※2020.11.06更新:
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筆者の名前は「ブリザム(Blizzam)」です.これ以外に「呼称として使用されるべき形」はありません.
英語圏では一般的な名前ですが,日本語圏のブリザムで一番著名なのはおそらく私ではないかと思っています.もし必要なら「●●な方のブリザム」と区別する事になるかと思いますけれども.
所謂「フルネーム」に関しても敢えて述べておきますと:
日本国外務省の公式表記は「Kazmi Blizzam Takakura」であり,これをそのまま漢字仮名表記すれば「一美ブリザム髙倉」となります.日本国の法制としては「連結姓の概念が無い=Family nameに『2つ』は入らない」という事で,「Middle」枠を使って何とか割り振って表記している,というのが実態です.そのMiddleにも2つは入らなかったので,本来の意味での私のMiddle nameは,行政登録上は現在入ってないのですが.
そして,上述の「姓(氏)が2つ入らない」事を反映して,日本語の例えば住民票などでは,「ブリザム髙倉一美」でなく「髙倉一美ブリザム」の表記が用いられます(しかし実は!なおここでも「表記揺れ」が随時存在します).
この表記が気に食わない(冒頭の通り「使用を非推奨としている」)理由は,先ず「そもそも記載を間違えられる事が多い」為です.例えば,「髙」は現代でも安直に文字化けしがちですし,「一美」の英字綴りが勝手に「Kazumi」となっている事も珍しくありません(外務省におこられるんですが…本人確認困るんですが).
それに比すれば,まだしも「ブリザムの発音がしづらい」などという,一部の日本語圏ネイティヴの方面からの意見などは,「単に貴方が不慣れなだけでしょう」とばかり,さも言い掛かりの一端として扱わせて頂かざるを得ない程度です.
あとは他に,主観心情的に「どの名前で呼ばれたいか/呼ばれたくないか」といった面も小さくはないのですが,こちらは「名前と性別」というより大きな風呂敷の論題に含まれると思われるので,ひとまずは筆者自身の思うところを述べて本稿としたく存じます.