国公立大学2次試験(個別学力試験)前期日程対策の具体的詳細

共通テスト第2回の受験生を置いてきぼりにしつつ(申し訳ございません…)当記事では国公立2次対策(※第1回受験組で既に2次出願手続を完了しているはずのところの受験生へ向けた!【煽】)の話を進めます.第2回受験組の方々は全日程終了後に2次出願手続きを進めつつ当記事を読んで下さい(それまでは読んでも共テの得点に貢献しないので読まないで下さい!).

 

先ず受験大学の過去問を解き(時間制限本番通り+時間超過しても答案に書き出せる事をやり切るまで=この際にも「掛かった時間」は計っておく),難易度(現状の学力と合格ラインとのギャップ)を把握します;なお「試験時間内に間に合わせるための対策」は,大学学部別受験勉強の最後の段階で(=学力的には合格水準に届いてから)やる事になります.

過去問で受験大学学部の出題水準を把握したら,次は共通テストの得点(傾斜・圧縮配点がある場合は無論「各大学個別の入試における対応得点」を参照採用する)を「過年度の共テ(旧セ試)+2次の合計合格最低点・合格者平均点」から引き算して,2次で必要な得点(全教科科目総合点)を求めます.
ここから先は,おおよそ「得点ソロバン」(+学習復習によるその「得点」の引き上げソロバン)の話になります.

上で算出した「2次で必要な得点」を基に,2次試験の合計配点を考えて,どの教科・科目で何点欲しいか,具体的に数値目標を定めます.この際には,主観(得手不得手)でなく客観的に「2次で臨む試験における,科目毎の得点力」を,先に計った結果から算出して,「合格に必要な合計得点」から各教科科目へ割り振ります.この段階では,各科目毎に「バッファ」を設定するのも良策です.例えば,「数学で最悪5点落としても英語をここまで引き上げておけばカバー出来る」といった感じです.

この定めた得点目標を基に,過去問の出題が今まで使ってきた教材のどういう点に対応しているか,を確認して(必ずしも「ヤマを張る」訳ではありません;ちなみに,それをどこまでやるかは「賭け」の一環の話になります),従前使ってきた教材の復習に入ります;ここでの「各科目の学習に掛ける受験勉強時間」の比率が,目標得点総点における「各科目で取る予定の得点(上で割り振って決めた通り)」の比率と合致するように学習を進めます.

そして,合格可能性を望める最低ライン(本当にギリギリ)は「合格最低点と合格者平均点の間の得点(総点)」を取れるようになる事で,合格の可能性をマトモに見積もって良いのは「合格者平均点をコンスタントに越えられるようになったとき」です.換言すると,このレベルに届かなければ「受けるだけ」になりかねません.但しそれでも,「2月に入ってから合格最低点に30点も足りなかったのに,本番で上振れしてまさかの逆転合格」に至った事例などもありますので,ここはやはり「最後まで伸びると信じて諦めない」体制で臨むのが良いでしょう.

 

過去問は原則として10年分を何とかしてかき集めますが(過去年度発行分の赤本は高価な事もありますがここはやむなし…),使いつぶした後にまだ演習が必要な場合は,出題傾向並びに難易度(※偏差値等ではなく,あくまで作問としての難易度です)が類似している大学学部の過去問を活用する事も有効です;高校の先生に頼める環境が有れば,各科目毎に「私の志望校専用の選定問題集(全科目換算でせいぜい数セット分,科目別では例えば数学なら計30題程度)を作って下さい」と頼んで,それを学習の軸に据える算段もかなり有益でしょう.

入試本番では「試験問題は大学から受験生へのアドミッションポリシー・メッセージ」「入試答案は受験生から大学(実際上は採点者)へのラブレター」といった標語(古いですが)を思い起こしつつ,これまでやってきた勉強の「全て」を紙面上に書き出しきる勢いで全力で臨んで下さい;前期試験全日程が終わった後に「全身全霊ヘトヘトに疲れた」人の合格実績(経験則)は中々悪くないので,このレベルを目標とするのも一案です(但し,「訳が分かっていなくてもとりあえず書けるだけ書いた」場合は,当然の事ながらかなりの”運ゲー”です…).

 

併願私大の過去問は,3年分程度着手(取り組み方は同上)と復習演習が出来れば御の字でしょう;連日連戦日程においては何よりも先ず此の点(復習までやり切れる分量の教材に着手し,またその為に必要な時間を確保するべく受験日程計画を立てる事)に注意します.

なお,私立が本命校(第1志望校)の場合は,既に過去問等の演習にも着手してきているかと思いますが,国公立2次試験対策との「力量配分」を上記と逆にする事で,然るべき対策が出来ます.

 

後期日程・公立大学中期日程の対策については,先ず前期入試が終わるまでは意識に上げない事! 前期試験最終日の「帰りの電車内」で初めて中期・後期の赤本を読み始める事になります.

なお例外(と言いつつその「例」が今般多そうですが…)として,前期に「2次試験が行われない」場合は,中期・後期入試へ向けての対策に出願後早々に着手します.取り組み方法の原則は既に上述した通りです.

 

連戦日程も後半に入ってきますが,体調と生活時間リズム管理には特段留意してまいりましょう.

 

◆当サイト主宰ブリザムは,受験生および保護者の方等に対して,無償または有償でアドバイスを提供します.
「無償」の場合はサイトに表記する際のペンネームを記載の上(無ければ名前イニシャルを使用します),当サイト記事として情報共有する形で,概観のアドバイスを提供する事になります.
また,有償アドバイス(2万5千円前払)の場合は,より詳細な情報提供や多様な選択肢の提示を,原則PDFファイルにて,非公開で申込者のみに提供します.

無償/有償のアドバイス申込に必要な情報は,以下の通りです:

●名前(無償の場合ペンネーム,有償の場合対価振込人名義)
●志望校(国公立は前期・中期・後期の各出願大学学部,受験段階で分岐が有れば学科等も;未だ出願していなくて迷っている場合は現状を書けるだけそのまま書いて頂ければ対応します.また私大は出願した分を学部学科まで詳細含めて全部(学科単位でないと募集定員や従って入試難易度が分からないので…)書いて下さい)
●大学入学共通テストの得点(2次で素点以外の傾斜配点・圧縮等が行われる場合には科目ごとの得点も全て)
●学習状況(使用教材,過去に受けてきた模試の偏差値・得点等)
●塾・予備校や通信添削等を利用している場合は,その教育機関および直前期に取った講座の対象レベル
●特に要望するアドバイス内容があればその旨
●その他自由記述(精神的アドバイス等も応需)

有償アドバイス希望の場合は,応募返信にて振込先情報等を提供します.

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私立大学医学部医学科入学試験対策について(一般論)

既に一部で入試日程が始まっているような気もしますが,私立大学医学部医学科入試対策についての概論を述べておきます(具体詳細については,例えばメルリックス学院のブログ等を参照した方が早い気もしますが…).

#国公立大学受験生で未だ出願完了していない人は反省して下さい

 

私立医学部(医学科)入試は「1次試験で受かったら2次受験日程が発生する」という構造のため,受験計画は繁雑困難を極める代物ですが,出来る限り後悔の無い受験をされる事を先ず推奨申します.
実際問題としては,「出願しても実際に受験するかどうか」や「大学指定の2次試験日が他大の1次試験日と重なった」等,流動的な事情が時間を追って発生してくるので,結果として「勢いで合格を獲りに行く」側面もある事は否めません(この点については,中学受験に酷似している感さえあります;余談ながら).

 

その上で,私大医学部入試に関しては,「過去問」の傾向分析対策が非常に強力な算段となります.何としても「直近10年分」を入手して,「時間を計って解いてみる/時間無視で解ける限り書き出す」演習(国公立大学2次試験向け対策記事で既述)はそこそこに,過去問と解答解説自体を「読み込んで憶える」段階に進みます.
10年程度では全く同じ問題は出なくとも(しかし大学によっては出る事もあるから侮れない…),「過年度穴埋め問題の隣のキーワードが今年出題」や「過去出題と同じ教科書のページに書かれている用語の簡潔な説明記述が求められる出題」等は全く稀ではなく,殊に理科や数学はこれらを目安として,過去問をそれこそ「暗記するほど読み込んだ」上で,復習と演習に臨むのが順当と思われます.また英語は,大学によって医療方面や科学方面の論題に偏っている場合もありますので,受験校の傾向に合わせて,他の一般受験ではハイレベル入試向けでもあまり使わないような「特殊な専門用語」を憶え込んでおく事も,英語の出題や配点次第では合格に繋がる可能性があります.

また私大医学部入試は全般的に,「ノーミス速答」が求められる傾向にあります.これは「求める人材像」を考えれば当然とも取れるのですが,受験生の立場としては,十分な習熟が必要です.
「速答」に関しては,実質的に「すぐ解ける問題を選ぶ」眼力も要求されているので,必要得点率に応じて「必答問題(※当然の事ながらここは正確性も重要)」「ライバルに差をつける問題」「捨て問」の判別をする訓練を積んでおきましょう.
「ノーミス」の訓練は,「知識を確実にする」事が第一歩です.復習の際に「近辺の分野」も合わせて教材を読み込んでおく事はもちろん,脳科学的な知見から得られた結論である「人は一度間違えた事を修正したとき強く記憶する」事をも活かして知識を増やしましょう.また,マーク式や「解答のみ」の形式の試験であっても,30字程度の「説明」を含めた書き出し思い出し演習が,各科目分野の理解及び知識定着に有効です.出題傾向を見た上で,有益そうなら導入を検討してみて下さい.

 

小論文対策に関しては,出題内容の偏り(無論大学による:特に,「その大学が受験生に何を求めているのか」に注目して解答作成に反映したいところです)以外は一般の小論文対策と同様ですが,当サイト小論文特集ページで紹介してある「医学部受験用教材」にも,時間の許す限り目を通しておく事を推奨します(尚ここで得られる知識は,面接や他の筆記試験科目の出題内容に対しても活きる可能性があります)…と言って,実際問題としては殊に今からですともう1次過去問対応で手一杯になる事も少なくないのですが.
また,当サイトの近日記事で既述の通り,医学部の小論文は,実態として「面接とセット」で評価される傾向もあります(当然の事ながら「評価基準」はまず公表されていないので,私大医学部受験者指導からの経験則).2次試験に進んだあかつきには,他の筆記試験科目も含めて「自分が解答として何を書いたのか」を思い出して,一貫した立場を保って面接に臨めるよう,心掛けておきましょう.

 

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●志望大学・学部・学科等(出願した分を既に受験した大学を含め全部書いて下さい;また,日程が被った場合等の優先順位や,本来の気持ち的な志望優先順位等も書けるだけ書いて下さい(※無償提供の場合はこれらの情報は適宜伏せます))
●学習状況(使用教材,過去に受けてきた模試の偏差値・得点等)
●塾・予備校や通信添削等を利用している場合は,その教育機関および直前期に取った講座の対象レベル
●特に要望するアドバイス内容があればその旨
●その他自由記述(精神的アドバイス等も応需)

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国公立大学志願者は早々に出願を完了すべし

さて,本日1/25(月)からいよいよ,国公立2次試験(個別学力試験)の出願受付が始まります.

当記事の大意は表題の通りです(これで了解した人は,こんな記事を見ている暇を削って早々に出願手続きを完遂して,2次対策を進めて下さい).

 

理屈としてはいつ出願しても出願の事実は変わりませんが,「受験校決定」までの時間は確実に浪費されます.
出願校を迷っている人も一刻も早く決めて(当サイトでもアドバイスを提供出来ます:連絡先→ nlimeblizzam【at】hotmail.com ),早急に出願した上で受験校対策に着手しましょう(※志望大学変更等で過去問(赤本)が手元に無い場合には,地元の大手書店を駆けずり回って巡るなどして,「中期・後期日程分まで含めて」是が非でも早急に,出来れば即日入手して使用開始しましょう;この際,家族等を「お遣い」に出しても構いませんが,間違い無く「現物」を入手する為には,やはり受験生本人が探して買い求めるのが無難ではあります).

後期日程・公立大学中期日程を考えている人も,前期日程とのバランスを考えつつやはり「即時に」(すなわち前期分と同時に)決めて下さい.なお,手に入れた赤本は前期試験終了日まで「目につかない所」へしまっておきましょう.

なお,出願倍率の「途中経過情報」は何らアテにならないものと思って下さい:これは,往々にして最終日付近に出願する人が大量に居て,一挙に上昇しておおよそ”例年通り”の結果(志願倍率)になる為です.

 

2段階選抜ライン(足切り)付近で迷っている人は,「出願校のランクを下げる(※受験校対策が新たに必要となる事には注意)」「私大進学を視野に入れて臨む」「浪人覚悟で単願に懸ける」といった選択判断を迫られる事になりますが,これも悠長に「家族で話し合い」などと言っている場合ではなく,当事者(出資者≒親も含みますが決断は一瞬には違いありません)のエイヤで決めてとっとと出願してしまいましょう(無論家族にも一言は知らせる訳ですが,本当に「一言一瞬」だけです).

ちなみに,実際旧セ試時代に東大志望で素点ギリギリで出願して足切り(恐らくマークミスの為自己採点と実際の得点がズレていた)を食らった人の例を見ていますが,彼はむしろ飄々として浪人生活へ向けて心身のコンディションを切り替え,結局浪人後某旧帝大難関学部へ進学しました.

 

また,出願倍率確定後,特に後期日程で数値が暴騰する場合がありますが,この現象に関しては実際問題として,先ず前期試験で受かった組(上位層)がごっそり抜ける上,なおかつ国公立後期試験に臨む実際の受験者は大概準備が不十分である(※後日記事にして詳述します)ため,実質”意味のある”倍率は前期並み以下だと思っておいて構いません.

なお他方で,公立中期の高倍率は,実際に高倍率です(受験機会として稀少な為)が,どうせ受かる人は「元々何か持ってる人(前期で本命難関校狙いなど)」なので,こちらも実質的にはあまり気にする余地は無いかと思われます.(この談を読んで「中期出願自体を迷う」方がもしあれば,上記の当サイト主宰宛に御相談下さい.)

 

共通テスト第2回を受験する人は時間的に厳しいですが(さんざん前述しました通り…),やはり自己採点を早々に終えて,共テ第1回受験者分メインで算出されている各予備校のリサーチを参考にしつつ,受験校を決めて,出願手続を完了します(そもそも〆切まであまり時間がないので,「忘れないうちに」と思えば実質最短時間で出願という事になるでしょうけれども).

 

当サイトからのアドバイスは以上です.”志願倍率祭り”などと言って(?)周囲の受験生=「ライバル」達がのうのうと日々時間を浪費している間に,そんな事には目もくれず,粛々淡々着々と受験校対策学習を進めて,斯様な「実質上既に切られているライバルくん達」をゴボウ抜きにして,合格の栄冠を確実なものとしていきましょう.

 

◆当サイト主宰ブリザムは,受験生および保護者の方等に対して,無償または有償でアドバイスを提供します.
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また,有償アドバイス(1万円前払)の場合は,より詳細な情報提供や多様な選択肢の提示を,原則PDFファイルにて,非公開で申込者のみに提供します.

無償/有償のアドバイス申込に必要な情報は,以下の通りです:

●名前(無償の場合ペンネーム,有償の場合対価振込人名義)
●志望大学・学部・学科等(国公立は第5志望くらいまで対応可;迷っている場合は現状を書けるだけそのまま書いて頂ければ対応します.また私大は出願した分を全部,学部学科まで詳細含めて(学科単位でないと募集定員や従って入試難易度が分からないので…)書いて下さい)
●大学入学共通テストの得点(2次で素点以外の傾斜配点・圧縮等が行われる場合には科目ごとの得点も全て)
●学習状況(使用教材,過去に受けてきた模試の偏差値・得点等)
●特に要望するアドバイス内容があればその旨
●その他自由記述(精神的アドバイス等も応需)

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だからニューアクションαが進学校で採用されているからといってそのまま使うのは青チャートに齧りついていく方針と大差無いんだってば

拙サイトのアクセスログを見ていたら,どうやら大分前に書いていた「ニューアクションα」についての記事 http://wp.me/p6S43T-ev にアクセスが集中しておりまして,何があったのか検索で眺めてみたのですが,拙記事は見つからず…;代わりに,他の人の受験勉強録&推奨教材集的な記事が幾つか出てきました(幾分古めの情報かとも見えますが).

 

例示としてはこんな感じです:

http://infoseek_rip.g.ribbon.to/daigakujuken.at.infoseek.co.jp/gakuho/plan.html
ぃゃ旧帝理系で最後まで暗記数学はどうよ?!いくら何でも対応出来ないでしょ…和田秀樹先輩の「キャッチコピー」を純朴に信じているならそうなるのかもしれませんが,当の和田先輩は「受験技法」の中で「試行力養成段階」を設ける事を提唱してますよ…;なんか1氏とか書いてあるので5chあたり由来の情報なのかもしれませんが.

https://www.u-gakugei.ac.jp/pdf/2013en_oc_siryo.pdf
…いくら偏差値的難関だからといって,学芸大の文系に青チャートは無いでしょ;旧セ試のみだったらもっと特化した良い教材市販されてましたし,極論すればチャートなら白でも行けるし(と言うかそもそも白チャートがセンター試験を最終目標として編纂された教材).

 

斯様に,大学受験業界においても「勝者バイアス」は少なからず…というか大分過剰に掛かっている事例が散見される模様です;「物理のエッセンス」程度のレベルで暗記使用も有り得ないと思います….
「先輩の談」がアテにならない,とは辛い時代になったものですね?;もっとも,情報化社会の進展において「より良い情報」もが広汎に流通するようになったからかもしれませんけれども.しかし,それらの情報の評価や取捨選択は,特に受験生当事者にとっては難しくなっている感です.

だから進学校は”上位1~2割”に期待して無茶させるようなマネするなってば.

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大学入学共通テスト「第2回」へ向けての対策を考えてみる

共通テスト第2回日程まで1週間を切ったので,付け焼き刃だろうが何だろうが有無を言わせず,考えられるだけの「対策」についてここに述べていきたいと思います.

先ずはやはり第1回試験の反省(あくまでも受験生当事者,それも第2回受験予定者の立場で)から考えていく事に違いないでしょう.詳細分析は予備校の講評だけでは幾分不足するかもしれませんが,有志講師陣が個人としてTwitter等で発言してくれている情報を集めると,意外なくらい有益な反省情報が集まります.尤もこの「調査」にどこまで時間手間を掛けるかは,後述の通り様々な因子とのバーターになりますが,一応「情報は有る所には有る」旨は言及しておきます.
筆者の私感概観としては,旧センター試験に近い出題傾向の科目もあった一方で,「派手に飛ばした」科目も有った,という感覚がやはり強くあります.また,全体として分量も多くなっており,「時間が不足する」科目が目立った,という特性もありました(英語,数学等).
その上に,理科・公民で「得点調整」発動です.この中で注記しておきたい事としては,「受験者1万人条項」で地学が得点調整の対象から外れた事が,特にわざわざ地学(無印)を選択する受験生の中には旧帝大や筑波大等志望で2次試験睨みで地学を選択した人が多かったのではないか,という受験業界的認識を踏まえると,ちょっと痛いところではなかったのかな,という感くらいでしょうか.

そして,いずれにしても,この手の試験に関しては「模試は当たらない」という旨がよく分かった事例と思います.尤も「新制度初年度」という因子も有った訳ですが,向こう数年は「そう簡単に当てられない」状況が続くでしょう.北九州予備校が国語で出題元を的中させたという話はありますが,「総合得点に反映出来る」ほどにまでこの的中を享受出来た受験生は限られていたのではないかと思います.また,”ブラタモリが的中”は関係者以外のワイドショーレベルのネタでしょう.

 

とはいえ,やはり傾向対策という観点からすれば,第2回共通テストへ向けての学習に際しては,第1回本試現物と,各予備校等の模試の復習が,最優先には変わりないかと存じます.
また,予想問題集(●パック)が未だ手元に未着手で残っていれば,「復習まで完璧に終えられる限りで」解いておくのも良いでしょう.但し,いくら「新しい問題」が載っているからといって手を出し過ぎないように,念の為注意を重ねておきます(共通テスト対策として当サイトで既述の通り).

一方,旧セ試型の対策に関しては,過去問等の「専用教材」が市販教材に出揃っています(一応「旧制度」ですが,手に入れる事はそれほど難しくないでしょう).こちらに関しては,どの程度ウェイトを置いて「出題傾向の類似に懸ける」か,という判断が求められる事になるでしょう.

 

最後に,「対策」と銘打っておいてミもフタも無い談になりますが,何だかんだ言って,おそらく向こう3年間程度は「安定しない」試験が続くのではないか,と思われます.これは制度変更時(課程更新等)には一般的に見られる傾向ではありますが,こと今般「共通テスト」に関しては,その「落ち着くまでの期間(実施回数)」が長引くのではないか,という話です.

なぜなら,共テの大義名分としては「学んだ知識をベースにした思考力を試す」という事があり,従って「過去問やり込みで対策してくるような受験生は敬遠される」事になる(少なくとも出題サイドの意向としては)のではないかと推測されるからです.

ところが,実際問題としては科目によって時間も厳しかったりして,結局「慣れてる人が有利」という構図は否めません.ですから,上に述べたような「対策」を一応推奨するしかないであろう,というのが本音になる訳です.

 

殊に今年度は「2次試験を行わない」国公立大学が既に公言されており,また今後も同様の措置が「後から発動」される可能性もが否めない事から,共テでは出来る限り得点を「もぎ取って」おく事が望まれる状況です.しかも,第2回は第1回の「様子を見る」事が出来る構図ゆえ,第2回は難易度が高めに設定される可能性があるとも広く言われています.実際問題として「それを一体どうやるのか」は不明ですが,そもそも第2回受験者は国公立大学2次試験(個別学力試験)までの残り期間に関して「割を食っている」立場にある訳ですから,その分共テで何とか「高得点帯で安全圏を狙いたい」のは当然やむなしでしょう.

なお,上述の「2次試験中止」が実行された場合,共テの得点に加えて調査書の内申点を参考にする大学もありますが,こちらは今更どうにもならない要素なので考えるのは無駄です.そんな事より,粛々と共テで得点を挙げて,2日目夜に自己採点を終えたら,国公立2次出願校を決定して早々に2次対策(なお当然の事ですが,私大を受ける人はその分の対策学習時間も含まれる事に留意)に取り掛かりたい訳です.

そして,国公立大学2次試験の出願日程は,共テ第2回時点ではとっくに始まっているので,共テ「第1回」のリサーチ結果も睨みながら,早々に出願校を決めたいところです.「第2回」受験組におかれましては既に2次試験とのバランスを考慮に入れながら受験勉強をしてきた事を願うばかりですが,第1回受験組以上に2次対策の受験勉強に全力投入していきたい由であります.

 

まとめますと,何しろ日程的に第2回受験者は厳しい立場にある事は明らかなのですが,その中でも上述の通り「何としてでも1点でも多く総点をもぎ取っていく」心意気を随時忘れないで頂きたいと思います.また,今回試験制度では特に,各科目毎に「第1回と比べて難化易化如何」といった情報が飛び交うかと思いますが,”例によって”2日目全科目試験終了後自己採点完了まではそういった声は無視しましょう.健闘を祈ります.

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受験生の親は「反省」すべし

なんかデータ見てると受験生の保護者の方からも当サイトを御覧に飛んで来て頂いているようなので,ちょっと「受験生(進学志望者)の親」という立場についてのコメントを書き連ねてみようと思います.

 

先ず最低ラインとしては,セルフコーチングプログラム「PX2」 http://bwf.or.jp/ の受講及び復習徹底(当日2日間の限られた時間の中ではカリキュラムの全てを「やり尽くす」には到底至らないので!)を通じて,「コーチングマインド」の体得に努めて頂きたいと思います.

開発者の一人である苫米地英人博士によると,大体親はハズレだそうなので(何しろ,「まずは親を超えなさい!」という成書を著されている位なので),そこを少しでも「反省改善」して頂きたい,という趣旨であります.なお筆者も,同著やPX2の存在を知る以前から,民間教育職の実務を通じて同様の経験的認識を持ってきています.

斯様に親子関係というのは難しいように思われます;殊にそれが「教育」という側面に表れた場合,往々にして「問題」の山に乗り上げてしまう場合が少なくありません.そんな訳で,当サイトに辿り着いた保護者の方は先ず反省して下さい.また逆に,生徒(受験生・進学志望者)の立場で読んでいる人は,「あぁ親ってそんなもんなんだ」と思って,爾後テキトウにあしらう術を身に付けて歩んで行って頂ければ幸いに存じます.

 

さて,それでは一方で,目先に入試本番が迫っていたり既に受験シーズンに突入していたりして,時間的猶予が到底無い方々へ:

先ず,子供が大学受験生だったら「放置」が最良でしょう.「応援」も逆効果(プレッシャーが代表的ですがそれにとどまらず)が懸念されるので,「親が平常心を保つ」事が求められ…試されていると考えて下さい.
また言うまでもなく,否定的発言は論外です.高望み志望校案などに「無理しない方が…」なども禁句の典型です(この意味が分からない人は上述したコーチングの原則を心身に叩き込んで下さい:成書もあります).これによりカネ(授業料等)が多く掛かる可能性に関しては,そういうものだと思って覚悟を決めましょう.
何よりも,全てはここまで子供を育てた貴方の成業の結果です.それが貴方の目線なりに良かろうと悪かろうと,自己責任として受け入れて下さい.
なお,ここで言う「自己責任」とは「子は子なりに独立した人格を持つ存在である」という意味も含めています.こんな事までわざわざ言わなくてはならないというのはあんまりですが,実際問題としてそれすら分かっていない事例が後を絶たないので,やむなく述べておく次第です.

また,確率としては低いですが,大学入試に臨んでさえも「一人では何も出来ない」生徒も存在します.その場合はもう諦めた方がいいでしょう.大学の立場からすれば,ハッキリ言ってそんな学生を欲しくも何ともありませんし,それこそ「誰が育てた子なのか」って話です.ご苦労様でした.

 

他方,中学受験・高校受験生の場合,本人が受験に臨んで「不安を訴える」ような事もあるかと思われます.しかし,ここで「親自身の体験談」などを語ってはいけません.あくまでも「地に足の着いた,『平常心』で目前の入試に臨み,試験官(出題者)に自身の成果を存分に見てもらう,いや見せ付ける」事を心掛けるよう,伝え聞かせ言い含めましょう.

中学入試の場合はもはや「目前or最中」なので,今まで「親の受験」なり「二人三脚」なりで入試に臨んできた体制のまま,その取り組みで「走り抜ける」事が必要になるかもしれません.ですがここでも,決して「親に依存させる」形の構図に陥らせてはなりません.ここでも親は踏み止まって下さい.(さもないと,後の”6年後”に「悲惨な状態」で大学受験に臨む事になり,筆者のような「敗戦処理構図からの逆転合格請負人」が色んな意味でハイコスト=ハイリスクな指導を引き受ける羽目になります.)

 

以上,さんざん言いましたが,これは「当サイト主宰の指導原則理念」を説明している記事でもあります:筆者は受験生本人に対しては「褒めて伸ばす」を旨としますが(原則論としてはあくまで「コーチングマインド」),受験生の保護者に対しては,相当厳しい要求を突き付けると思って頂くのが間違いないかと存じます.「首尾良く進学した後に生徒本人は伸び伸びすくすく育っていく一方で,親の方は人生レベルの反省に未だ臨み続けている」といった事例も少なからず見てきています.大学卒業後に「貴方は使えない親だった」などと言い放たれる事の無いよう,せめて要らん言動はせず,「本質的にあるべき教育とは何か」を随時問い続けて,こと子育てという「最も難しい事例」に際しても臨んで頂ければと願っております.

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天災に際しての大学入試制度変更が発動した件についての進言等

当サイト記事( http://wp.me/p6S43T-gd )で懸念していた事が,国立2次”前期試験”でも実際起きてしまいましたね…:

宇都宮大が2次試験中止、緊急事態対象区域に加わり…共通テストなどで合否決定
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20210121-OYT1T50198/

こういう事情はもうどうしようもないので,受験生各位は「目先の試験に注力集中する」しかないと考えます.確定した事を今更思い出したり悔やんだりしても残念ながら何らのメリットは無いので,粛々と「出来る事を行う」のみです.厳しい言い方かもしれませんが,それが「現実対応」というものです.地に足を付けて学習取り組みを進めましょう.

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大学入学共通テストの各予備校リサーチ等返却データへの対応(出願校検討他)について:無償でアドバイスを提供します(有償詳述コースも有:1万円)

大学入学共通テストのリサーチ(データネット等)による,各大学学部別ボーダー・推定合格ライン等の情報が出揃ってきて,やはり大学受験生当事者の皆さんは気になるのでしょう,当サイトにも3年前の記事(!)に大分アクセスが集中して来ています.

原則論としては,共テも旧センター試験の場合とそう変わりませんので,上述の当サイト旧記事(サイト内検索して結果を適宜一瞥して下さい)を先ず一度は御覧下さい.
尚,各大学学部の入試における「配点」の変更には注意が必要ですので,各自志望校の「公式情報」を参照して下さい.
また,共テの難易度自体が旧セ試と異なる可能性についても当然要考慮項目です.これについては,各予備校のリサーチを基準として考える方針が概ね妥当かと存じます.

 

以前記事でも触れましたが,国公立2次試験「逆転合格」は決して珍しくなく,むしろしばしば有る事です.(※逆に敢えて言えば,「逆転不合格」も多く存在しますので,共テが高調だった人は決して気を抜かず丁寧な2次対策を粛々と実行して下さい.)

共テの得点状況が第一段階選抜(“足切り”)付近の場合には,後期の受験校を「下げる」か,私大進学を念頭に臨むか,浪人覚悟で単願,といった選択肢のいずれかに事実上なるかと思われます.
尚,「浪人覚悟で単願」の人は本当に単願で臨みますが,2浪くらいまで覚悟すれば「報われる」実例がある事も,当方の知見としてここで共有に供しておきます.(3浪以上の実例も存じていますが,流石に「人生のコストパフォーマンス」を考えると微妙な気がします….)

なお,ここで言う「足切りライン」とは,無論予備校リサーチの「ボーダー」とは別です;リサーチによってはこの「2段階選抜ライン」を表示していないものもあるので,際どいラインで出願を考えている人は注意して読んで下さい.

 

あとは,大学入試「小論文」で検索して当サイトに飛んで来ている方(横浜国立あたりとか国公立後願を睨んだ検索でしょうか??)へ:
原則は当サイトも特集に既述の通り「国語現代文から」ですが,未着手の場合同「小論文編」記事にある“付け焼き刃”の対応を徹底しましょう.小論文が大学受験科目にある場合,これだけでもライバルに対して優位な成果を上げられる可能性が高まりますので,個別学力試験の配点を考えた上で参考にして下さい.

また,私大医学部の小論文はおおよそ「その大学が何を求めているのか」が最優先です.情報非公開の大学・年度も少なくありませんが,小論文入試出題一覧成書や受験者からの聞き取り情報,私立医学部専門予備校(メルリックス学院等)が持っている情報を是が非でもかき集めましょう.また,医学部の小論文は実際問題として面接とセットで評価される場合が多い事にも留意しましょう.

 

◆最後になりますが,当方はこの「出願校選定周辺」の話について,無償または有償でアドバイスを提供します.
「無償」の場合はペンネーム(無ければ名前イニシャル)記載の上,当サイト記事として情報共有する形で,概観のアドバイスを提供する事になります.
また,有償アドバイス(1万円前払)の場合は,より詳細な情報提供や多様な選択肢の提示を,原則PDFファイルにて,非公開で申込者のみに提供します.

無償/有償のアドバイス申込に必要な情報は,以下の通りです:

●名前(無償の場合ペンネーム,有償の場合対価振込人名義)
●志望校(第5志望くらいまで対応可;迷っている場合は現状を書けるだけそのまま書いて頂ければ対応します)
●大学入学共通テストの得点(2次で素点以外の傾斜配点・圧縮等が行われる場合には科目ごとの得点も全て)
●学習状況(使用教材,過去に受けてきた模試の偏差値・得点等)
●特に要望するアドバイス内容があればその旨
●その他自由記述(精神的アドバイス等も応需)

有償アドバイス希望の場合は,応募返信にて振込先情報等を提供します.

以上を記載の上,eメールにてnlimeblizzam【at】hotmail.comまで送信下さい.

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ちょっとだけ休みますね

大学入学共通テスト対応連戦でさすがに疲れたので本日爾後指導者としての活動は一旦お休みとさせて頂きます.
受験生は2月~3月まで連戦やむなしかと存じますが,くれぐれも無茶してぶっ倒れないように「長期戦」相応の形で気を配って下さい(also受験生保護者の方へ);ちなみに「点滴打ちながら東大2次受けた」先輩は落ちています.

本日遅い時間~明日中くらいにはまた改めて詳述記事を上げる予定ですが,共テに臨んでいる各位は原則従前(旧センター試験)同様の対応で良いです(拙サイト旧記事参照).原則は「目先の試験の赤本等対策に取り組んで下さい」です(国公立出願自体まではまだ間があるので).

ブリザム@主宰

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国公立大学2次試験(個別学力試験)・私立大学一般入試へ向けて:受験指導を提供します

予備校の直前講習以下の費用で,「新しい問題」に取り組む事を必要とせず「今までやってきた受験勉強の成果」を利用するだけで合格に必要な得点を確保する事が出来ます.
出願校選定(再考等含む)から試験対策学習の具体的な計画(ビデオ通話でご相談に応じて策定後,迅速にPDFファイルでご提供)まで,フルサポート25000円(税込).

加えて,入試本番まで随時メールやLINEで学習サポートが「何回でも」無料.

ビデオ通話で使用する通信媒体はLINEまたはSkype(他の媒体を御希望の場合も可能な限り対応致します).

お申し込みは,LINEまたはSkypeのアカウントIDを添えて,eメールでタイトルを「大学入試対策申込」として,nlimeblizzam【at】hotmail.comまでお送り下さい.

 

実際問題として,旧センター試験『後』からの逆転合格実績は,最難関(東大ほか)~中堅国公立大まで多数有ります(得点率にして2次だけで15%以上の逆転実績複数).それだけ,この「本当の直前期」が大事になる訳です.
言葉悪く言えば”雲をつかむような学習”に青息吐息しているライバル達をゴボウ抜きにして,今からでも逆転合格・盤石確実な合格を手にしましょう!

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