全てが間違っていてほしいと思う事が時々ある

別にこの世界が厭になったとかそういう話ではなくてですね:

 

例えば,目の前の何がしかを見てから理詰めで「ここ本来はこうなってるんじゃないか」などと思って理論を作って実装試験してみたらあっさり完璧に決まってしまって,「本当にこんなのでいいのか」とむしろ不安になる,みたいな状況に,何度か遭遇する訳です.

話の通じそうな人(それですら日本語圏で3人も知ってたら恵まれ過ぎくらいだったりしますが)に「検算」を求めてみても,一向に穴など見つからない.そうするともうこれは「やってしまった」という話にしか成りようも無く.

粗雑な計算にミスを見つけて修正パッチ煽ってくれとか言うレベルではなく(いやそういう検算ももし何かありゃ勿論有難いですが),ましてや標準模型がちょっと観測結果でズレたからリー代数をアフィン化して計算量ドーンみたいな話ですらなく(これはこれでエライ事ですから人生突っ込むに不足は無い話ですが),「なんかしらんけどそもそも根本的に見て取る切り口が歪に過ぎるので,そんなので理詰めとか言っても何も出てくる筈が無いだろ」くらいまでフルボッコなトイ面が居てくれないと「いやどっかおかしいのでは」と先ず自分が疑い始めてしまう,という.

 

筆者が「性別条項」と戦い始めたのは中学入学より前の事ですから,当然の如く前世紀です:それこそ未だ国連人権委員会(当時)の議案すらまず無かった頃…どころか,女子差別撤廃条約の直後の男女雇用機会均等法の直後の家庭科全員必修化決定直後の進学予定者が「公立学校で性別条項は憲法違反だろバーカ」と一言ボヤいたら地元中学が更地になってしまった,という時代でした.往時を知る同門の一人は,ずっと後の直近十年以内に入ってからようやく筆者が「実装」で先ず日本国某当局を指先一振りで撃墜した際に「世界の人権の為には必要やむを得ない条項だが,それは君の仕事ではなかった」と言ってそのまま音信不通になりましたし,別の同門は「反駁は何ら無いが,文明の知が人権に敗北宣言を出した意ではないか」と参考意見を付して寄越しました.今でもその中学校では生徒が登下校中も制服を着ていたりするのですが,どういう訳か外観が2種類なんですよね.たまに体操着の人が居て「もしかしたらコイツが私の次世代なのかなぁ」とか勝手に思ったりもしつつ.

 

また母校高等部も大概でした.高校3年最後の生徒総会で,筆者は「駐輪違反を生徒会が強制執行出来るようにすべきか云々以前に,そもそも現行の駐輪場は物理的に足りているのか」と一言,議案賛否いずれでもない参考意見を述べたのですが,すると翌朝一番には既に「区画整理」が始まっていて,教諭陣生活指導部が駆り出されて大わらわになっていました;級友が「お前のせいで大変な事になっちゃったじゃないか」と呼びに来たから物見遊山で行ったらそんなザマです.

それから●十年,ちょっと前に偶々その母校の様子を垣間見る機会がありまして,すると往時より駐輪場が倍以上増築されている.全校生徒数はずっと減っているというのにです.グラウンド真っ正面に自転車なんか置いといたら,体育の授業中ですら投球と打球のどっちかは直撃する角度でしょうに…旧制中学校の広大な敷地なら使うに事欠かないのかもしれませんけれど.しかしあの駐輪場数は一体誰が使うんだろう,雨天でも自転車通学出来てたのはむしろ財力云々以前のPhysicalパワープレイヤーに相当限られていた記憶でしたが??? なお斯く申す筆者は,台風の日に定期券持参を忘れて走って通学した事がありました;だってチャリ盗まれたんだもん,従前ある日の夕方に有●堂前の公式置き場で太さcm単位のセミプロ用ロックを破壊してまで持ち去ったクズは生涯許さん.

 

なんか今でも不安になるんですよ:千年後の平和利用を念頭に置いて超超安全設計したはずの仕様が,ほんの十年もしない内に「千年後の世界にまで安全解体コストの甚大な禍根を残した」などと評される事になったりとか本当にしないのかな,などと.

とは言え他方では,その「万一マズさ」が発覚するタイミングは,筆者の健在中であっても逆にダメな訳です.なぜなら,もしそうなってしまうと今度は「元気な理論実装ゾンビ」の爾後生涯の処遇が問題になるからです:無論人道的な理由で.当初の段階で誰も不備に気付けなかった以上,邪悪スタートとして断罪処刑する訳にもいかない.

そうなると,筆者が「本当に計算合ってたのかなぁ」などとボヤきながら現世を去った直後くらいにようやく,直下の後輩諸氏が「アレは邪悪だ!!今からブリザムの墓を掘り起こして公開処刑しろ!!!」と爆撃を始める,というくらいしか流れが思い浮かびません.宗教禁止だから当然墓も禁止で,筆者の死体(無論もしマテリアルがうっかり残ったまま死んだ場合に限りますが)は可燃ゴミとして全部分解済ですけど.

同期空前の天才がバイクで世界制覇した事はおそらく千年後も評価覆らないでしょうが,一方で往時唯一の「公式ライバル」は「この世で何よりも恐ろしいのはお前(ブリザム)の記憶だ」と言い残したまま,十年前に急病で早逝しました.前日までソシャゲのログインボーナス満点だったのですけどねぇ.

さても「世界脅威ランキング首位」と言えば,1990年代のUSA当局公式リストにおけるオサマ・ビンラディンと同じポジションです.そのうち「悪い方のブリザム」と言ったら筆者の意にでもなるのでしょうか.中の人は単に,国民旧党時代の亀井(悪)先生を羨ましがっていた程度の厨です.

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