#セクシュアルマイノリティ は暫定「女子部」に入れとく方が一応マルい,但し #発達障害 とは非常に相性が悪い【前編】

「#14歳の栞」観賞が尾を引きずっているブリザムです.SNSでプライベート連絡を交友関係各方面に送ったら,女子からしか反応が無ぇでやんの.

 

さて表題の件ですが,一応私は「両方」を通ってきている立場としての経験から述べたものです.意味は字面そのまんまで,「女子部」の方が包容力は高い,と一般論としては言えます.
だいぶ昔の話になりますが,「金八先生」で上戸彩さん演じるFtM(物理女子,脳ミソ男子)の生徒が相応の「受容」を勝ち取っていた構図を思い出して頂ければ,何となくお分かり頂ける向きもあるかもしれません.

但し,コミュニケーションに失敗してその「女子社会」から弾き出されると,「帰る場所」が無くなって最悪の場合地獄を見る事になります.というか筆者は見てきました,体感で.

 

筆者の「社会的所属」歴を時系列で概観すると,以下のようになるかと思います:

●幼稚園(2年保育)
 年中:女子
 年長:女子

●小学校
 1年生:女子
 2年生:女子→追放
 3年生:男子
 4年生:男子
 5年生:人外
 6年生:人外

●中学校
 1年生:男子
 2年生:男子
 3年生:男子

●高校
 1年生:男子
 2年生:男子→墜落
 3年生:東大組牽引/不登校

以下,参考情報記事として,順を追って説明していきます.

 

幼稚園はそもそもトイレとか着替えとか区別も何も無いので,別段大した問題は起こりませんでした.入園初日に教室内で男子同士が殴り合いやってるのを見て相当ビビりましたが,基本的には本読み(それも「図鑑」とか「交通の教則」とかのレベル)のオタクだったので,男子部から喧嘩を売られる事もなく,女子部のコミュニティ問題を起こす事もなく,おおむね平穏に生活していたように思います.当初は次代当主として育てられていたので(婿取りアリ養子アリの家柄でした),むしろ家庭の教育の方が厳しかったかもしれません(?);とは言っても,母親が「中の人男」で,下に妹弟が生まれる度に母方の祖父母宅へ預けられていたりしたので,こちらも然程大きな「負傷」などする事なく育ちました.

結果としては,何しろ「男子並みの荒さがない」ので,年長組になるとおままごとにも誘われるようになります.役柄は「アイスくれる近所のおじちゃん」でした.覚えてるかえーちゃんなっちゃん.

 

そして,そのまま持ち上がって(おおよそ卒業生は4小学校に分散),小学校も「女子部」スタートとなります。理由も上述と同じです.

しかし,このあたりから「問題」が顕在化し始めました.元々,冷静に考えると幼稚園年長時から「やる事が無くなって」変な試行錯誤(紙とか砂とか食べてみたり)に至っていたのですが,小学校1年次はそれが最速化します.「廊下に立ってなさい」の受刑回数はクラス断トツトップで,しかも教室の外に出ても喜んで奇声とか上げているので(授業が簡単なので追い出されても問題は感じなかった),担任から何度も平手を浴びました.

更に,担任ごと持ち上がりの2年次には女子部内でも「嫌がられる」状況が発生します.今にして思えばアスペルガー障害の典型なのですが,何しろコミュニケーションの距離感がおかしかった模様で,「占いごっこ」の一環として「縁切り儀式」を数人の女子から迫られます.えぇ,ハートのカードをハサミで切りましたよ,何枚も.
学年修了までには,「女子部から追い出されたけど男子部にも所属していない,学業成績は良いけどコミュニティの無い人」が見事に出来上がっておりました.

 

斯くして,居場所の無くなった3年次には,「男子部寄せ」で社会的処理が成される事になります.なお,行政登録とかどうなっていたのかは今でもよく分かりません.トイレは6年間「両方使用」でしたし(※但し学年で筆者唯一).小学生の間は,たしか男子部と女子部でケンカした際には「トイレに逃げ込む」という聖域戦術があったのですが,私にだけは効きませんでした;なんか知らんけど当時の小学校当局からもお咎め無しでした.

その後の小学3~4年次は,概ね「中学受験組並みの学業成績」と「ゲーマー」というポジションで「居場所」を作っていたはずです.筆者にRPGを薦めてきたゲーマー仲間の男子が,後(10年近く後)に「お前は絶対に強くなると思ってやった」と述懐していました.実際,後の中学時代にRPGで全国ランキングに2種乗ってるので,まぁそれなりといったところでしょうか.

 

しかしながら,小学生男子の社会ヒエラルキーというものは,おおよそ「50メートル走のタイムとドッヂボールの強さ」で決まっているものでして,そのゲーマー仲間とクラスが分かれてしまった5年次には,「男子部」における社会的位置付けが無くなってしまいました.
さりとて,女子部に「復帰」を申し入れても拒まれてしまい(何しろ,2年次以来の「気持ち悪いキャラ」の記憶は皆の中にバッチリ残っていましたので),いよいよ学校社会全般において筆者の居場所は無くなります.

そして,ほどなく「いじめ」が始まるに至ります.いじめと言ってもその内訳は大半が暴行で(今にして思えば性犯罪レベルを含む),端的に言えば「廊下でブリザムとすれ違ったらとりあえず蹴る」などといった有様でした.担任の居ない休み時間に,教室の角で男子に囲まれて下着まで剥かれて女子は誰も助けに来ない,という仕様でしたが,なぜかここで性的な意味でのダメージはさほど負っていなかった模様です;そんな事より,太腿に着火後のライターを押し当てられたり,腕を爪で掴まれて今なお残るレベルの傷を負ったりという,純粋に「痛み」の方が苦痛でした.
この段階までに,筆者は「親も教員も頼るに値しない」という実情を,身をもって悟る事になります.同クラス内別件の男女間「DV共依存」問題には児童込み会合を何度も開いてくれていたというのに.
なお,この時点では中学受験組が学力上位を席巻しており,筆者の成績は学年103人中ギリギリ十傑に入るかどうか,という程度でした(次記事に続く).

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