受験生本人が「学校(ないしは予備校)信者」の場合-そもそも科学とは何か

当サイト主宰は,これまで多くの「進学校信者」たる保護者の方々を説得し,受験生本人の志望校合格に結びつけてきました.
ところが,最近,受験生本人が「進学校(在籍校)信者」になってしまっているケースを,多く目にするように感じられてきました.

確かにこれまでも,「受験生本人が進学校信者」という類型は存在していました.しかし,筆者のところへ来るような「一発逆転」を狙う受験生が,「進学校信者」のままでいるという状況には,戸惑いを禁じ得ません.
自分自身で「現状では足りない」と気付いているからこそ,筆者のような職能者のもとを訪ねるのではないのでしょうか.

 

科学(Science)は一般に,「疑うこと」の連続です.その過程を一時でも放棄しては,論理論証の積み上げは成り立ちません.大学受験生という限られた領域においても,そこに通底する「科学の精神」は,ぜひ忘れないで頂きたいと,心より願う次第です.

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