NIKKEI STYLEが興味深い記事を出してくれました

東大合格ランキング、40年を振り返り 躍進した学校は
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO60621240S0A620C2000000

>東大合格者数ランキングは複数年の平均で見るべき

>過去5年間の平均合格者数をランキングにした。東大合格者数には「隔年現象」と呼ばれるような極端な増減が起こりやすいからだ。
>「隔年現象」とは、現役生が多数合格した翌年は浪人生の絶対数が減るので合格実績も下がり、その逆もあるという現象だ。

これですよこれ.こういうデータが統計オタクの心をくすぐr…ぃぇ,大局的に事象を見る際に大切なのです.

「“新御三家“の興亡」や「栄光学園の浮き沈み」「女子御三家は」といった細かな(ものによっては過去の歴史の一片となりつつある?)点には触れられていませんが,日比谷の凋落と灘の突出,教育大駒場(現・筑駒)と開成との競い合い,麻布の隠れた快挙…といった,今回紹介記事にあるような規模のロングスパンで見た時に肝要となる点については,凡そ一通り触れられているのは流石です.
個人的には,“渋幕の軌跡”には言いたい事も無い訳ではないのですが(特に最初の2年度くらい…),以前速報記事の時にも書いた通り,現在では「本物」になり切っている状況と見られますから,殊更な付言は不要かと存じます.

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