日本語の言葉の選び方に気を遣って欲しい場面

過日,妹が結婚しまして彼の配偶者と母と同席しまして,その際に今更ながら,配偶者氏(姻族)に「私の位置付け」を確認する訳です.先に目の前の妹に「どういう『設定』になってるの?」とオタク用語風味で確認をとってみたのですが,明示の意向が無いようだったので,あらためて配偶者氏の方に「何扱いになってますか」と訊いてみた次第です.

すると,「お姉さん…もしくはお兄さん? 一応お姉さん寄りかな」という答えを頂きまして.
主観的にもわりとマシな部類の反応で気に入ったので,テンプレート通りに「お好みでどうぞ」と返しておいたのですが,それにしても,差し当り「2択かつ一旦判断後は固定」としたい意向認識はあるらしい,と見えます.私としては「どのみちその概念(世界観認識)自体が間違っている」としか言い様が無いのですが,そういう概念を「知らない」相手に理解を求めようとすると,一般知的水準の要求期待値が「東大生の平均を超える」程度になってしまう,という実情が経験の限りで見えているので,面倒な上に報われるかどうかさえも確実でないコストは削減する方向です,現時点では.

そこで代案の一として,予め狙って仕込んでおいた通りに,「英語にはsiblingっていう便利な概念があるんだけどね,日本語圏にも有れば,私ももっと冠婚葬祭に出席とかしやすくなると思う訳ですが」と,知見をひけらかしつつ釘を刺しておくところまでもテンプレです.

が,ここで意外な反応がありまして:

「え,そんな理由だったの」と母が一言.

え,って,こっちの台詞ですがな…貴方はさんざん知ってるはずですよね!? 中学高校で公立学校なのに制服指定があったので仕方無く「2種類両方買ってよ」と言った時,「金掛かるからヤダ」と断られたので結局制服着なかった,という一連の流れは,目の前どころか当事者だったじゃないですか…そんなの流石に忘れないと思うのですが.

 

と,此の通り一応半分ネタっぽい述べようが出来る程度の状況だったので,今回敢えて記事に書き起こして晒しておく訳ですけれども,もっと本質的に鋭い話として念の為触れておくと,今回の個人経験エピソードも「親族の無理解の典型」例には違いないと思います由.
別に親族だから特別云々という話でもないのですが(実際問題としては「近く」に理解者が居るかどうか,がおそらく最重要),ここまで近いところから「(結果的に)刺さる」認識を表示されると,やはり削れる向きは否み難いものがあります.

尤も,単に「知らないとそういうもの」という面も一般論としては大いにあるかと思うので,せめて「直接会った人」程度に対しては,随時普及啓発を図っていく意向は一応持っています.
ただ前述の通り,やはり「コストフルな上に,それにしてもなお期待値が低い」難題には違いないので,結果的には「ぶつかった時に発動」するくらいしか実効タイミングが見当らない状況でもありますけれども.

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