センター試験当日に臨む実践的心構え

毎度の事ですが,今週末に行われるセ本試についての留意点をまとめておきます:御参考までに.

●前日は「納得がいくまで」勉強する.具体的な方策は既述の通り:http://wp.me/p6S43T-bk
また,あまり気張って無茶をしない.特に,夕食に験を担いでカツ丼を食べるなどは消化によろしくない.
●当日の気象は「寒過ぎる」が有り得る一方で「教室の空調が暑過ぎる」なども大いに考えられるので,着脱可能な重ね着を推奨する.昼食は自宅か地元から用意していく.試験会場最寄りのコンビニは,文具類も含めて完売必至と思っておいた方が無難である.また,持参品のうち筆記用具については,使い慣れたシャーペン2本(壊れたときの為),鉛筆数本(全部削っておく.出来れば「マークシート用」が望ましい)に滑り止めの輪ゴムを巻いた物,消しゴム2個,を用意したい.
●終わった科目の事は考えない.目前(次の時間)の試験対策・準備=得点向上の為に集中する.なぜならば,終わった科目の自己採点を行ってもセ試の総合得点が向上する訳ではないからである.特に,1日目終了後には(文系のみ受験者を除き)答え合わせをしない.また同様の理由により,休み時間(無駄に長い)の間にも既に終了した科目の話題を出す事が無いよう,知人総員に予め言い含めておくべきである.
●2日目全科目が終了したら,当日中に自己採点を完了させる(国語は現・古・漢に分けた採点と合計点の両方を準備する).そして,翌1/20(月)は各予備校のセンター・リサーチへ「提出するだけ」の状態にしておく.
●月曜日になったら早々に各予備校(現役生は高校を通じての場合もあるので注意)に各科目素点・総合点を提出し,粛々と2次試験(国公立大学)・私立大学の対策に着手する.リサーチの判定結果を見てから2次試験に出願する人も,問題傾向や相性を見るために過去問演習には手をつけておくべきである.
●水〜金曜日にはセンターリサーチが返却されてくるので,迅速に熟考して受験校(前期・後期・中期)を決める.そして,国公立大学大学個別の出願期間が始まったら,早々に出願を完了して2次試験対策に集中すべきである.志願倍率の途中経過情報などは,ハッキリ言って何の役にも立たない(どうせ,最終日に急上昇して例年通りの数値になる).

以上.
これ以降は,各大学の個別学力試験対策に集中します.受験生各位の健闘をお祈りしております.

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