心の事故

国公立大学2次試験前日に主宰は一体何をやっているんだ,と思われるかもしれませんが,
先ず大学受験生各位におかれましては,前日も原則として「納得のいくまで≒後悔の無いように」勉強される事を推奨申します.尤も,試験本番で「眠気」は集中力を削ぐので,前日は充分な睡眠も摂り,当日はあまり特異でない食事(重要)!と受験票に始まる受験必須道具一式と,後悔の無いだけの学習教材を持参して(従って荷物が重くなる…),粛々と答案用紙へ実力を書き出して頂ければ幸いです.

 

さて,筆者の身に何が起こったかと申しますと,「趣味のゴールが欠落した」という事が判明した次第です.筆者は周知の通り,苫米地式コーチング認定コーチとして苫米地英人博士の直弟子なので,「ゴールは抽象度を高く,現状の外に設定する」とか「バランスホイール」といった基本的概念については,これまでそれこそ「体得」レベルで修得し,実際に自他共に対して活用も多くしてきました.

ところが,ここ先日の事,ふと「バランスホイール」をなぞり直してみた際に,ある意味で「肝」となる,「趣味のゴール」が消失していた,という事に気付きました.
そりゃある意味でここ直近丸々一年,社会情勢(主にSARS-Cov-2)の為に「趣味的活動」がかなり制限された状態で過ごしてきた事は,他の世界中の各位と大差無いはずなのですが,こと「趣味のゴールが消失した」(なおかつその事に今更気付いた)という事は,筆者にとってはこの上もない大ダメージです.何しろ,マスターコーチ直伝の演習を行っていた数年前には,「全てが趣味のゴールに連なる」と断言するほどの状態だったのですから(無論,それゆえ今般の「ダメージ」も大きくなっているのでしょうけれども).

 

や,大学受験指導を典型とする「教育」も,趣味がたまたま社会的意義を有しているから「職業」になっているだけですが(※この点未修の方は苫米地英人博士各著を参照),それにしても,少なくとも明後日くらいまでは教育に関して特段言うべき事も見当たらず,正直に言って今現在「呆けて」いる有様です.
そんなもの,考えるまでもなく「ロールモデル」(※当サイト設立の理念参照)になど到底出来た代物ではない訳ですが,さて,どうしましょうか.寝溜めは効かないけど寝てでも居りましょうか.

 

あらためまして,国公立大学受験生の皆様におかれましては,これまで学修してきた分の「全て」を、答案用紙(ないし人によっては面接・実技)に吐き出しきって頂きたく,どうぞ宜しくお願い申します.

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