Middle」枠を使って何とか割り振って表記している,というのが実態です.そのMiddleにも2つは入らなかったので,本来の意味での私のMiddle nameは,行政登録上は現在入ってないのですが.

そして,上述の「姓(氏)が2つ入らない」事を反映して,日本語の例えば住民票などでは,「ブリザム髙倉一美」でなく「髙倉一美ブリザム」の表記が用いられます(しかし実は!なおここでも「表記揺れ」が随時存在します).

この表記が気に食わない(冒頭の通り「使用を非推奨としている」)理由は,先ず「そもそも記載を間違えられる事が多い」為です.例えば,「髙」は現代でも安直に文字化けしがちですし,「一美」の英字綴りが勝手に「Kazumi」となっている事も珍しくありません(外務省におこられるんですが…本人確認困るんですが).
それに比すれば,まだしも「ブリザムの発音がしづらい」などという,一部の日本語圏ネイティヴの方面からの意見などは,「単に貴方が不慣れなだけでしょう」とばかり,さも言い掛かりの一端として扱わせて頂かざるを得ない程度です.

 

あとは他に,主観心情的に「どの名前で呼ばれたいか/呼ばれたくないか」といった面も小さくはないのですが,こちらは「名前と性別」というより大きな風呂敷の論題に含まれると思われるので,ひとまずは筆者自身の思うところを述べて本稿としたく存じます.

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学習指導者としての「実績」を一応述べておきます

これから先の時代に下記「過去の実績」が果たして一体どのような意味を持つのかは定かではありませんが,職務実績経験の参照用情報意義も含めて記しておきます:

 

講師の指導経験・実績を以下に例示します.またこの他にも高校入試対応実績多数,更には公務員試験その他の資格試験対策や,特許出願に際する技術内容記述の指導,著名な大学入試対策講座教材の作成・校正担当経験等を有しています.

●鉄緑会→東大理三コースの対応実績有.講師自身は鉄緑会出身ではありませんが(SEG・駿台箱根セミナー経験は有),教材作成者・出題者の観点をもって指導対応が出来ます.

●例年東大合格者多数で有名な進学校在籍生徒が,高校3年次に赤点をギリギリ脱した状態から 「120人抜き」相当で現役合格.

●防衛大学校1次試験(学科)合格実績複数,内2次最終試験合格実績1名.同生徒は国立大学不合格のためそのまま防衛大学校へ進学.

●現役時MARCHクラス含め全滅の結果だった生徒が一浪して7月末に文転,中学国語の復習から指導を始めて,入試本番では河合塾推計センターボーダー40点のビハインドから2次(満点300)大逆転で横浜市立大学経営科学系(旧・商学部)に合格.

●指導開始時点では高校内英語クラス分け5段階で下から2番目だった生徒が1年以内に最上位クラスまで向上し,一橋大学経済学部に現役合格.

●高校3年次5月にセンター数学30点(/200満点)だった生徒が猛追し,日本大学歯学部歯学科に現役合格.

●高校時代に英語・数学とも4クラス中最下位だった生徒が一浪で日本大学医学部医学科に合格.

●現役時に中学英語の学力不足のため国語(現代文)の復習をも必要とした生徒が,一浪後東京理科大学理学部応用物理学科に合格.

●センター本試験で全科目合計得点率3割を下回っていた生徒に,1月下旬〜2月初頭まで復習を徹底させ,神奈川大学工学部・経済学部に現役合格.

●中高一貫校で赤点のため内部進学が危ぶまれていた生徒の追試対策補習から指導を開始し,1年半後に校内上位30傑入りに到達.センター試験では理科3科目受験で物理95点をはじめ高得点を挙げ,そのままセンター利用方式で東洋大学生命科学部に合格進学.

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日本芸術文化振興会はせめてISO5218に対応して頂きたい

取り急ぎ表題の通り(当方回答拒否やむなし).

なお,同会公式調査報告書「鑑賞行動の動向と公的助成に関する調査研究 鑑賞者アンケート集計結果≪演劇分野/単独調査≫(平成29年3月)」(http://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/kikin/artscouncil/engekityousa20170321.pdf)の11ページ等も参照.

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単純に「社会的マイノリティ」にはやはり理解者の存在が必要なのではないか

過日「受験生のメンタル」についての記事を公開して,あらためて検索キーワードから眺めてみていたところ,「宅浪が精神的にきつい」という記事が上位に挙がっていて,あぁなるほどな,と感じるとともに,以前に統計情報を取り扱っていた立場からすれば「そりゃそうだろうなぁ」とも思うところあり,アップデート調査をしてみる事にしました.

基礎とする統計データは,例によって文部科学省「学校基本調査」です:
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm
平成29年度(速報)結果が出ているので,便利そうなのでひとまずこちらを参照する事にしましょう.

 

先ず,平成29年3月の高等学校の卒業者数は1,069,754人
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001093035&cycode=0
表番号47「高等学校の都道府県別状況別卒業者数
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/Xlsdl.do?sinfid=000031606416 ).

この中で,大学・短期大学(本科)への進学希望者数は727,201人
(表番号51「高等学校卒業者の大学・短期大学への入学志願者数
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/Xlsdl.do?sinfid=000031606420 ),
更に内訳は,現役生が655,863人,浪人生(過年度卒業者:より正確には「再受験生」等をも含む可能性があります)が71,338人(うち短大志望1,065人).

一方,同年度の大学等進学者数は585,339人ですから(上述表番号47「状況別卒業者数」),ごく大ざっぱに言って「今年107万人が高校を卒業,うち65万人が大学・短大進学志望,58万人が実際に進学」という事になります.
∴過年度生の動向をも踏まえれば,「差分の約7万人が浪人に回った」と捉えてもおおよそ間違いではないでしょう.

ここで,外部サイト「合格サプリ」のような試算をすれば,「浪人生の割合は1割を超えている」(7万人÷65万人)などという主張も出来るのかもしれませんが
(参考:
浪人生の数って減っているの?統計から見た浪人について
https://goukaku-suppli.com/archives/11687 ),
そもそもの母集団は「高卒者107万人中の65万人」であって,
更にその「母集団」の概数としての「3年前時点での中学校卒業者数」は1,192,990人です
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001015843&cycode=0
表番号13「卒業者数
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/Xlsdl.do?sinfid=000031607502
:「平成26年」参照).

 

要するに,「大学進学を志望していながら高卒後浪人に回る」ルートは,同年代の中で言えば「120万人中7万人」なのであって,これは同年代の「高卒以外」約12万人の6割にも満たない数字です.

人口比としては6%を下回り,この数値は例えば所得分布と照らし合わせてみると,おおよそ「1300万円以上」に相当する割合です.ちなみにこれは「100万円未満」よりも少ない
(参考:
厚生労働省「平成 28 年 国民生活基礎調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf
p.11参照).

あるいは,キーワード「7万人」で検索してみると,なお色々な規模の世界との比較が見えて,思うところあるかもしれません.

 

当記事タイトルは書くだけ書いて敢えて放っておきますが,筆者の「イイタイコト」は察せられるのではないかと存じます.

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受験生の精神的プレッシャーの一因となっている「周囲」の立場は果たして幸せか(募集告知有・下記)

前回記事http://wp.me/p6S43T-8hでは,受験生のメンタル面に過大な負荷が掛かる構造の一因として,

多くの事例では,一見して,受験生(学習者)本人の主体的な意向に必ずしもとどまらず,家庭・学校環境からの影響もが,相当な「精神的圧力」として効いてしまっている

と,あっさり言及だけしていました.

ここで「アレ?」とお気付きの読者も少なくなかったのではないかと思いますが,決して筆者は藪蛇だから此の論に深入りを避けた訳ではなく,詳述すると長くなるので,一旦稿を分けた,というのが本音です.

「周囲の環境からの影響が,受験生当事者にとって精神的に過負荷を与える原因となっている」などと言うと,あたかもその周囲外部環境=それを構成している親族や学校等の構成員が悪い(帰責すべき),と述べているかの如く思われるかもしれません.

#実際「あぁ居るよね,そういう周囲の『本当の敵』って生徒本人のすぐ近くに…」などと思い当る同業者は,今一瞬その認識を飲み込んで,反省を込めて以下もお読み頂ければと存じます.

 

ところが,実はその「外部環境」側の人自体も,必ずしも精神的に楽そうではない…と言うより,むしろ保護者の方らも精神的に追い詰められている状況が,珍しくない程度にしばしば見受けられます.

比較的単純な構図としては,例えば「父方が医者の家柄で,生徒の母親が義実家への面目を気にしながら生徒本人に当たっている」といったケースなどで,率直に言えばこういう場合は全然マシな方です;なぜなら,この場合には生徒がその目先の大学入試なりに合格しさえすれば「万事解決」に至る事が出来てしまうからです.

これがもし,それこそ「自分は東大に行けなかった親なり教師なりが,名門進学校から医師や弁護士ルートを目指して(させて)鼓舞する」などという状態に陥っていると,遥かに厄介な「因縁の事案」と見て取らざるを得ません:
これも前回記事であっさり書いておいた,「貴方の人生は一体何のためにあるのですか」という指導者のセリフは,実際には斯様な場面で登場を迎える事となります.

以下説明は割愛しますが,こうした(本来は不要な)現象・観測事象から「地続き」の方向性の一極として,コーチング用語で言うところの「ドリームキラー」が思い起こされます.PX2は生徒本人もさる事ながら,保護者・教育者(学校教諭,他)へ向けてはなお早急な必修化が望まれるのではないか,とさえ思います.

 

◆以下募集告知◆

そんな訳で,筆者の問題意識に対する「解決」算段の展望は,教育関係当事者一同がPX2を受講されれば果たされる向きも大いにあるかとは思うのですが,以下に保護者等「受験生徒本人以外」の近縁者向けメンタルサポートプログラム提供を告知します:

■「受験生・学習者の『周囲関係者』メンタルサポートプログラム」要項
●対象とするクライアントは受験生本人以外の方で,本人に近い保護者・親族の方,教育指導者(学校,塾担当講師,等).
なお,受験生本人をクライアントとする場合については,前回記事http://wp.me/p6S43T-8hを御覧下さい.
●対価は1回10万円,面談等本編について標準2時間以内.またこの際,もし付随して生徒本人への対応が必要になった場合,当方は提供職務の責任範囲内でその生徒本人への対応をも行う事が出来ます.

こちらは,受験生(若年学習者)向けとは幾分異なって,本当に字面通り「メンタルサポート」が主体となります.理由は単に,受験勉強のような「露骨で直結的な技術で解決する」側面が薄いからです.

とは言え,元来パーソナルコーチングは「マインド(脳と心)の使い方の技術」を習得する体系ですから,その意味では今回告知のプログラムも「技術的に解決出来る」事の一環,と述べる事は出来るかと存じます.
また,本件は主として若年者向けの教育プログラムとして,価額その他の職務提供要件を大幅に優遇していますので,御依頼の際には「関係者」としての立場を明記して頂く事を求めます.どうぞ御承知下さいませ.

 

御依頼・お問い合わせは:
●お名前
●ご住所(郵便が届くもの)
●教育関係者としての身分・立場(学校・教育機関名・生徒学年等,出来る限り具体的に)
●当方に希望する相談等の内容(現時点で書ける事があれば)
を明記の上,eメールにて nlimeblizzam【at】hotmail.com までお送り下さい.

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受験生向けメンタルサポートを提供します(告知下記)

ふと教育関連の検索キーワードから大学受験市場界隈を眺めていたら,「受験 精神的にきつい」「受験 メンタル 弱い」「受験生 精神崩壊」といったサジェストが並んでいて,あらためて「ホントに21世紀サイバーテクノロジー全盛の今現在ですか」と思わずには居られませんでした.
…斯様に,教育業界には(根源的にはおそらく公教育からして)遅々としている感を否めない側面があると思っておるのですが,今回は「実践的な対策」に特化して述べたく存じます.

上述のような実態がある一方で,近年では「メンタルトレーナー」と称される類の職種も結構確立してきていると見えて,多くの業界著名人やシステム・カリキュラムが盛況の模様です.
とはいえ,こちらの対象クライアントは(一見して御察しの通り?)主にアスリートのような「いかにも」な属性の人達が主眼となっており,「難関受験生対応」を謳っている事例・実績も珍しくないものの,紹介されている体験記を観ると,司法試験や公務員試験がしばしば混ざっていたりします.良く言えば「汎用性の有る技術」と主張したい訳でしょうか.

 

と,以上の通り,既存の産業を概観してみたのですが,こと大学入試(〜あるいは大学院)までの課程においては,試験対策として,本来はもっとテクニカル(技術的)な対策が有効となるはずではないか,と思われます.なぜなら,推薦入試やAO入試の割合が相当増大した現在でさえ,「受験勉強」の多くが本来目標とする対象の多くはいわゆる「座学」,筆記試験であって(この論は例えば,調査書の評定・内申点に直結する学校の定期テスト等をも含めて通用するものと考えます),即ち換言すれば,大学受験生や高校受験生が取り組んでいる事の大半は,あくまで「知識的技術の精度を選抜形式において競う」代物に他ならないからです.

…「技術の精度」を高める主体的な取り組みにおいて,メンタル面でそこまできついとか,精神崩壊などといったキーワードが見えてくる,というのは,一体どういう状況でしょう??

 

しかし他方で,実践現場上の結果においては,筆者の歴代の教え子の中にさえ,大まかに言って「入試本番まで精神がもたなかった」と見られる事例は複数あります.
典型的な流れとしては:目標としている入試本番直前〜開幕後(大学入試なら受験年度の1月以降)までは定例の指導対応を行っていて,2月に入ってから日程キャンセルや更には応答返信連絡が来なくなったりと「異常事態」が発生し,大抵はそのまま連絡が途絶える事となります(未払金等が有る場合には保護者の方経由で後日振込等対応が行われる形になる場合が多い).
筆者の場合,事前段階から「受験者本人の精神内面的リスク」をも目測しつつ,出来るだけカバー安全策をも含めた指導を提供している事もあって,さすがに斯様な「事態」が指導者の所為(のみ)とは思い難いものがあります.
また,受験産業の識者やエージェント等の各方面とも連絡を取り合い情報交換してみている限りでも,「確かにそういう実際例は有る」けれども,なお更に「抜本的な解決策が奏功するとは限らない」程度である,との旨は,やはり結局共通認識として挙がってきます.

 

「原因」の一端は,実はおおよそ察せられています:多くの事例では,一見して,受験生(学習者)本人の主体的な意向(※上述)に必ずしもとどまらず,家庭・学校環境からの影響もが,相当な「精神的圧力」として効いてしまっている…という構図です.

とは言え,これすらも受験者にとっては「本来不要な因子」に他なりません.
筆者は教育職歴において長らく一貫して,「大逆転」の成果を挙げる秘策とは「先ず8割の不要な取り組みをやめさせる事だ」と公言してきていますが,本件のような精神的プレッシャー・メンタルダメージの類に至っては「取り組み」ですら無く,素人相手ですらも「貴方の人生は何のためにあるのですか」と確認質問をしてしまいかねない程です.

 

◆告知◆

以上の事情をもふまえて:受験生(主に大学入試・高校入試を想定)・またその他の若年学習者向けに,従前からの学習指導に加えて「メンタルサポート・ケア」を提供します.

「受験メンタルサポーター」と称して,あくまで「トレーナー」と言わないのは,筆者がここで特に,「メンタル(心)『鍛える』という事に意義をおかない」認識を強調して表明し,またクライアントにもその点を承知しておいて頂きたいからです.

対価は通常の学習指導(参考:http://wp.me/P6S43T-2R)と同様,1単位5万円で指導対応時間本編は2時間以内,初回相談も同様,とします.
ただし,クライアントの目的と必要に応じて,当人以外の重要な関係者・環境についても職務提供の範疇に含む事となる場合があります.

要するに,受験指導その他の学習指導の際に「メンタルサポートを重視して下さい」と御依頼頂いた場合と結果的には同様なのですが,記事冒頭の通り,殊に需要があると見えましたので,新たに記事を書き起こさせて頂きました.

また,「直前期で追い込みが辛い」等の御相談もお受けします.「無茶を成業させる」仕事は多く引き受けてきましたので,御連絡の際「希望する指導内容」に出来るだけロコツに書いて頂ければ(対応しやすくなるので)幸いです.

 

御依頼・お問い合わせは:
●お名前
●ご住所(郵便が届くもの)
●当方に希望する指導等の内容(受験生の場合は志望校や,悩み・相談事・その他最近〜今現在の状況等諸々,自由記載)
を明記の上,eメールにて nlimeblizzam【at】hotmail.com までお送り下さい.

 

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生産性を「人口・物量」が支えている,というのは一体どこまで本当か

過日,さる過去オリンピック開催地を視察する機会を得まして,何も知らない視点からすれば廃墟かと一瞬見紛いかねない建造物が通電稼働している風景を一目見て,まさに「つわものどもが夢の跡」感に落涙を禁じ得なかった次第であります.

此の道程では更に,敢えて「現場」と触れる機会もが織り込まれてあったので,現地の方と話し込んで(という素振りをしつつ8割以上一方的にお話をうかがって)ちょっと親しくなって,ついには「景気はどうですか」とお訊きするところまで踏み込ませて頂きました:

すると,「五輪が終わった後はもう右肩下がりには違いないんだけど,盛況ぶりとしては五輪の時よりもバブル期の方が全然すごかった,一番良かった」という,どうみても正直な談話が出てきまして.地元金融機関とか公的セクターの名前が挙がってくるあたりに生々しさを感じるばかりですが,浅学な筆者はうっかり目の表情でバレないよう必死ながらも,そこで「ホンマカイナ」と思った訳です.

 

この話が大筋として実態を反映している通りだとすると,生産性(上述例では超端的に「売上」基準のみですが)に貢献するのは,「財源投入(先行投資)」よりも単純に「人口(アタマ数)の多さ」との正相関による要素が大きい,という事になります.
当サイトの記事を読まれる方々の中には,「そりゃそうだろ」と「そんなバカな」の両面の意見を持たれる方がそれぞれにいらっしゃるのではないかと存じますが,斯様な論立ての根幹ドグマたる「ミもフタもない物量戦なのである」との言説は,果たして一体どれほどの正当性を持ちうるものなのでしょうか?

…と,そんな現状のまさに「渦中」に居る人々の中でも,少なからず同様類似の疑念が温度高くなってきたと思われるところへ,少し前に山本一郎さんがド真ん中な記事を公論に供していらっしゃいました:

日本人は休むのが下手で、頑張ればうまくいくと思い込み過ぎなのではないか
http://bunshun.jp/articles/-/3923

周知の通り,山本一郎さんといえば「人口動態と社会保障」をキーワード的切り口として種々の社会問題について調査研究発表を重ねてこられている,論客というよりもはや実学者の立場でいらっしゃる訳で,そのポジションから「こんな言い回し」(上記リンク記事)が直球で射出されるに至っている事自体が,現状の深刻さを如実に表しているかのようで,恐ろしくて身体が硬直する程です.読者の中には恐れをなすより溜飲を下げた人の方が多いかもしれませんが(?).

 

かく言う筆者は,つい先日も公式Twitter@KazmiBlizzam等で「よく寝ます.死にたくないので…健康で幸せに生きたいので」などと放言していたばかりですが,他方では直近に職務で3時間ほど文書を作成し続けて,なんか身体が痛くなって「さすがにちょっとやり過ぎたかな」と反省してみたりと,誠によく転がっております.随分前に「激務で身体を壊した」時ですら,作業活動量は「週30コマの講義(と,移動時を中心に進めていた執筆)」程度でありまして,年間2000時間なんて一体どこの世界の話か,と思う限りです(上述「激務」は結局1年もちませんでした).

なお,「その努力は何の意味があるんですか」に未だ疑問を持つ経験を出来ていない方へは特に,安宅和人著「イシューからはじめよ―知的生産の『シンプルな本質』」(https://www.amazon.co.jp/dp/4862760856)を推薦します.大分前に世に出た成書ですが,現在でもなお「使える」内容は豊富にある良書と存じます.

 

本音としては,CCCP(コグニティブコーポレートコーチングプログラム;筆者も講師を務めています)を推奨すれば「一足飛び」に改善向上が可能なのですが,今回記事で書くには文量が多くなり過ぎるのと(別立て記事として書きたいと思います),一度くらい「方法論で走り込んで自主練泥仕合で懲りてみる」機会を通っておく目的用途としても,上述紹介成書は悪くないかな,と思う次第です.

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